ワンタップバイ(One Tap BUY)とは?投資初心者でも副業に最適な株式投資

  • 2018年7月6日
  • 2021年10月15日

最近「ロボットアドバイザー」や「AI投資情報サービス」といった、新たな投資スタイルが多く生まれてきています。

以前は投資というとかなりお堅く難しい、というイメージを持たれていましたが、現在はスマートフォンを通じても簡単に資産運用を行うことができるようになり、その点で見ると投資はかなり我々の身近なものになってきていると言うことができるでしょう。

今回紹介する『ワンタップバイ(One Tap BUY)』もその一つ、「少額で投資可能」「指先ひとつではじめられる」といった緑のロゴの広告を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

Amazon・Google(Alphabet)といった著名米国企業や任天堂・ソニーのような日本の大企業にも、少額から投資をすることができるワンタップバイ。

今回はそんなワンタップバイについて、そもそもどんなサービスなのか?ということから始め、実際に取引した際のメリット・デメリットなどを詳しくチェックしていきましょう。

1、ワンタップバイ(One Tap BUY)ってどんな投資?

そもそもワンタップバイ(One Tap BUY)とはどんなものなのでしょうか?

公式サイト「One Tap BUYの魅力」に掲載されているものとしては

・金額単位での取引

・スマホ専用証券

・1000円から購入可能

といった特徴が挙げられています。

またYouTubeでも公式でどんなサービスなのか、ということを説明している動画があります。

動画 1000円から株が買えるスマホ証券

通常株式というのは単元株(基本的には100株~)からしか購入ができず、そのためには数十万~数百万必要だったのですが、ワンタップバイでは非常に少ない金額からでも投資を始めることが可能です。

またスマホ専用証券というのもこれまでの証券会社にはなかった大きなところで、「スマホから気軽に」投資を行うことができる、というのもかなり特徴的なポイントだと言えるでしょう。

UI、操作性にも優れており、かなり手軽に投資を行えるのは特筆に値すべき点です。

2、ワンタップバイ(One Tap BUY)で取引できる商品は?

2018年6月時点、ワンタップバイで購入できる金融商品は

(1)米国株

個別米国株30銘柄

米国株ETF3種類

(2)日本株

個別日本株30種類

日本株ETF3種類

が主なものとなっています。

米国株30銘柄には以下の画像にあるような、日本でも名が通った有名企業をはじめとして、

(公式HPから引用)

他にもディズニー、インテル、テスラといった古参から新興企業まで多くの会社を投資対象とすることができます。

米国株取扱銘柄の一覧に関しては、それぞれの会社の業種・証券情報を公式サイトで確認できますので、こちらもあわせて見てみると良いでしょう。

One Tap BUY 米国株取扱銘柄

日本株30銘柄に関しては、新興企業の割合は少なめで、30社どれも日本を代表する企業といったイメージです。

キーエンス、ファナック、ファーストリテイリング等の会社は、実際に購入するとなると最低でも数百万円が必要となりますが、ワンタップバイを使えばそこまでの資金が必要とならないのは嬉しいところです。

こちらの取扱銘柄に関しても公式HPで以下の画像のように掲載されていますので、気になる方は確認してみましょう。

(アプリからでも簡単にチェックすることは可能です)

One Tap BUY 日本株取扱銘柄

米国株ETF、日本株ETFに関しては、双方とも「ブル型」「ベア型」がメインとなっています。

米国株に関してはS&P500、日本株に関しては日経平均の変動によって資産額が変動する商品です。

ブル型は「上がったら儲かる」もので、ベア型は「下がったら儲かる」ものです。

ETFに関しては通常の証券会社でも同様の商品を購入することができますが、ワンタップバイでは購入までのプロセスが非常にスムーズで分かりやすいのがメリットです。

3、気になる取引手数料は?

