2018年から参考になる!6月の人気の株主優待銘柄!おすすめ株10選

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個人投資家にとって、株主優待は株式投資の大きな魅力となっています。

もっとも、きちんと利益を出すには、

  • そもそも株主優待とはなにか
  • 株主優待を受けるにはいつまでに株を買っておけばよいか

などを知っておく必要があります。

そしてこの記事ではメインとして、6月の人気株主優待銘柄をご紹介します。

ご参考になれば幸いです。

1、株主優待とは?

株主優待は、自社の商品やサービス優待券などを提供する、株主への利益還元策のひとつです。

優待内容は、自社の製品やサービスのほかにもさまざまなものがあり、それも株主優待の魅力と言えます。

上場会社の半数近く、1,447社が株主優待を実施しています(2018年6月時点)。

2、株主優待をもらうにはいつ買っておけばいい?権利確定日までの流れ

株主優待をもらうためには、株を保有しているだけでなく、「権利確定日」に株主名簿に名前が記載された株主でなければなりません。

ここで注意しなければならないのは、株は購入したその日に株主となれないという点です。

株主名簿に株主として名前が記載されるには、権利確定日から数えて4営業日前までに株を購入しておく必要があります。

*6月末が権利確定日の銘柄の場合、今年は6月30日が土曜日のため、29日が6月最終営業日となり、権利付最終売買日は6月26日(火)です。

3、優待名人から学ぶ!株主優待投資のルール

株主優待を狙って株を購入しても、株価が急落して優待以上に損失を出してしまっては、本末転倒です。

そのため優待商品がいくら魅力的でも、購入する銘柄をしっかりと見極める必要があります。

今や優待投資家の代名詞ともなった、桐谷広人さんが実践している銘柄選択のルールは「利回り4%以上」「損切りはしない」というものです。

この利回りは、年間の配当金と優待品の換算額の合計をもとに計算します。

例えば、100株保有していると3,000円相当の優待が年1回もらえ、年間配当金額が50円(100株で5,000円)、株価が1,600円の銘柄であれば、配当利回りは5%となります。

利回りが高いということは、株価が利回りに対して割安(高すぎない)かを判断する目安となります。

株価は変動するものですが、利回りが高ければ、株を持っているだけで配当や優待を受け取ることができます。

そのため株価の動きに一喜一憂することなく、気持ちにゆとりを持って長期保有できるというメリットがあります。

4、株主優待クロス取引とは?

人気の優待銘柄は、優待を目的に、権利付き最終日の1〜2ヶ月前から買われやすく(株価が上がりやすく)、優待獲得が確定した権利落ち日には大きく売られる(株価が急落する)傾向があります。

そのため、優待を狙って権利付き最終日直前に優待株を買うと、権利落ち日に株価が急落してしまい、優待以上の含み損を抱えてしまうことも少なくありません

今回の優待は見送り、次の優待を狙って権利落ち後に値下がりしたところを買うというのもひとつの方法ですが、それまで待てないという方もいると思います。

このような場合に加え、権利落ちによる株価の下落リスクを回避しながら、効率的に優待をゲットできるのが「クロス取引」です。

(1)クロス取引=「現物取引の買い」+「信用取引の売り」

信用取引の売りとは、証券会社などから株を借りてきて、市場で株を売ることからスタートするものです。

株価が下がれば市場から株を買い戻し、株を返した後に残る差額(株価の値下がり分)が利益となります。

この仕組みを利用することで、同じ銘柄を同じ株数だけ現物取引で買い、信用取引で売っておくことで、株価が下がっても、現物取引の損失と信用取引の利益を相殺してチャラにすることができるのです。

