投資信託をするなら読んでおくべきおすすめ本15選

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「投資信託を始めるにあたって勉強するための本を読みたい」

「投資信託をやっているけどより深く理解するために本を読みたい」

あなたは今そう思ってませんか?

今のマイナス金利時代に投資の勉強は必須です。

ただし、必ずしも高額なセミナーなどに行く必要はありません。

少しだけ時間とお金を先行投資して本を読んでみてください

数時間後には、知識と実践力が格段に身についているでしょう!

今回は、資産運用メディア「BIGTRADERS」が投資信託関連の良書を厳選してご紹介します。

これから投資信託を始める方も既に始めている方にもご参考頂けるよう、

  • 入門編
  • 中級者編
  • 上級編

と分けています。是非資産運用に役立てて頂ければと思います。

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Contents

1、【入門編】投資信託初心者におすすめの本5選

まずは初心者向けの本を5冊ご紹介していきます。

(1)1番やさしい、1番くわしい、初めての「投資信託」入門(竹川美奈子 著/ダイヤモンド社)

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投資信託を全く知らない人にも、とにかく「わかりやすく」がテーマの入門書です。預金と投資の違い、リスクとは何か、金融の専門用語などの基礎知識を、図や絵も豊富に使い、やさしく、くわしく説明してくれています。

例えば、基準価額、アクティブファンド、インデックスファンド、ノーロード、ベンチマーク、など……。これは金融機関では日常的に、当たり前のように使われている金融用語ですが、普通の人にとっては、どこの国の言葉かと思うくらい意味不明かもしれませんね。しかし、こういった専門用語の意味をある程度は理解しておかないと、金融機関の営業マンに頼ってしまい、自分にピッタリな商品とは違うものを購入してしまうかもしれません。

また、基本的な知識がないまま投資の実践本を読んで挫折しないためにも、一番最初に読んでおくとよい内容です

「目論見書(もくろみしょ)」の読み方を知らなかったという人は、まず手に取ってみることをおすすめします。

(2)図解 初めての投資信託(お金のきほん) (朝倉 智也/監修 学研パブリッシング)

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投資信託とは何かという解説から、購入の仕方、購入後のメンテナンス、解約までポイントを一通り説明されています。ひとつの見開きに一つのテーマを解説しているので、すっきりと読みやすいです

自分に必要なテーマや興味のある所から開いてみるのもいいでしょう。また、「図解」とあるように、全編カラーで、グラフや図や表が豊富なため目で見て直感的に理解ができます。文章ばかりだと難しい初心者にはおすすめ。

また、自分の年齢や目的に合った運用法やおすすめファンドといった、基礎用語の解説だけにとどまらない、実践にもつながる内容も書かれています。

強調したいところは黄色のマーカーが引いてあるため、全体を読んだ後は、マーカー部分だけ再度斜め読みしてみると、より理解しやすいでしょう

(3)投資家が「お金」よりも大切にしていること (藤野 英人/著、講談社)

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こちらは、投資の知識ではなく、お金への姿勢や考え方を説いた本。

高い運用実績を出し続けているカリスマ・ファンドマネジャーの藤野氏が、利益だけではない、投資によって世の中にお金を投じる意味を、わかりやすく語っています。

「お金の本質とは何か」と考えさせられる本です。「カネの話は汚い、金儲け=悪だと思っている人は、世の中について何も知らないことを、自らさらけ出しているのかもしれませんよ」という藤野氏。

投資を通した世の中の見方、社会の見方がわかってきます。「清貧」でもなく「汚豊」でもなく「清豊」に生きようという問いかけが印象的です。投資をただのマネーゲームにしたくないなら、読んでおきたい一冊です

(4)「投資で失敗したくない」と思ったら、まず読む本(深田晶恵/著 ダイヤモンド社)

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金融機関との付き合い方や、投資商品選びの考え方が書かれています。銀行や証券会社はその道のプロとして頼りになることもありますが、あくまで投資信託の販売会社であり、最終的には「販売する」のが仕事です。営業マンに全ておまかせで投資を始めると、おすすめ商品ばかり買わされて残念な結果につながることも多いものです。

こんな失敗をしないように、店舗に行ったり、営業マンと話をしたりするときの質問の仕方は心得ておきたいものです。この本には、「金融機関の窓口で使える言葉」「言ってはいけない言葉」などが具体的に書かれており、知っておくと役に立つ内容が盛りだくさんです

(5)インベスターZ(三田 紀房/著、講談社)

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投資の勉強も、漫画なら初心者から楽しく学べますね。こちらは中学生が主人公の、株式投資の学園漫画です。投資信託がテーマではありませんが、投資や運用全般の世界を知ることも大切かと思い、初心者向けの最後に入れました。