株式取引をするにあたって忘れてはならないのが「取引手数料」の存在です。

せっかく小さな金額から購入を行えても、手数料が高いのでは話になりません。

ですが、ワンタップバイの場合は購入金額の0.5%が取引手数料になっており、(NY市場閉場時は0.7%)こちらもユーザーにとっては非常に使いやすいポイントだと言えるでしょう。

米国株の場合は円をドルに換える必要があるため、1ドルあたり0.35円が別途かかってくるものの、それを含めても他のネット証券会社に後れを取らない値となっています。

ネット証券の場合、取引金額が○○円を超えたら取引手数料△△円~と、パーセンテージではなく金額ベースで手数料を決めているところも多いのですが、ワンタップバイの場合は全てのケースがパーセンテージで取引手数料が決定されるようになっているのが特徴的です。

ここのあたりも煩雑さがなくシンプルで、かかるコストが分かりやすいというのは利用者の気持ちを考えたサービスになっていると思います。

4、メリット・デメリット

ここまでワンタップバイがどんなサービスなのか、ということについて簡単に見てきましたが、メリット・デメリットにはどのような点があるのでしょうか?

(1)メリット

①少額から投資が可能

何度か書いてきたようにワンタップバイの優れている点は「少額から投資が可能」ということです。

投資信託やミニ株といった金融商品もこの特徴は持っていますが、「スマートフォンから気軽に」投資を行えるといった観点からはワンタップバイに軍配が上がると言えるでしょう。

②見やすいUIで操作性に優れている

例えばこれはデモ画面ですが、今まで投資をやったことのない方でもなんとなく馴染みを感じやすい画面となっているのではないでしょうか。

スマートフォンから直感的な操作で、まるでゲーム感覚で実際に投資を行えるというのはワンタップバイの大きな特徴です。

直近では証券会社・仮想通貨取引所も各種スマートフォンアプリに対応してきていますが、操作性に関してはワンタップバイが頭一つ抜けているように思います。

➂各銘柄に関する情報を漫画で読むことができる

株式投資、というと難しいイメージを持っている方も多いかもしれません。

実際一朝一夕ではその取引テクニックや考え方を身に着けるのは困難であり、その知識の定着には学習が必要となります。

ワンタップバイはこの「株式投資の学習」に関しても優れており、漫画を通して株式投資の基本、ならびに各種銘柄のバックグラウンドを学ぶことができます。

アマゾン、フェイスブック、コカ・コーラなど、名前は知っていても会社設立の背景や詳しい業務内容を細かく知っている方は少ないはずです。

ワンタップバイを使い、漫画で楽しく株式投資に関する知識を学びましょう!

(2)デメリット

①取引できる銘柄数が少ない

取引できる銘柄数の少なさ、というのはデメリットでありますが、別の視点から見れば「著名企業のみに選択肢を絞ってくれているため、投資先に悩む必要がない」というメリットでもあると言えます。

2018年6月時点では日本企業・米国企業ともに30社ですが、特に米国企業はフェイスブック、アップル、アルファベットなど新興かつ伸びが著しい企業への投資も可能なため、「30社」というのがいい縛りになっているとも考えられます。

逆に日本株の場合、大手企業で株価が爆発的に伸びることはない安定体質の会社が多いので、日本株ワンタップバイは「本格的に投資を始める前の肩慣らし」的な位置づけとして使うのがよいかもしれません。

入金、出金の際に手数料がかかる

SBI証券や楽天証券のようなネット証券会社の場合、入金・出金は基本的に手数料無料で行うことが可能ですが、ワンタップバイの場合は銀行振込手数料をこちらが負担するということになっています。

みずほ銀行を通しての買い付けであれば送金を行わずとも株式購入を行える「おいたまま買付」というサービスを利用することも可能です。

ただ、入金・出金手数料と言っても数百円程度の微々たるものなので、そこまで気にしない、という方であれば大したことのないデメリットかもしれません。

5、口座開設方法から入金・出金までの流れをチェック!

