株の用語!これだけ知っておけばスムーズな取引が可能になる言葉35選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
株 用語

株式投資を始めようと思っている方や始めたばかりの方にとって、株の世界では知らない用語がたくさん出てきます。

株の世界でしか使わないような言葉もたくさんありますが、せっかくですから覚えてみてください。きっとお役に立つことがあると思います。

あなたの大切な資産を運用するのですから言葉の意味をしっかりと理解し、間違いのない運用をしていきたいですね。

本記事では、株取引用語をポイントごとにまとめていきます。

今回の内容が、あなたの株式投資の手助けになれば幸いです。

Contents

1、銘柄選びで知っていると得する用語10選

(1)スクリーニング

多数の銘柄をふるいにかけて、一定の条件に当てはまる対象を抽出することです。

株式投資では、業績や投資資金などの条件を入力して銘柄を調査し、銘柄選びには欠かせないアイテムの一つです。

(2)VIX指数(恐怖指数)

ボラティリティー・インデックスの略称です。

アメリカの主要株価指数「S&P500」を対象とするオプション取引の値動きを元に算出し、公表します。

恐怖指数という名の通り、数値が高いと投資家たちが市場に対し不安を感じているため、株価は乱高下します。利益を出したら、損失を出したりと感情的に動きやすい時期です。

恐怖指数が高いとわかったら注意が必要でしょう

(3)移動平均線

ある一定の期間(短期間であったり長期間であったり)で株価の推移を見たときの平均値をグラフにしたものです。

移動平均線が右肩上がりならば株価は上昇傾向にあり、右肩下がりならば下降傾向にあることが分かります。

(4)ボリンジャーバンド

ジョン・ボリンジャーが移動平均線を元に考えた指標です。

移動平均線の上下に線を引きます。

ボリンジャーバンドでは価格の大半がこの2つの線(バンド)に収まると言われています。

移動平均線から価格が大きく離れた時にこのボリンジャーバンドに従って売買する戦術が有効です。

(5)ゴールデンクロス・デッドクロス

ゴールデンクロスは株価が上昇した際に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上へ抜ける現象です。

ゴールデンクロスが発生した場合、その銘柄は上げ調子で買い時と言えます。

逆に、デッドクロスは短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へと抜ける現象です。

デッドクロスが発生した場合、その銘柄は下げ調子なので売り時と考えることができます。

(6)騰落レシオ

市場の加熱感を示す指標で、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率から導かれます。

いわゆる、「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断することができます。

一般的には100%を超えると値上がり銘柄の方が多い状態を指し、120%以上になると加熱気味、70%以下は底値ゾーンと考えられます。

(7)ディフェンシブ銘柄

比較的値動きが少なく、安定した投資先と言える銘柄です。

電気・ガスなどのインフラ、食料品や薬品などの生活必需品がディフェンシブ銘柄と言えます。

(8)NT倍率

NT倍率は市場において、輸出関連株やハイテク関連株の需要が高まっているのか、内需関連株の需要が高まっているのかを示す指標です。

NT倍率は日経平均をTOPIXで割ることで算出できます。

日経平均には輸出関連株やハイテク株が多く、TOPIXには銀行など内需株が多いのが特徴です。

よって、NT倍率が高いと輸出関連株が注目されており、NT倍率が低いと内需関連株が注目されていると判断できます。

(9)ヘッジファンド

プロの投資家が様々な投資方法を駆使して、運用益を追求する集団もしくは法人です。

一般の投資家もヘッジファンドに資金を預けることで運用益を一部もらうことができます。

ヘッジファンドは大量の資金を持っているので、市場に及ぼす影響も大きいことが特徴です。

(10)サイコロジカルライン

ある一定の期間(一般的に過去12営業日の間)の中で上昇した日数が何%になっているかを計算した指標です。

市場はコイントスのようにランダムな確率で上昇と下降を繰り返していると仮定した時に、サイコロジカルラインが下降していると投資家は心理的に「次は上がる」と判断する傾向があります。