第一巻では、お金や投資の基本的な話から始まり、株式投資だけでなく保険など幅広いテーマが扱われています。ひきこまれるストーリー展開で一気に入っていけます。主人公と一緒に投資の世界を疑似体験してみましょう。内容は濃く、しっかり作りこまれており、投資の知識だけでなく、心構えや考え方も身につきます。中級者以上でも、読めば新しい気づきがあります

全21巻、読み進むうちに、主人公と一緒に成長していく自分を感じているかもしれませんよ。

2、【中級者編】投資信託中級者におすすめの本5選

次は既に投資信託への投資を始めている中級者向けの5冊をご紹介していきます。

(1)投資信託選びでもっと知りたいこと(朝倉智也 著/武田ランダムハウスジャパン)

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基本編には基本編の、中級編には中級編の資産運用のポイントがあると著者は言います。

この本で取り上げている資産クラスは、主に次の4つです。

  • REIT(不動産)投信
  • 新興国株式(エマージング)投信
  • コモディティ(商品指数連動型)投信
  • ヘッジファンド(マーケットニュートラル)

これらはいずれも、資産運用に慣れてきた中級者以上の投資家に人気がある商品です。しかしながら、ファンドごとに運用の成果に大きく差が出る玉石混合の投資対象でもあります。すぐれたファンドを選ぶポイントを、投資信託評価機関であるモーニングスターのトップがわかりやすく解説してくれます。また、モーニングスターのWebサイトの使い方もよくわかりますよ。

(2)投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方(竹川 美奈子 著/ダイヤモンド社)

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「だまされるな」というのは、金融機関で配布されるきれいなパンフレットや親切そうな営業トークにだまされてはいけませんということだそうです。買ってはいけない商品のパンフレット例も具体的に載っています

結論としては、販売手数料や信託報酬などのコストが安いもので、わかりやすいイデックスファンドなどを選び、積み立て投資(ドルコスト平均法)しましょうという感じです。その他、毎月分配型の弱点など、どんな基準で投資信託を見ていくとよいのかを、とても分かりやすく説明しています。

投資の入門書で金融用語などが一通り理解できたら、次の段階の実践的な本として読んでおくとスムーズに投資が始められるでしょう。

(3)確定拠出年金の教科書(山崎元 著/日本実業出版社)

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公的年金の上乗せとして老後資金を積立てるなら、個人型確定拠出年金(iDeCo)の税制メリットを活用するのがお得です。類似のノウハウ本も多く出ていますが、この本は「教科書」というタイトルがある通り、基礎知識から実践方法までロジカルにまとまっています

加入する運営管理機関の選び方、手続き方法、運用商品の選び方、受け取り方、転職などの際の手続、運用期間中の市況の変動への対応など、最もお得なものが選べるように指南してくれます。特に、年金の賢い受け取り方、死亡(または障害)時の制度、転職時の手続きについては、他の本ではケースバイケースでさらっと流してあるものが多い中、詳しく説明されています。

テレビなどでも分かりやすいコメントが好評の著者、山崎節で個人型確定拠出年金を学びたい方はオススメです。

(4)半値になっても儲かる「つみたて投資」(星野泰平 著/講談社)

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つみたて投資は、実際のところ、どのくらい成果が出るのか徹底的にシュミレーションして検証しています。その結果は、驚くことにスタート時から半分の基準価格に値下がりしたあと元に戻らなくても利益が出るのです(タイトル通り)。せっかくつみたて投資をしていたのに、リーマンショックの暴落時にやめてしまったという人は多いのです。あなたがもしそうなら、かなり後悔してしまう内容なので覚悟して読んでください。

その他、価格が早く上昇した場合とゆっくり上昇した場合の比較、ジグザグしながら上昇した場合など様々なケースを具体的な数値でシミュレーションした結果はたいへん興味深いです。つみたて投資をすぐにでも始めたくなる本です。

(5)となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則(トマス・J・スタンリー (著),‎ ウィリアム・D・ダンコ (著),‎ 斎藤 聖美 (翻訳)/ 早川書房 )

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パット見は普通の人なのに、実は億万長者(ミリオネア)だったという「となりの億万長者」。

この本は、1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして、実際はどのような消費行動をしているか、どのように蓄財してきたかなどの統計をとっています。資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に分類した結果はたいへん興味深い内容です。お金持ちは派手なイメージがありますが、実際は質素で倹約家が多いというのは目からウロコかもしれません。調査はアメリカが舞台ですが、普遍的な真理は日本でも同じです。お金の使い方に対する意識が変わる本です。

3、【上級者編】投資信託上級者におすすめの本5選

最後に資産運用歴が3年以上の方向けの本を5冊紹介していきます。

(1)投資信託のワナ50&真実50 (植村 佳延/著,‎ ダイヤモンド・ザイ編集部 )