実際にワンタップバイで取引を行うには、まずは口座を開設する必要があります。

ソフトバンクユーザーの場合は「口座開設アシスト」という機能を利用することができ、入力の手間を省くことが可能です。

(1)口座開設方法

上記画像にあるように、取引開始までの手順はたったの3ステップ

申し込みフォームを入力し、本人確認書類を写真で撮りアップロード、最後に実際に自宅に届いた書類でID・パスワードを確認し、ログインを完了させましょう。

申し込みフォームへ入力する情報に関しては、通常のネット証券会社の口座開設の申し込みをする際のものと大差ありません。

名前・電話番号などの基本データ、住所・職業、そして現在の資産状況や投資目的などを選べば、ほぼフォーム入力は完了です。

本人確認書類に関しても、ひと昔前は証券会社へコピーを実際に郵送する必要があったのですが、最近では「スマホで撮って、そのままアップロード」すれば本人情報の確認はOKとなりました(便利な時代ですね)。

ここで必要なのはマイナンバー確認書類と本人確認書類(例:免許証)です。

前もって準備しておきましょう。

最後に入力情報を確認したら、あとは入力した住所にID・パスワードが記載された簡易書留が届くのを待つだけです。

ここまで全体を通して10分程度で口座開設の申し込みを終えることが可能となっています。

(2)ログイン方法

書類が届いたら、ID・パスワードを入力しログインしてみましょう。

左上の「メニュー」をタップし、そこから「お振込み」「お引出し」を選択しましょう。

6、取引の流れと手順は?

「5、口座開設方法から入金・出金までの流れをチェック!」で確認したように申し込み手続きが完了し、実際に書類が届いたらそこに記載されている情報をもとにログインを行いましょう。

(1)買い注文の出し方

そこで入金が完了したら実際に購入したい銘柄を選択し、ドラムロール式で「いくら分買い付けを行うのか」を入力して、「買う」ボタンをタップするだけです。

通常の証券会社であれば「いくら分」という金額ベースではなく、「何株」という株式数ベースで購入を行うので、ここは双方で大きく異なっている点だと言うことができます。

また、「何株」といっても基本的には100株が最低単元数となっており、そこから100の倍数のみでしか購入が行えないため、資金が少ない方にとっては融通が利きにくいシステムとなっています。

ですが、ワンタップバイであれば自分の好きな金額で細かく設定が可能であるため、どんな資金量であっても手軽に株式取引を行える、というのは先にも述べましたが大きなメリットだと言えるでしょう。

(2)売り注文の出し方

保有銘柄の売却をする場合は、下メニューの「ポートフォリオ」をタップし、そこから売りたい銘柄を選択します。

次に購入の際と同様「いくら分を売るのか」を入力し、「売る」ボタンをタップして実際に売却を行います。

一連の流れに関しては、こちらの30秒程度のムービーで確認することができます。

動画 1000円から株が買えるスマホ証券 「アマゾンの株1000円購入しました。」

こちらの動画を見ての通り、さくさくと購入・売却を行えるのが分かります。

7、手軽に副業感覚ではじめるオススメ銘柄「積み株」「日本株ETF」

ワンタップバイは全てスマートフォンアプリを通じての売買となりますが、現在リリースされているアプリは、『One Tap Buy日本株』、『One Tap BUY米国株』、『積み株』の3種類です。

一つのアプリで日本株、米国株、積立投資すべてに対応している、というわけではなく、3つのアプリが存在しています。

ただそれぞれで操作方法が大きく異なるというわけではないので、まとめてインストールしてしまいましょう。

はじめて株式投資をする場合には、『One Tap BUY日本株』を使い、なじみ深い日本企業を買ってみることをオススメします。

著名投資家ウォーレン・バフェットやピーター・リンチが言うように、「自分がよく知らない企業は買わない」というのは株式投資の鉄則の一つだと考えられているためです。

日本企業に関してはファナック、村田製作所のようなBtoBのメーカー、またセブン&i、ファーストリテイリングのような小売業が多いです。

また、『積み株』で長い間少しずつ資産運用額を積み立てていくのも良いでしょう。

投資を始めたばかりのころは「楽しく儲けたい」という思いが先行し、一回で大きく買い付けを行いがちですが、長い目で見てリスクを下げ、リターンを上げる方法が「積立投資」であるからです。

ワンタップバイの優れているところは「自分の直感で好きな企業の株式を買える」というところなので、まずはアプリを試しに使ってみて「なんとなく」気になったところを買ってみる、でも良いでしょう。

そういったところから始め、だんだんと慣れていくことが重要です。

8、実際の利用者の口コミと評価は?