クロス取引を行うのであれば、信用取引口座が必要です。

まだ信用取引口座を開設していないという場合には、権利付き最終日までに余裕を持って開設しておくようにしましょう。

(2)逆日歩の発生には注意

ただし信用取引(制度信用取引)の売りでは逆日歩(ぎゃくひぶ)というコストが発生することがあります。

逆日歩とは、売り注文が集中して貸す株が足りなくなり、外部から株を調達するために必要となったコストを信用売りした投資家が負担するものです。

逆日歩はその時に需給状況によって決まるものであるため、逆日歩が発生するかどうか、発生した場合それがいくらなのかは、売り注文をした段階ではわかりません。

そのため権利付き最終日には優待狙いの売り注文が殺到し、人気の優待株では逆日歩が高額となることもあります。

高額な逆日歩が発生した最近の例としては、2017年12月に「築地銀だこ」などを運営しているホットランド(3196)で1株あたり135円の逆日歩が発生しています。

優待獲得に必要な100株に対して13,500円です。

100株でもらえるのは1,500円分の優待券であり、たこ焼き1個に500円以上払うという残念な例と言えます。

もちろんこのような例は稀ではありますが、クロス取引にはこのようなリスクもあるということは知っておきましょう。

逆日歩は取引所が定めたルールのもとで行われる制度信用取引でのみ発生し、証券会社が独自のルールで行う一般信用取引では発生しません。

一般信用取引で売建できる証券会社や銘柄は限られるものの、利用価値は高いと言えます。

(3)クロス取引の方法

株価変動による損失を最小に抑えるには、現物取引の買値と信用取引の売値を同じにすることがポイントです。

取引が始まってから注文するのでは株価は常に動いており、タイムラグによって買値と売値がズレてしまう可能性が高くなります。

そこでクロス取引では、9:00の取引開始(寄付)前に注文を出しておくという方法を使います。

【クロス取引の手順】

  1. 「権利付最終日の寄付前」までに、優待獲得に必要な株数の買い注文(現物取引)と売り注文(信用取引)を「同じ株数」・「成行注文」で行う。
  2. 買い注文(現物取引)と売り注文(信用取引)がすべて成立しているかを確認。
  3. 翌営業日(権利落ち日)に、保有している現物株で信用取引で借りた株を返済する「現渡」によって精算する。

寄付前に出した成行注文は、当日の寄付で売買が成立すれば、買値と売値が同じになります。

また、信用売りは保有しているだけで貸株料がかかるため、優待がもらえることが確定した権利落ち日に精算を行います。

持っている株を売って、売っている株を買い戻してもいいですが、手数料は「現渡」をした方が安く済みます。

5、2018年から使える!6月お得な株主優待銘柄10選

6月は「マクドナルド」や「すかいらーく」など人気の優待の多い月です。

そのなかから優待銘柄を厳選して10銘柄ご紹介します。

(1)日本マクドナルドHD(2702)

優待内容優待食事券(年2回 6月・12月)
(バーガー類、サイドメニュー、飲物の3種類の商品無料引換券が1枚になったシート6枚綴りで1冊。全てビックマックセット(690円)に交換すると、1冊あたり4,140円相当*)
100株以上:1冊
300株以上:3冊
500株以上:5冊
株価必要投資額優待利回り配当利回り
5,590円559,000円1.48%(*)0.54%
公式HPhttp://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/

(2)すかいらーく(3197)

優待内容飲食割引カード(年2回 6月・12月)
100株以上:(6月)3,000円/(12月)3,000円
300株以上:(6月)9,000円/(12月)11,000円
500株以上:(6月)15,000円/(12月)18,000円
1,000株以上:(6月)33,000円/(12月)36,000円
株価必要投資額優待利回り配当利回り
1,660円166,000円3.61%2.29%
公式HPhttp://ir.skylark.co.jp/stock/benefit.html

(3)キングジム(7962)

優待内容自社または自社グループ商品(年1回 6月20日)
100株以上:2,500円相当
1,000株以上:5,000円相当
*2017年はファイル・ノートセット
株価必要投資額優待利回り配当利回り
1,107円110,700円2.26%1.26%
公式HPhttp://www.kingjim.co.jp/ir/stock_preferential

(4)イデアインターナショナル(3140)

優待内容自社グループ商品(年1回 6月)
100株以上:9,000円相当
200株以上:18,000円相当
400株以上:24,000円相当
600株以上:30,000円相当
1,000株以上:36,000円相当
*カタログ(生活雑貨や化粧品など)から選択
株価必要投資額優待利回り配当利回り
1,245円124,500円7.22%0.24%
公式HPhttp://idea-in.com/?pg=investor&wm=benefit&bm=benefit

(5)エリアクエスト(8912)

