これさえ読めばOK!資産運用を成功させるためのおすすめ本10選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式投資を始めるにあたってまず障壁となるのが「一体何から勉強を始めればいいのか」ということです。

本屋に行けば大量の書籍が陳列されどれを選べばよいのか分かりませんし、ネットを調べても情報量が非常に多く体系的に知識を身に着けることが難しく感じられます。

そこで今回は投資・資産運用をするにあたり役に立つであろう10冊の本を紹介していきます。

詳しく説明していく前に、まずそれらの本を
【入門・読み物】
【ファンダメンタルズ】
【テクニカル】
【メンタル】

の4つのテーマに分類して考えていきます。(各書籍タイトルの横に分類を記載)

【入門・読み物】は投資をしたことがない方でも非常に読みやすいものを多く選びました。

【ファンダメンタルズ】は投資を企業業績や財務から読み解くための知識をつけるもの。

【テクニカル】は株の値動きを示すチャートの値動きパターンを学ぶことのできるものをピックアップ。

そして【メンタル】は投資をするにあたり重要な心理面での考え方にフォーカスした本となっています。

株式投資は多くの人にとって難しく感じられる存在であり、いきなりVWAPだのボリンジャーバンドだのと言われても勉強が面倒になり断念してしまう方も少なくないでしょう。

基本的には【入門・読み物】から楽しく学んでいったうえで視野を広げ、【ファンダメンタルズ】や【テクニカル】等に手を出していくといいでしょう。

投資本といったらパンローリングの出版している本、というイメージがあるかもしれませんが、パンローリングの本は厚くまた内容も専門的で中~上級者向けです。

まずはここに書かれているものや、書店で気になったものを数冊適当にぱらぱらと流し読みすることから始めてみてください。

資産運用おすすめ投資先ランキングバナー画像

1、【入門・読み物】投資バカの思考法(藤野英人著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4797380985/

まずは、株式投資をやったことがある方でもやったことがない方でもとっつきやすく学びが多い本を紹介していきます。

今投資信託(ファンド)で好成績を出し続け、非常に多くの支持を集めている「ひふみ投信」の社長、藤野英人さんが書いた3冊です。

藤野英人さん、ならびにひふみ投信が多くのファンドと異なる最大の特徴は「企業に対する考え方」です。

それがそのまま投資パフォーマンスに表れていると言ってもよく、またその姿勢に共感し資金運用を任せる個人投資家の方は非常に多いですね。

『投資バカの思考法』は、ひふみ投信の企業に対する考え方や投資に対する基本的な考え方が書いてある一冊です。

具体的な投資方法についてというよりは、まず投資を始めるにあたりどういったマインドを持てばいいか、を教えてくれる本でしょう。

藤野英人さんの本は非常に読みやすいですが、その中でも更に入門編、最初の一冊にぴったりなのが本書です。

2、【入門・読み物】投資レジェンドが教える ヤバい会社 (日経ビジネス人文庫)  (藤野英人著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4532198224/

続いては同じく藤野英人さん著の『投資レジェンドが教える ヤバい会社』です。

先にひふみ投信は投資対象となり得る企業に対し独特な考え方を持っている、と書きましたが、それが具体的にどういった思考なのか?ということが分かる一冊です。

例えばいい会社が持っていることが多い特徴として「ホームページに役員の顔写真が掲載されている」、

投資に向かない企業の例としては「オフィス内で靴をスリッパに履き替える」といったようなことが挙げられています。

この本に書かれている目線を持ちながら会社の特集が組まれている経済週刊誌等をチェックしてみると新たな投資対象先が見つかるかもしれません。

またタイトルに「ヤバい会社」とあるように、そういった会社をあらかじめチェックしておくことでポートフォリオの優位性が高まるでしょう。

3、【入門・読み物】日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法(藤野英人著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/447801714X/

藤野英人さんが書いた本として最後に紹介するのは、『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。』です。

