初心者が株のデイトレで毎日5000円稼ぐための5つのステップ

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株のデイトレード(デイトレ)は儲かるのか?

そう疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

デイトレは、1日の内に売買を完結させる投資手法で、長期投資に比べれば売買1回あたりの利益自体は小さいことが多いといえます。

ただ、1日の内で複数回売買することできるため、利益を積み重ねて大きな利益を得ることも可能です。

また短期間で利益を確定し、すぐに次のトレードに移れるため、少ない資金でも効率的に増やしていくことができるというメリットがあります。

しかしそれはトレードでしっかりと利益を確保できたらの話であり、デイトレをすれば誰でも儲かるというようなうまい話ではありません。

むしろ闇雲にトレードを重ねれば、すぐに投資資金が底をついてしまい、株式投資から退場ということもよくあることです。

株のデイトレで儲けるためにも、実際にデイトレを始める前にしっかりとデイトレについて理解しておくことが大切です。

まずは最初の目標としてデイトレで毎日5,000円の利益をあげることために必要なポイントをみていくことにしましょう。

1、デイトレに適した環境は?

(1)デイトレを行えるライフスタイルか

デイトレを行う前提として、株の取引が行われる時間帯にあなた自身が取引をできる環境にあるのかが問題となります。

日本株(東京市場)の取引時間は平日の9:00〜11:30(前場)と12:30〜15:00(後場)のそれぞれ2時間半、計5時間です。

仕事などでこの時間帯に時間を確保することができない方は、デイトレには適しません(夜間取引のある日経平均先物などの指数先物デイトレであれば可能です)。

(2)取引する時間帯

デイトレは短時間で値幅を取ることで利益をあげる投資手法です。

そのため株価が動かなければ、利益をあげるチャンスも得られません。

株取引が行われる時間は、前述の前場9:00〜11:30と後場12:30〜15:00の間ですが、この間でも特に値動きの大きい時間帯があり、取引時間中ずっとパソコンの前に張り付いているよりも、この時間帯に集中して取引を行う方が効率的だといえます。

デイトレの勝負時
9:00-9:30取引の開始(寄付)直後から30分くらいが、1日の中で最も値動きの大きな時間帯となります。デイトレーダーにとって最大の勝負時といえます。
12:30-13:00午後の取引開始直後も値動きが大きくなりやすい時間帯です昼休み中に株価に影響を与えるようなことが起こった場合にはより大きく動きます。
14: 30-15:00取引終了時間に向けて、当日中に利益・損失確定の注文が出やすく値動きが大きくなります。特に金曜日には週末を控えて値動きが大きくなる傾向があります。

(3)取引手数料

売買を何度も繰り返すデイトレでは、約定した際にいくら手数料がかかるかは非常に大切なポイントとなります。

だたでさえ利幅が小さいのに高い手数料を払っていては利益を出すのが難しくなります。

この手数料は、証券会社によって異なるため、後述する取引のしやすさと合わせて証券会社を選ぶ基準となります。

取引手数料
金額10万円50万円100万円
ライブスター証券現物約定ごと86円194円367円
1日定額432円432円648円
信用約定ごと86円86円86円
1日定額432円432円432円
GMOクリック証券現物約定ごと95円260円470円
1日定額230円430円860円
信用約定ごと100円100円100円
1日定額100円210円420円
SBI証券現物約定ごと97円270円525円
1日定額0円463円822円
信用約定ごと97円194円378円
1日定額0円258円515円
岡三オンライン証券現物約定ごと106円378円648円
1日定額0円540円864円
信用約定ごと106円324円540円
1日定額0円540円756円
楽天証券現物約定ごと97円270円525円
1日定額0円463円926円
信用約定ごと97円194円378円
1日定額0円463円926円
(手数料はすべて税込・2017年12月現在)

(参考:https://minkabu.jp/hikaku/fee.html

(4)取引環境を整える(パソコン・スマホ・取引ツール)

デイトレというと机の上にたくさんのディスプレーを並べてトレードしているイメージがあるかもしれませんが、パソコン1台あれば十分で、スマホがあれば外出先でもトレードは可能です。

何台もディスプレーを買うお金があれば、それを投資資金としてトレードに回しましょう。

そんなことよりも、自分にあった使いやすい取引ツールを見つけて、そのツールを使ってトレードできる環境を整えるほうがもっと大事です。

SBI証券や楽天証券、岡三オンライン証券、松井証券などが取引ツールとして定評があります。

証券会社の口座はいくつ持っていてもいいので、それぞれのツールを実際に使ってみた使いやすさや、手数料などからメインの証券会社を決めていくとよいでしょう。

余談ですが、MacOS対応は上記の中では楽天証券のみ(そのほか、GMOクリック証券)なので、Macユーザーにとっては少し悩ましいところかもしれません。

(取引ツール SBI証券 HYPER SBI

(5)信用取引口座を開設する

株取引は「安く買って高く売る」、つまりこれから株価が上がりそうな株を見つけて「買い」から入ることが基本となりますが、信用取引であれば「売り」からも入ることができます。