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投資信託はお金を増やす味方かと思っていたら、ワナがあった!?実際に投資信託を購入していくと、多くの人がやってしまいがちな失敗の原因が説明されています。金融機関の窓口では、短時間にここまで詳しい説明をしてくれることは少ないです。

でも、投信の販売員や営業マンは「お客様も、これくらいは知ったうえで来店してくれると話が早いのにな…」と思っている内容です。実際の投資では必ず知っておいてほしい注意点ですが、自分で勉強するしかありません。痛い目にあったことがあるという人は、反省と今後の対策のために熟読されるとよいでしょう。逆に、全くの初心者で、一度に全てを理解することは難しくても、目を通しておいて損はありません。

(2)最新 資産設計はポートフォリオで考える 投資信託35の法則(カン・チュンド(姜 忠道)著 / ソーテック社)

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インデックス投資アドバイザーでFPのカン氏が、投資信託の選び方を説明しています。1年に1回、ポートフォリオを見直すだけという長期分散投資の具体的な方法論を、「インデックス・ファンド」「アセットアロケーション」「ポートフォリオ」の3つのキーワードで指南してくれます。

長期投資の成果は資産の配分しだいで大きく変わります。老後資金を増やしたい、でも資産運用に時間はかけたくない、という人にはピッタリの投資法です。また、運用報告書の読み方も分かりやすく書かれています。インデックス投資について、だいたい分かっているつもりという人でも、2000年から同手法を啓蒙してこられたカン氏ならではの確立された考え方は参考になります。

(3)世界の空売り―世界経済の破たんに賭けた男たち(マイケル・ルイス著、東江一紀 訳/文藝春秋)

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2016年3月公開の映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の原作です。2008年に起きたリーマンショックとは何だったのか、いまだにちゃんと理解できていないという個人投資家は、意外と多いのではないでしょうか。この本は、サブプライムローン、投資銀行、格付け機関などのまやかしや実相を知ることができる内容です

事実は小説より奇なりといわれますが、世界同時金融危機の裏で、世紀の空売りと呼ばれる大相場をはって成功した投資家がいたのです。その手口や、金融危機の真実について、ハラハラドキドキしながら読める痛快ノンフィクション。ただ、金融の専門用語も多く出てくるので、初心者の方は、映画「マネー・ショート」を先に観るとよいかもしれません。

(4)敗者のゲーム(チャールズ・エリス著、 鹿毛雄二 翻訳/日本経済新聞出版社)

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全米累計100万部を超えるロングセラー。時代を超えた運用哲学のバイブルとして、プロ・アマ問わず読み継がれている本です

「敗者」とは、私たち個人投資家のことです。運用の専門家と同じ土俵で戦い、勝つためには、市場を出し抜くことではなく、市場に負けない(=ミスをしない)、守りの投資が有効と説きます。その最も簡単で結果の出る方法は、市場平均を丸ごと買うこと、つまり市場に負けないインデックス・ファンドへ投資することです。

また、この本は「単なる投資の指針にとどまらず、人の生き方に対する深い洞察と示唆に富んでいる」と「あとがき」で翻訳者の鹿毛氏は書かれています。まさに、投資経験を重ねた上級者が定期的に読み返したい本です。

(5)ウォール街のランダム・ウォーカー(バートン・マルキール著/ 日本経済新聞出版社)

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敗者のゲーム」と並ぶインデックス投資のバイブルとして、今や全世界で読まれている本です。全米累計150万部を超え、1973年の初版以来、投資の名著として絶賛されるロングセラーです。「敗者のゲーム」より分厚い本で、様々なデータから、アクティブ運用よりインデックス運用が優れていることを深く検証していきます。「相場はランダムに動く」ことを前提に、テクニカルもファンダメンタルズも、あらゆる投資戦略は無意味と斬っていく展開は、読んでいて痛快なほどです。

「ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っている」戦略は、退屈で迷いが生じることも多いのですが、そんな時に読み返して軌道修正したい本です。

投資と人生の道しるべに(まとめ)

こうやってまとめてみると、本当に良い内容の本ばかりです。

全て読む必要はありませんが、投資デビューする前にまず1~2冊、長期投資している中で迷ったとき、ステップアップしたいときに手に取ってみてください。きっと、投資だけにとどまらず、人生に役立つヒントがみつかるでしょう。

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太田 清比古(おおた きよひこ)
個人トレーダー・ファイナンシャルプランナー

学生時代から投資に目覚め、個別株・FX・投信・仮想通貨等手広く経験。
証券系のシステムエンジニアとして勤務する傍ら、独学でFPを取得。
余暇を利用しての投資の研究と実践を欠かさない。

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