優待内容100株以上:
2,000円相当の優待券(指定飲食店舗などで利用可)または
1,000円相当の自社オリジナル・クオカード(年1回 6月)
株価必要投資額優待利回り配当利回り
304円30,400円6.58%0.66%
公式HPhttp://www.area-quest.com/

(6)アークランドサービスHD(3085)

優待内容食事券・550円相当(年2回 6月・12月)
100株以上:2枚
200株以上:4枚
1,000株以上:20枚
株価必要投資額優待利回り配当利回り
2,421円242,100円0.91%0.66%
公式HPhttp://www.arclandservice.co.jp/

(7)フジオフードシステム(2752)

優待内容食事券または自社関連商品*(年2回 6月・12月)
100株以上:3,000円相当
300株以上:6,000円相当
1,000株以上:12,000円相当
*自社関連商品は米、オリジナルカレー、コーヒー、辛子明太子セットなどの中から選択
株価必要投資額優待利回り配当利回り
2,095円209,500円2.86%0.95%
公式HPhttp://www.fujiofood.com/ir/hospitality.html

(8)アーバネットコーポレーション(3242)

優待内容株主専用インターネットサイトで利用可能な株主優待ポイント(年1回 6月)
1,000株以上:3,000円相当(①3,500円 ②3,500円)
2,000株以上:6,000円相当(①7,000円 ②7,000円)
3,000株以上:9,000円相当(①10,000円 ②11,000円)
4,000株以上:15,000円相当(①16,000円 ②19,000円)
*食品・電化製品・ギフト・旅行・体験等と交換可
*保有期間に応じて優待内容がアップ
①1年以上2年未満継続保有、②2年以上継続保有
株価必要投資額優待利回り配当利回り
395円395,000円0.76%3.29%
公式HPhttps://urbanet.premium-yutaiclub.jp/

(9)ゴルフダイジェスト・オンライン(3319)

優待内容①GDOゴルフショップクーポン券および
②GDOゴルフ場予約クーポン(年2回 6月・12月)
100株以上:①2,000円相当 ②2枚(2,000円相当)
500株以上:①6,000円相当 ②3枚(3,000円相当)
1,000株以上:①5,000円相当 ②5枚(5,000円相当)
株価必要投資額優待利回り配当利回り
1,381円138,100円5.79%0.69%
公式HPhttps://company.golfdigest.co.jp/

(10)GMOインターネット(9449)

優待内容100株以上:
GMOくまポンギフト券2,000円分
GMOクリック証券株式買付手数料相当額キャッシュバック
GMOクリック証券売買手数料5,000円(上限)キャッシュバック
グループの各種サービス利用料5,000円分(上限)
(年2回 6月・12月)
株価必要投資額優待利回り配当利回り
2,942円294,200円8.16%0.82%
公式HPhttp://ir.gmo.jp/stock/st-newstockholders/

(2018年6月7日時点)

6、注目の株主優待を検索するサイト

株主優待は個人投資家の関心も高く、多くの証券会社サイトなどでも、優待内容や優待月などで株主優待を検索できる機能が備わっています。

投資家のための企業情報サイト(知って得する株主優待)では、優待銘柄の基本情報のほか、注目優待銘柄の詳細な解説などもみることができます。

投資家のための企業情報サイト(知って得する株主優待)

7、株主優待を楽しんでいる投資家さんのブログ5選

今回ご紹介の皆さんも優待を楽しみながら日々投資に励んでいます。

あなたの知らなかったお得な優待があるかもしれません。

ぜひ参考にしてください。

(1)株主優待を楽しむ日記

株主優待を楽しむ日記

(2)夕刊マダムの悠々優待生活

夕刊マダムの悠々優待生活

(3)みーちゃんの株主優待

みーちゃんの株主優待

(4)DividendLife2.0

DividendLife2.0

(5)かすみちゃんの株主優待日記

かすみちゃんの株主優待日記

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した以外にも多くの企業が株主優待を行っています。

桐谷さんの銘柄選びのルールやクロス取引などを活用しながら、あなたのお気に入り優待銘柄を見つけ、投資してみましょう。

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証券会社、生損保代理店での勤務を経てファイナンシャルプランナーとして独立。

(保有資格)1級FP技能士・証券外務員一種
(試験合格)宅建士・行政書士

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