信用取引には「買いは家まで売りは命まで」という相場格言があるように、信用取引の売りは損失が際限なく拡大するリスクも伴います。

ただこれは適切なタイミングで損切りをしないなどリスク管理を怠った結果によるものです。

適切にリスク管理・資金管理を行うのであれば、信用取引の売りは株価が下げる場面でも利益をあげられるようになる、有効なツールとなります。

初心者がよくわからないまま信用取引を行うのはやはりリスクが大きいのですが、現物で取引を重ね、株価が下がるタイミングがある程度予想できるようになった段階、信用取引も活用していくとよいでしょう。

その際はリスク管理を徹底することを忘れてはいけません。

すぐに信用取引をしないにしても、いずれ利用することを想定して証券口座と一緒に信用取引口座も開設しておきましょう。

(6)投資資金を準備する

投資資金としては300万円あれば理想ですが、それが難しくとも100万円は確保しておきたいところです。

10万円以下で買える株もありますが、選べる銘柄は限られてきますし、最初に損失を出してしまえばすぐにアウトです。

元手が少ないほどリスクが高まるということは肝に銘じ、実際に投資し始めるのは投資資金が貯まってからにしましょう。

資金が貯まるまでの間も無駄にせず、資金を入れないで株価の動きを予想するなどイメージトレーニングを積み感覚をつかんでおけば、実際に資金を入れたトレードに活かすことができます。

2、投資目標を定めることと日々の取引を記録することが重要

(1)目標を定めること

株式投資にしても何にしても、目標があることによって何をしなければならないのかが決まります。逆に目標がなければ、正しい行動を取ることは難しくなります。

スポーツであれば、健康のためにやっている人と、プロとして生計を立てている人では練習内容などが当然違うように、株式投資でも副収入を得るのが目的なのか、それで生計を立てていこうとするのかによってリスクの取り方などが変わってきます。

明確な目標がないという方は、まずは1日5,000円の利益をコンスタントに出すということを目標にしてみましょう。

(2)日々の取引を記録する

株で利益を出している人の多くは、自分の取引を記録しており、この記録をブログなどで後悔している個人投資家の方も多くいます。

取引を記録することで、過去の取引を振り返って自分のトレードのくせを知ることができ、改善を重ねることでトレードの精度が向上していきます。

記録は手書きのノートでもいいですし、エクセルなどを利用する方も多いです。

どのようなことを記録するかは、人により違いはありますが主に以下のような項目です。

  • 取引銘柄名
  • 買値・売値
  • どういう理由で買った(売ったのか)

そのほか、気づいたことや取引をしたチャートをコピーやスクリーンショットなどで残しておくことも役に立ちます。

3、デイトレを開始する前に損切りルールを決めておくことが何より重要!

デイトレが失敗する最大の原因は「損切りできない」ことによるものです。

そのためデイトレでは利益を出すことと同じぐらい、許容できるリスクを超えて損失を拡大させないこと(損切り)が重要となります。

何の根拠もなく売買しないということはいうまでもありませんが、根拠があったとしてもその通り株価が動くかどうかはわかりません。

株を買うときには株価が上がるという予想はしているでしょうが、そのときに株価が下がった場合にどこで損失を確定するか(損切りルール)も決めておく必要があります。

人は本質的に損が大嫌いです。

そして意識しないとなかなか損を認めようとせず、そのうち株価が戻ってくるとか、これだけ下がればもう下がらないだろうといった自分に都合のいい解釈をしがちです。

結果として損失が拡大し、致命傷となってしまうのです。

この損切りルールとしては、「当初想定したチャートの形から崩れたら」「損失が投資資金の○%を超えたら」など人によって様々ですが、最も重要なのは自分で決めた損切りルールを必ず守り、損切りルールに当てはまれば機械的に損切りを行うことです。

4、デイトレにオススメの銘柄は?

デイトレは短時間での株価の変動があってはじめて利益が出ます。

そのため前述のような値動きの大きくなる時間帯に取引をするということもポイントとなりますが、さらに重要なのが取引する銘柄です。

値動きはその銘柄によって異なるため、値動きの大きな銘柄を選択することがデイトレで効率よく利益をあげるためには欠かせません。

以下、デイトレに向く、値動きの大きな銘柄の探し方をいくつかご紹介します。

(1)上昇率ランキング上位銘柄

株価の上昇率ランキングの上位銘柄は、買い注文が集まり、値動きが大きくなります。

この上昇率ランキング証券会社の取引ツール(例:岡三オンライン証券・リアルタイムランキング情報)はヤフーファイナンスなどで確認することができます。

https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=1&mk=3&tm=d&vl=a

この上昇率ランキング上位銘柄で注意しなければならないのは、すでに上昇しきっている銘柄を高値掴みしてしまい、その後大きく株価が下げてしまうことです。

高値掴みを避けるためにも、株価の水準やストップ高までの値幅などをチェックするようにしましょう。

(2)株価往復銘柄


出典:http://dt.kabumap.com/servlets/dt/Action?SRC=techSig/base&kind=goback

クォンツ・リサーチ株式会社の運営するサイト「デイトレ株マップ.com」では、株価の上下動の大きい銘柄が「株価往復銘柄」としてランキングとして公開されています。

このランキングの中から銘柄を選択するのもよいでしょう。

(3)流動性の高い銘柄(東証1部銘柄)