この心理を利用して、銘柄の売買の判断に繋げることができます。

2、割安銘柄を探すための指標用語5選

(1)PER(株価収益率)

銘柄の割安度を知ることができる指標のひとつです。

このPERが高いほど利益に比べて株価が割高で、低いほど株価が割安であることを示します。

株価÷1株あたりの投機純利益で計算されます。PERが高いほど、将来収益が向上していくことが予想されているとも言えます。

(2)PBR(株価純資産倍率)

銘柄の割安度を知ることができる指標のひとつです。

株価が1株あたりの純資産額の何倍になっているかを表します。

1倍ならば定価通りで、1倍未満ならば割安と言えます。

株価÷(純利益÷発行済株数)で計算されます。

(3)ROE(株主資本利益率)

株主が投資した金額で、企業がどれくらい利益を上げているかを表す指標です。

純利益÷株主資本(=自己資本)×100で計算されます。

ROEが高い銘柄ほど、効率的な経営を行うことができていると言えます。

(4)配当利回り

企業が稼いだ利益を株主に分配したとき、年間の配当が現在の株価に対して何%かという指標のことです。

業績によっては、配当が出ない「無配」のこともあります。

(5)PCFR(株価キャッシュフロー倍率)

銘柄の割安度を知ることができる指標のひとつです。

1株あたりのキャッシュフローの何倍まで株価が買われているかということを示しています。

株価÷1株あたりのキャッシュフローで計算され、PCFRが低いほど株価は割安であると言えます。

PERを補完する指標として使うと効果的です。

3、実際の売買で必ず出てくる用語10選

(1)寄り付き、大引け(おおびけ)、ザラ場

証券会社における売買の取引開始を「寄り付き」、取引終了を「大引け」、寄り付きと大引けの間の普段行われている取引のことを「ザラ場」と呼びます。

(2)指値注文、成行(なりゆき)注文、逆指値

いずれも株の注文方法です。

指値注文では希望価格を指定して発注します。成行注文では価格を指定せずに、現在の市場価格で発注します。成行注文は約定が早いことが特徴です。

逆指値は主に損切りや買い増しをするときに使われます。

所有している銘柄がある一定の価格以下になった時に売却するように発注します。

また、一定の価格以上になった時に買い注文を発注します。

(3)約定(やくじょう)

