いまや日常生活で何をするにしてもスマートフォンのアプリを使います。
目的地に行きたければGoogleMapを使いますし、電車の時間を調べたければ乗換案内を使います。
資産運用も同じようにアプリが登場しました。
一昔前まではコンピュータで証券口座にログインし、画面操作で注文や資産管理をしていましたが、今では投資専用の便利なアプリが多く存在します。
本記事では、すぐに使える資産運用アプリを解説していきます。
1、進化するスマートフォンアプリ
スマートフォンアプリで資産運用をすることはもはや常識となっています。
まずはメリットとデメリットを整理しましょう。
(1)資産運用アプリのメリット
資産運用アプリの最大のメリットはその手軽さです。
スマートフォンを持ち歩いている限り、どこでも取引や資産管理ができます。小まめに取引状況や資産状況を確認することは資産運用には欠かせません。
特に、短期売買で利益を狙う方にとって、アプリは必須となります。
急な相場の変動を察知し、的確な注文を出すためには常に市場をチェックしておかなければなりません。
アプリならば起動も早く、注文も手軽に出せるのでうってつけです。
また、多くの資産運用アプリにはマーケットニュースの表示機能も付属しているので、投資環境を知るためにも役立ちます。
投資家ならば積極的に利用していきたいです。
(2)資産運用アプリのデメリット
アプリで自分の資産を管理することになるのでスマートフォンを紛失した際のリスクが大きくなります。
悪意のある第三者に利用されてしまった場合、資金を盗まれてしまう可能性もあります。
暗証番号や指紋認証を設定することで防ぐことはできますが、何らかの方法で突破されてしまう可能性もゼロではありません。
2、投資先別アプリ
投資先別に代表的な資産運用アプリを紹介していきます。自分のスタイルに合ったアプリを使ってみると良いでしょう。
(1)株式投資関連ツール
①One Tap Buy
https://www.onetapbuy.co.jp/begin.html
その名の通りワンタップで株を購入できるアプリです。
購入できる銘柄も厳選されており、初心者でも投資で迷うことがありません。
日本とアメリカの優良銘柄を30社ずつ選ぶことができ、試しに有名な企業の株を買ってみたいという方におすすめです。
②Wealth Navi
ロボアドバイザーを使って自分に最適な資産運用をすることができます。Wealth Naviのロボアドバイザーには一部の機関投資家や富裕層が使うような金融アルゴリズムが搭載されており、初心者でも高水準の資産運用を実現できます。
手数料も預かり資産の1%のみと低水準ですので最初の資産運用におすすめです。
(2)不動産投資関連ツール
①楽待ち
https://www.rakumachi.jp/about/
アプリで簡単に不動産投資を可能にした会社の先駆けになります。
抜群の情報料と顧客登録数で成約率も順調に伸びています。
不動産というなかなか素人では手の出しにくかった分野に、売り手買い手をマッチングさせることができる情報力には定評があります。
無料登録で、まずはどんな物件があるのか、調べてみることからはじめてはどうでしょうか。
②TATERU Apartment
アパート経営に挑戦したい方向けのアプリです。
実際に投資家がアパートを建設し、賃貸収入による利益を狙います。
TATERU Apartmentは土地を探すところからアプリで最適化されています。また、建設するアパートもIoT(Internet of Things)のコンセプトによる便利で快適な空間を演出することができます。
③不動産投資の教科書
http://fudousan-kyokasho.co.jp/
不動産投資の教科書では、どなたにでもわかりやすく不動産投資について解説しています。
専門的な用語や不動産のプロの方を招いたセミナーなどこれから不動産投資をはじめたいとお考えの方からすでに物件をお持ちの方まで、参考になる情報満載のアプリです。
無料登録でメルマガ配信もあり、リアルな情報の収集が可能です。
(3)FX関連ツール
①DMM FX
最もオーソドックスなFX取引アプリです。
資産の管理から注文、チャートの設定などFXに必要なツールが全て用意されています。