ここまでワンタップバイについて紹介してきましたが、実際の利用者の口コミもあわせてチェックしてみましょう。

Apple storeのユーザー評価を見てみると、『One Tap Buy日本株』『One Tap BUY米国株』は700件近いレビューで約★4となっています。

評価とレビューのページではデベロッパ(開発者)が各レビューに対し返答を行っており、ユーザー一人ひとりに対して懇切丁寧な対応をしていることが分かります。

高いレビューを見ると「初心者でも分かりやすい」「株をやってみたいけどどうやればよいか分からない、初心者の一歩目に最適」といったような、やはりライトユーザーであっても使いやすい、といったような内容が目立ちます。

逆に評価が低いレビューでは、サポートがあまり丁寧でない、アプリが落ちやすい、手数料が高い、といったものがありますが、こちらはあくまでも個人でそう感じた、といった個別事例が多くなっています。

総評で言えば★5中★4、と高い評価をユーザーから受けているのでそこまで気にするところでもないと思いますし、そういった不安点に対してもデベロッパがコメントで対応をしており、これから解消していくことが期待できます。

9、ワンタップバイを始めている投資家さんのブログ3選

この項目では実際にワンタップバイを使って資産運用をしている個人投資家さんのブログを3つ紹介します。

(1)株初心者主婦のワンタップバイ日記

株式投資全くの初心者であるりつ(ママたまご)さんが、2017年10月から実際にワンタップバイを始め、そこから色々な銘柄を売買している様子について書いているブログです。

日本株・米国株両方を使って資産運用をしていることが分かりますが、やはりパフォーマンスが良いのは米国株であることが見てとれます。

また、投資を始めるとニュースに対するアンテナが敏感になるのがりつ(ママたまご)さんのブログを見ていると納得できます。

株初心者主婦のワンタップバイ日記

(2)40代から始めた資産運用ブログ

40代から始めた投資運用ブログ

ワンタップバイ以外にもさまざまな投資サービスを使い、資産運用を行っている七海さんのブログです。

日本株、米国株両方に投資をされており、ロボアドバイザーのような新しいものも使われているため、このブログを読めば様々な視点から投資を学ぶことができるでしょう。

ワンタップバイの大きなメリットは「米国株を積み立て購入できること」と書かれていますが、そこはやはりかなり大きなメリットだと思います。

少額からコツコツと長い間積み立てるというのが投資では大事ですが、ワンタップバイはそこを手軽に行える、というのがかなり大きいです。

40代から始めた資産運用ブログ

(3)俺の元手は300万円。パチンコやるなら株を買え!チョム加藤

 

タイトルが斬新なブログを運営されているチョム加藤さんは、ワンタップバイ含め日本株への投資をメインに行われています。

更新頻度が高く、どんな株を買い、どんな株を売っているのかが具体的に書かれています。

ワンタップバイに関する記事は基本的に月一回で更新されており、評価額がどのように推移したかを中心に投資状況が記載されており、過去のデータを知るうえでも参考になるでしょう。

俺の元手は300万円。パチンコやるなら株を買え!チョム加藤

まとめ

ここまでスマートフォンサービス「One Tap Buy」の特徴やメリット・デメリットについて見てきました。

新たな金融サービスでありながらこれまで課題とされてきた「株式投資へのとっつきにくさ」「購入のしにくさ」といった障壁を取り払ってくれるアプリで、これまでの価値観を変えてくれるようなアプリであることは間違いないでしょう。

実際にインストールして取引を行うまでの手続きも簡単、購入・売却も簡単であるため、少しでも興味があったらまずはインストールして触ってみることをオススメします。

投資初心者の方であっても、投資に慣れた方であっても勉強になる部分が多く、これからの資産運用にマストなアプリとなってくるのではないでしょうか。