これもひふみ投信の投資哲学がそのままタイトルになっているわけですが、「インデックス投資ではなく個別銘柄に投資しろ」ということですね。

インデックス投資とは日経平均やTOPIXなどの指数と連動している商品を買うこと、つまり損益はそういった指数(=ベンチマーク)の上げ下げに連動するもののことです。

不景気などではベンチマークとなる指数が下がることが多い一方、不況にも強い個別銘柄を選んでおけば悪い地合いの中でも好パフォーマンスを出せる、というメッセージが書かれています。

具体的にどういった企業の株を買えばよいか、ということについては実際の会社名を例に出しながら注目すべき視点について語ってくれています。

「身近なところにいい会社はある」「自分の好きな分野の会社を買う」といったような考えは米著名投資家ピーター・リンチも述べており、非常に有効な視点でしょう。

この本を読んでそういったところに興味が沸いたなら、『ピーター・リンチの株で勝つ』を次の一冊に選んでみてください。

4、【入門・読み物】【メンタル】経済は感情で動く : はじめての行動経済学(マッテオ・モッテルリーニ著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4314010479/

さて、うってかわってこの『経済は感情で動く』は、「行動経済学」という学問の分野を分かりやすく説いてくれるものになります。

経済学、行動経済学…などと聞くと難しいイメージを持つ方も多いかもしれませんが、その本質は簡単なものです。

経済学が「人々、市場は合理的な考えのもと行動する」「それによって商品の価格や需給が決定する」ということを考え方の主体とする一方、

行動経済学は「人々は実際には主観的な心理が入ってしまい、合理的には行動しないことが多い」といったような考えをベースにしている学問です。

この『経済は感情で動く』は株式投資に直接関係している本ではありませんが、発生し得るメンタルの変動や不調がなぜ起こっているのかということを教えてくれる一冊になります。

例えば行動経済学で言われている「バンドワゴン効果」、これは多くの人が選んでいる選択肢を、他の人があまり考えずについ選んでしまうという効果のことですが、

株式市場におけるバブル相場はこのバンドワゴン効果が働いているからだと言うことが出来るでしょう。

株式投資において非常に重要なメンタル面を鍛えることのできる本であり、また楽しく読むことが出来るのでオススメの一冊です。

5、【入門・読み物】なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方(藤沢数希著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4478600538/

『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』は、今回紹介している他の本とは一風変わっています。

まずファイナンスについての筆者の考え方について述べたあとに、われわれ一般人が投資・株式に対してどういった戦略を立てていけばよいか、ということをまとめています。

投資についての基礎的概念について書かれており初心者の方にもおすすめできますし、またマーケットの裏側、実際に市場に参加しているのはどういう人たちなのか、といった一歩踏みこんだ内容も知れます。

ただ個人的印象ですが著者・藤沢数希氏の書いている本は他の書籍と重複している点が多いように感じます。

他の本でもこの『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』の内容はカバーできるのですが、

藤沢氏の本の良いところは書き方が軽快で非常に読みやすいという点で、そういった点から小説のように読み進められ、投資の入り口の一冊となるでしょう。

「投資を始めてみたいけど、どの本から読めばいいかわからない」 という方に適している本だと思います。

6、【入門・読み物】【小説】世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫) (マイケル・ルイス著)

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4167651866/

日本でも公開された映画『マネー・ショート』(原題:The Big Short)の原作本です。

2007年のサブプライムローン問題に端を発し、世界を混乱におとしめた「リーマン・ショック」の裏側、そしてその株価大暴落の中「ショート(=空売り)」で富を手にした人物たちの物語となっています。

リーマン・ショックと聞くとよく分からないイメージを持つ方も多いかと思いますが、当小説および映画マネー・ショートはその背景が非常に分かりやすく、またコミカルに描かれています。

「CDS」「モーゲージ債」など金融専門用語が出てきてややとっつきにくさはあるものの、2000年代の世界最大恐慌を楽しんで知ることのできる一冊だと思います。

ただ、株式投資についての基礎知識がないと途中でちんぷんかんぷんになってしまう可能性があり(映画版のレビューもそういった批評が多め)、

投資を始めて1年以上の方にオススメしたい一冊です。

7、【入門・読み物】【ファンダメンタルズ】【テクニカル】いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4471210750/