FXの多くは短期トレードになるので、FXで資産運用を狙う場合はアプリの利用は必須です。
②サルでも分かるFX
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fxsaru.four.beginner&hl=ja
FXの学習用アプリになります。
難しいFXの概要から実際の取引方法までイラスト付きで解説してくれます。「FXを始めたいけど、よく分からない」という方はまずこのアプリで勉強すると良いでしょう。
(4)仮想通貨関連ツール
①ビットフライヤー
最も信頼される仮想通貨投資向けアプリです。
セキュリティの万全さをウリに業界トップの利用率を誇ります。
ビットコインやイーサリウム等の主要コインはもちろん、多くのアルトコインも取引可能です。
ウォレット機能もあるのでビックカメラ等で買い物もできます。
(5)資産管理ツール
①マネーフォワード
https://moneyforward.com/pfm_support/
銀行の口座だけではなく、株やFXの口座も管理することができます。
資産運用をする場合、複数の口座を持つことが多くなると思うので資産管理ツールを利用できると便利です。
特にマネーフォワードはレシートを撮影するだけで家計簿をつけてくれる機能もあります。
日常生活での支出を含めて、資産管理をしてくれるので非常に役立ちます。
3、試してみたいmyTrade 「個人投資家を強くする」
上記のアプリに加え、最近話題になっているのが「myTrade」と言うアプリです。
各証券会社でのトレード記録を管理し、投資家に見やすい形で記録してくれます。
資産状況のグラフ化はもちろん、取引の各種分析結果も見ることができます。本気で資産運用に取り組みたい方にとっては心強いアプリとなります。
プランも3つから選べるようになっていて、無料のFreeプランから使い勝手を良くしたBasicプラン、PROプランまであります。
決して、お金を預けてあなたの代わりに投資してくれるものではありません。
マイトレードは、個人投資家に大敵な感情的取引や自己判断のトレードを管理し、利益に結びつけていくことを目的にしたアプリです。
4、長期分散投資の人気のおつりで投資アプリ 「マメタス・トラノコ」
また、最近では「おつり」で資産運用をするアプリも流行しています。
その中でも人気なのが「マメタス」と「トラノコ」です。
基本的なサービスはどちらも同じなので、おつり資産運用アプリのメリット・デメリットについて解説していきます。
(1)おつりで資産運用アプリのメリット
日々のクレジットカード決済からおつりを計算し、金額を管理してくれます。おつりとして設定する金額は100円、500円、1,000円から選ぶことができます。
例えば、1,000円に設定した場合に300円の買い物をした場合、1,000 – 300 = 700円がおつりとなります。
貯まったおつりを毎月一回銀行口座から引き落とし、資産運用に回してくれるのでわざわざ投資を意識してお金を貯める必要がなくなります。
また、おつりの投資先はマメタス・トラノコいずれもETFです。
ETFとは投資信託の一種で分散投資を強みにした金融商品です。
分散投資なのでリスクが低く、堅実な資産運用を狙うことができます。
長期的な分散投資は資産運用の王道ですので積極的に狙っていきましょう。
投資初心者や、なかなかお金を貯められない人にうってつけのアプリと言えます。
(2)おつりで資産運用アプリのデメリット
毎月の投資額が決まっていないので、安定した資産運用を目指したい方にとってはデメリットとなります。
投資金額が月ごとに変わってしまうと運用成果にムラができてしまい、ライフプランを立てにくくなってしまいます。
毎月決まった金額を投資に回せるのであれば別の資産運用アプリを使うと良いでしょう。
(3)「マメタス」と「トラノコ」の比較
まとめ
資産運用に便利なアプリを紹介しました。
いまや入金から取引、資産管理まで全てアプリでまかなうことができます。
これからもさまざまなアプリが登場することでしょう。
まずは、無料登録していろいろ試してみることから始めてみるのも良いかもしれません。
自分の資産運用のスタイルにぴったりなアプリをぜひ使ってみてください。