ESG投資とは?年金マネー3兆円がESG重視の銘柄組入れへ!話題の銘柄10選

みなさんはESG投資を知っていますか?

地球規模での環境問題、労働や人権問題、企業統治についてどのように取り組んでいるのでしょうか?

ESGを重視した経営を行っている企業に注目が集まっています。

どんな企業が人気を集めているのでしょうか?ESG投資のメリットは?

これから株価上昇が期待できる銘柄もあわせて見ていきましょう。

1、社会貢献できるESG投資とは?

ESGとはそれぞれEnvironment(環境), Social(社会), Governance(企業統治)の頭文字で、それら3要素の観点を指数化し、企業の価値を分析して投資する手法です。

ESGは企業が社会的に貢献するためには必要不可欠な要素であり、ESGの強化は必然的に評価(=株価)の上昇に繋がります。

そのため、近年投資家たちも企業のESGに注目しているのです。

格付けはAAAからCCCまでの7段階となり、ESGそれぞれの要素を10段階評価で数値化し総合的に格付けされます。

定量的に企業の価値を測りやすいのも、ESG投資の魅力だと言えます。

2、SDGsとは?そしてESGとの関係

ESG投資流行の背景にはSDGsの存在があります。

SDGsとはSustainable Development Goals(国連の持続可能な開発目標)という意味で、国連に加盟する193カ国によって採択されました。

2030年までに気候変動対策や貧困撲滅・格差の是正などグローバルな17の目標が達成されることを目指しています。

SDGsのポイントとして、課題解決の主体を民間企業としていることが挙げられます。

まさにSDGsに貢献する企業はEGSを重視している企業のため、世界をあげての大投資が期待できるのです。

3、ESG投資のメリットは?

ESG投資のメリットを具体的に解説します。

(1)GPIFがESG投資に取り組んでいる

GPIF(年金積立金管理運用行政法人)がESG銘柄に注目しています。

GPIFとはざっくり言うと、国民の年金を管理・運用する団体です。

特徴としては、安定した長期運用を第一にしていることと、莫大な運用マネーであることです。

タイトルにもある通り、年金マネー3兆円がESG銘柄に投資しているのです。

GPIFのような大口投資の発生が事前に分かるのであれば、先にその銘柄を買っておけば大きな値上がりが期待できます。

ESG投資は年金マネーによる高騰を狙うことができるのです。

(2)長期投資に向いている

ESGの観点はいずれも短期的なビジネスによる成長などではありません。

企業が社会に向けて及ぼす影響を長期的に分析します。

そうなると必然的に、投資する側も長期投資戦略をとる必要があります。

サラリーマンのように日中に仕事があり、市場を観察できない方は短期投資よりも長期投資のほうが向いています。

普段仕事で忙しくどんな銘柄を買えばよいか判断しにくい場合は、ESG銘柄がおすすめです。

4、年金マネー3兆円の投資先は?優良銘柄10選

 

具体的にESG投資により注目される銘柄の紹介をしていきます。

なお、現在値は2018年6月8日大引け時点のものです。

(1)日本電産<6594>

日本電産は電気機器製造会社で、モーター開発に強みがあります。

株価も堅調な右肩上がりで、特に近年はESG銘柄の流行もあって高値で推移しています。

(2)KDDI < 9433>

KDDIは携帯キャリア事業(au)で有名です。

2015年に株式分割を行ってからはレンジ相場となっています。

(3)NTTドコモ <9437>

NTTドコモもKDDIと同様、携帯キャリア事業のdocomoで有名です。

2013年頃を底値として、右肩上がりのチャートとなっています。

(4)大阪ガス <9532>

大阪ガスは近畿地方を中心に722万世帯を供給対象としている、一般ガス事業者です。

リーマンショックの影響で2008年〜2012年まで低値でしたが、アベノミクスにより株価が上昇し、近年は右肩上がりと言えます。

(5)オムロン  <6645>

オムロンは大手電気機器メーカーで、特にヘルスケア事業が強みです。

長期的な視点で見ると右肩上がりのチャートとなっており、年初につけた最高値の更新が期待できます。

(6)小松 <6301>

小松製作所は建設機械メーカーです。

「コマツ」で表記されることが多いです。

最近リーマンショック前につけた株価4,000円を更新しており、さらなる高騰が期待できる銘柄です。

(7)資生堂 <4911>

資生堂は化粧品の製造と販売で国内トップの企業です。

近年急激に株価を伸ばしており、EGS銘柄の中でも一際注目されています。

海外展開に力をいれており、さらなるグローバルでの活躍に期待ができそうです。

(8)イオン < 8267>

イオンは大手流通グループ「イオングループ」を統括する企業です。

リーマンショック時に底値をつけ、そこから堅調に上昇しています。

2006年に記録した3,000円代を突破できるかが高騰のカギです。

(9)味の素  <2802>

味の素は食品会社で、食卓でもお馴染みです。

2016年に最高値の3,000円付近をつけましたが、やや下落し軟調なチャートです。

株主優待で味の素の食品が受け取れるので、長期投資戦略にはうってつけです。

(10)大林組  <1802>

大林組は総合建設会社です。

2020年東京オリンピックに向けた建設ブームにより、近年株価が急騰しています。

建設事業は社会的意義が強いので、ESG銘柄の中でも注目されています。

5、オススメESG関連ファンドとESG連動型ETF

ESG関連のファンドやETFも注目されています。

いずれもリスクを抑えた運用が可能ですので、初心者の方は個別銘柄に投資するよりもオススメです。

(1)三井住友・日本株式ESGファンド

現在値:10,478円

2018年2月に設定された新しいファンドです。

国内の大型ESG銘柄を中心にポートフォリオ構成をしています。

今後ESG投資の流行にあわせて、高騰が期待できるファンドです。

(2)ダイワ上場投信-MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数

現在値:2,136円

各業種内でMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が選定したESG銘柄に投資しています。

ETFはファンドより流動性が高い(取引がしやすい)ので、今すぐESG投資に挑戦したい方にオススメです。

6、ESGについてもっと学びたい人のためにオススメの本

ESG投資について学びたい方は本を読むのもオススメです。

(1)社会が選ぶ企業

ただ目先の利益だけを追求する企業は糾弾され、これからはESGを重視する企業が生き残る。

ESG投資を実践していく上での観点の考え方などが網羅された良書です。

社会が選ぶ企業

(2)ESG投資 新しい資本主義のかたち

日本経済新聞社が出版した、ESG投資の入門書とも呼べる本です。

本記事で解説したGPIFとの関連も詳しく述べられています。

ESG投資を始めるならば必携の一冊です。

ESG投資 新しい資本主義のかたち

まとめ

近年注目されているESG投資について解説しました。

長期的な利益を狙う投資家ならば知っておくべき投資方法です。

興味のある方はESG投資にぜひ挑戦してみてください。