証券会社に出していた株式の売買注文が成立することです。

(4)受渡日

株式が約定した時点では、投資家は株式の権利を得たことにはなりません。

受渡日に代金の支払い(株式の権利売却)を行い、株の権利(代金)を得ることができます。

受渡日は約定日から4営業日目です。

(5)信用取引、空売り

どちらも取引の方法です。

投資家が自分の資金のみで売買を行う取引を、現物取引と呼びます。

それに対し、信用取引は投資家が証券会社から資金を借り入れて売買することができます。

少ない自己資金でも大きな取引をすることができます。

空売りは信用取引のひとつで、まず証券会社から株を借り市場で売ります。

後に、株価が下落した際に売った株を安く買い戻し価格差を利益として得る取引方法です。下落局面でも利益を出すことができるのが強みです。

(6)追証

信用取引を行う場合、追証が発生する場合があります。

信用取引では投資家は自己資金を証券会社に担保として預け、より大きな資金を借り入れます。

信用取引において損失を出した際に、担保として預けた資金がある一定の割合を下回った場合証券会社は投資家に追加の証拠金を要求します。

それを追証と呼びます。

(7)買い気配、売り気配

買い気配とは、市場の動きが買い注文ばかりで値がつかない状態のことを表します。

逆に、売り気配とは、市場の動きが売り注文ばかりで値がつかない状態のことを指します。

(8)日々公表銘柄

証券取引所が公表する、信用取引によって売買が活発化している銘柄です。

日々公表銘柄に指定された銘柄は売買が加熱化しており、価格変動が激しくなると予想することができます。

(9)IOC注文

指定した値段かそれよりも有利な値段で一部もしくは全数量を約定させます。

この時に、成立しなかった注文数量を失効させることができる注文方法です。

相場が激しく動いた時に、未約定分の注文が約定してしまうリスクを抑えることができます。

(10)OCO注文

OCO注文とは、同時に2つの注文を出し、片方が成立するともう片方が失効する注文です。

株価が安くなった場合と高くなった場合両方の局面に対応することができるので、相場が読めない場合に有効な注文方法です。

4、株式相場でしか使わない?知っているとちょっと得する用語10選

(1)玉(ぎょく)・ 建玉・シコリ玉・売り玉(ショート)

玉(建玉)とは未決済のまま所有している株式のことです。

シコリ玉とは、含み益が出てしまい、塩漬けになっている玉のことです。

売り玉とは、空売りをした際の証券会社から借り入れている玉を指します。

(2)刻み

株価の取引価格は3000円以下ならば1円ずつ、3000円〜5000円ならば5円ずつというように価格に応じて変化します。

この際の価格の変化幅を刻みと呼びます。

(3)サヤ サヤすべり

株価の価格差をサヤと呼びます。

そして、サヤすべりとは先物が当限に近づくにつれて自然に安くなることです。

(4)板(いた)

板とは、銘柄ごとに買い注文と売り注文の一覧が表示されたものです。

板を見ることで買いと売りのどちらの比重が高いかを知ることができ、売買の判断材料になります。

(5)踊り場

株価の上昇が止まり、値動きが落ち着いた局面を踊り場と呼びます。

(6)大化け(おおばけ)

市場で注目されなかった銘柄の株価が高騰した際に「大化けした」と表現されまず。

大化け株は株価が10倍に達する場合もあります。

(7)ケツ・ケツ入れ

ケツとは株価が下がった状況を指します。

転じて、空売りした株式が値下がりして買い戻すことをケツ入れと呼びます。

(8)仕手

大量の注文を出し、意図的に株価を操作することを仕手と呼びます。

しばしば機関投資家や外国人投資家が仕手を行い、一般投資家を扇動し利益を得ます。

仕手によって価格が操作された銘柄を仕手株と呼びます。

(9)ドテン

保有するポジションを反対にすることです。

例えば、買玉を持っていた場合全て売却し、新たに売玉を取得することをドテンと呼びます。

(10)マル(○)

なし、ゼロの意味です。

証券会社では「その注文マルにして」や「今夜の飲み会マルでお願いします」という感じで使います。

マルはOKの意味で使われることが多いですが、反対の意味になります。

ご注意ください。

5、さらに学びたい方のためにおすすめ金融・証券用語集4選

(1)日本証券業協会

http://www.jsda.or.jp/manabu/word

Webで閲覧することができる金融・証券用語集です。

ニュースでよく見る様々な金融・証券用語を網羅しており、索引化されているので非常に使いやすいです。

(2)株・証券用語がよーくわかる本

かなり優しく株・証券用語を解説しています。

難しい用語もイラスト・図で分かりやすく表現しているので初心者におすすめの一冊です。

(3)手にとるように株・証券用語がわかる本

 

こちらも株や証券用語を丁寧に解説しており、460語もの株・証券用語があります。

発売年が2007年で情報は少し古いですが、その分amazonなどで安く入手することができます。

(4)証券用語辞典

 

株式用語だけではなく、企業分析に用いられる用語など金融全般を網羅しています。

文庫本ですがボリュームもあるので、手元に辞書として置いておきたい方にはおすすめです。

まとめ

株の世界には多くの用語や表現があります。

特に初心者の方は、少しでも早く売買戦略を覚えるために用語の勉強は欠かせません。

正確な用語の意味を把握し、確実な投資に繋げましょう。

関連記事
「株で一攫千金!そんなことを夢みているも
公募価格で購入し、上場日に寄り付きで売却
  • このエントリーをはてなブックマークに追加