デイトレで値動きと並んで重要のことは、流動性の高さです。

流動性が高いとは、買いたいときに買えて売りたいときに売れるということで、デイトレ銘柄は出来高が大きい(取引がしっかり成立している)ということも選定基準となります。

取引に思った価格でエントリーしにくいというのもありますが、もっとも怖いことは、株価が予想に反して下落した場合に「売れない」=「損切りできない」ということです。

JASDAQやマザーズ、東証2部の銘柄は、出来高の小さい中小型株が中心であり、ちょっとしたきっかけで株価が大きく動くのでデイトレも多く行われていますが、注文数・出来高が小さく流動性が低いというリスクがあります。

資金力や対応力を持ったベテランのトレーダーであれば、それらのリスクにもある程度対応できても、特に経験の浅いトレーダーは、相場の急変についていけず大きな損失を出してしまうリスクが高くなります。

その点、プロのトレーダーが大口で取引を行う東証1部銘柄は流動性の高い銘柄が多く、注文が成立しないというリスクは低いといえます。

ストップ高・ストップ安銘柄は相対的に少なくなりますが、取引回数を確保できるためデイトレで十分利益を確保することは可能です。

5、チャートを身につける!

デイトレでは、企業の業績や経済状態といった要素(ファンダメンタルズ分析)よりも、過去の値動きのパターンに基づく値動きの予測(テクニカル分析)がメインとなります。

そのため株価チャートから、株価が上がるタイミングと下がるタイミングを予測できるようになることが、デイトレで成功するためには欠かせません。

こちらの記事(株価のチャートの種類とそれぞれの見方)ではローソク足や移動平均線といったチャートの見方の基本がわかりやすく解説されていますので、デイトレを始める前にチャートをしっかりと身につけましょう。

デイトレでは、基本的に「1分足」や「2分足」など期間の短いローソク足をメインに使い、時間足や日足などは株価水準の確認やトレンドの確認などで補助的な役割となります。

6、株のデイトレで稼いでいるブログ3選

デイトレでしっかりと稼いでいる個人投資家は、どのようにデイトレを行っているのか、最後に彼らのブログをご紹介します。

これらのブログは、彼らの取引記録の一部でもあります。

(1)おくびょう!?でも頑張る株日記

URL:http://blog.livedoor.jp/yukiyu1218/

『おくびょう!?でも頑張る株日記』は個人デイトレーダーゆきゆ♂さんのブログです。当初は投資資金を大きく減らした経験を持ちながら、心機一転本格的に株に向き合い、安定的な利益を出してきたゆきゆ♂さんの取引の記録をみることができます。

ゆきゆ♂さんは、2017年8月23日で「ブログおしまい」投稿を終了しています。

これまでの記録は初心者デイトレの方々にはとても参考になると思います。

(2)上総介の投資日記

URL:http://blog.livedoor.jp/kazusanosuke10/

『上総介の投資日記』は、投資本も出されている個人デイトレーダー上総介さんのブログです。日々の取引の内容や収支、所感などが公開されています。上総介さんの2017年の年間収益は4,000万円を超えておられます。

(3)27歳、億トレーダーぐらわんのデイトレ収支報告!

URL:https://ameblo.jp/gura27

『27歳、億トレーダーぐらわんのデイトレ収支報告!』は20代で億トレーダーとなったデイトレーダーぐらわんさんのブログです。

日々の取引の内容や収支、所感などが公開されています。

ぐらわんさんも2017年の年間収益は約4,000万円、総資産は3億円を超えておられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

デイトレは短期間のトレードで効率的に利益をあげることも可能な投資手法です。

一方で、リスク管理・資金管理は特に重要であり、それを怠ればすぐに投資資金は底をついてしまいます。

そうならないためにも、最も大切なトレード始める前に損切りルールを設定することをはじめ、トレードしやすい環境を整える、チャートの見方を身につける、適切な銘柄選択といった、デイトレを始める前の準備が大切なのです。

実際の売買は、基本的に株価の動きに応じて、あらかじめ定めたルール・エントリーした根拠に従ってトレードすればいいのであって、エントリーする前にほとんどの仕事は終わっているともいえます。

では最初の目標である毎日5,000円を稼ぐために、準備を始めましょう!

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株式投資、FXの経験が4年~の個人投資家です。
「金融・ファイナンス・経済・時事ニュース・投資」の記事を中心に執筆しております。

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