『いちばんカンタン!株の超入門書』は、株式投資を始めるにあたって教科書とも呼べる一冊になるでしょう。

そこまで踏み込んだ内容は書かれていない一方で、ファンダメンタルズ・テクニカルという重要な要素をしっかりと押さえており、ほぼ全ページに図が書かれており株式投資のイメージを掴むことが掴めるようになるのではないでしょうか。

手にとって頂ければ分かるのですが160ページと株式投資に関する本にしては非常に薄く読みやすさがある一方で、エッセンスはしっかりと記載されており、まさに最初の一冊にふさわしいと個人的には考えています。

これを片手にしながらファンダメンタルズ・テクニカルの知識をつける勉強を続けていくとよいでしょう。

8、【ファンダメンタルズ】株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/447802040X/

株式投資をファンダメンタル、すなわち企業業績面からひも解いていく方法を教えてくれるのが『株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書』です。

企業業績に関する財務や数字の理解に抵抗のある方でも読みやすい一冊で、投資家必携の『会社四季報』や、多くのトレーダーがチェックしている決算書の読み方を教えてくれる一冊となっています。

具体的に株をいつ買いいつ売ればいいのか、というタイミングについても解説しており、トレードパターンを増やす一助にもなるでしょう。

タイトルに「教科書」とある通り、投資をしていくにあたって長きに活躍してくれる一冊であることは間違いなく、ファンダメンタルズ投資を学びたいかたは必読であると考えています。

9、【テクニカル】先物市場のテクニカル分析

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4322218911/

さきに書いた『ファンダメンタル投資の教科書』に対し、この『先物市場のテクニカル分析』はテクニカル投資における教科書的存在だと言えるでしょう。

ページ数は552ページ、本は非常に厚く読み進めるのに時間がかかりますが、まずはさらっと流し読みするだけでもテクニカル分析の知識の概要を把握することが出来ます。

株価チャートがどのように動くのか、どういった動きをすることが多いのか、といったパターンを頭に入れておけば後々必ず役立つこと間違いなしです。

タイトルに「先物市場」とありますが、株式取引にも応用可能な考え方が多く書かれており、体系的にテクニカル分析および取引に対する考え方を学ぶことが可能になっています。

10、【メンタル】ゾーンー相場心理学入門

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4939103579/

株式投資において最も重要な要素であると言えるのが「メンタル」です。

買った株が含み損になってしまったらどうするか、勝ち続け利益を積み重ねていくためにはどういった姿勢をとればいいか、等

投資を行っていくうえでは多くの壁に当たることになりますが、そんな中でも解決の一筋を見つけられる助けとなってくれるのがこの『ゾーン』です。

「大半の投資家がトレードを始めてから1年以内に、資金の全額か、あるいは大部分を失ってしまう」とこの本には書かれていますが、

これは決して間違いではなく、リスク管理、メンタル管理などが出来ていないと個人投資家の多くは大きく資産を失ってしまうことが非常に多いのです。

ゾーンに書いてある投資に対する姿勢・メンタルの持ち方は日常生活にも活かせる考え方のものが多く、身に付けられれば強力な武器となるでしょう。

まとめ

ここまで投資を始めるにあたっておすすめできる10冊の本を紹介してきました。

せっかく本をおすすめしておいて何なのですが、読む本は正直何でもよいです。

それより大切なのは、投資に対して真摯に向かいあい、学習を継続していくことです。

本からでは学べないことが実際の株式投資には多くあるでしょうし、また学んでいて楽しい・もっと知りたいという思いを持つことがレベルアップに必要なことではないでしょうか。

書籍を読んでいて分からないところがあったら読み飛ばしてもよいでしょう。繰り返しになりますが、大事なのは学習を継続し、着実に力をつけていくことです。

投資は100人いれば100人のやり方があります。多くのプロがしのぎを削るマーケットの世界で勝ち残るためには相応の努力を続け、自分のやり方を磨き続けることが重要になってくるでしょう。

今回紹介した本をもとに、皆さんに「株式投資は楽しいもの」と考えをもって頂ければ幸いです。

関連記事
長く投資をやっている方にとっては当たり前

株式投資、FXの経験が4年~の個人投資家です。
「金融・ファイナンス・経済・時事ニュース・投資」の記事を中心に執筆しております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加