ETFと比較してETNをより深く理解するポイントとオススメ銘柄10選

株式と同じように市場で取引できるETFは知っていても、ETNについてはよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

名前も似ていて、特徴にも同じようなものが多いETNとETFですが、2つは別の商品で違いがあります。

この記事では、ETNとETFの違いとそれぞれの特徴など知っておきたい重要なポイントについて解説していきます。

ETFについてはよく知っているという方も、ETNと比較しながら改めて確認しておきましょう。

1、ETNの仕組みと特徴は?

ETN(イー・ティー・エヌ)とは「Exchange(取引所で)Traded(取引される) Note(債券)」のことで、「上場投資証券」や「指標連動証券」ということもあります。

証券取引所に上場しており、価格はリアルタイムで変動し、数千〜数万円程度の少額から株式と同じように売買できます。

ETNはその価格が特定の指標(インデックス)に連動するように設計されており、信用力の高い金融機関がその信用力により発行した債券(Note)です。

価格の基準となる指標としては、TOPIXやS&P500などの「指数」、あるいは金や農産物など商品の「価格」が用いられます。

ETNの価値を裏付けるのは「発行する金融機関の信用力」であり、価値の裏付ける「現物資産」は保有していません。

そのため、外国人への投資規制が存在する新興国株式や、希少資源、時間の経過とともに劣化してしまう農産物等のように現物資産の保有が困難な対象指標であっても投資対象にできるという特徴があります。

一方で、ETNを発行する金融機関の財務状況が悪化して信用力が低下したり、倒産したりすると、ETNの価格が下落し、最悪の場合には無価値となる可能性もあります。

東京証券取引所に上場するETNについては、このような信用リスクを低減するために、発行体である金融機関に一定水準以上の信用力や財務状況、信用格付けなどに問題はないか、厳格な基準のもとで審査が行われています。

そのほか、ETNを発行する金融機関が投資対象指標とETNの償還価額が連動するよう保証するため、運用にかかる手数料分を除いて償還価額と対象指標とのずれ(トラッキングエラー)が発生しないという特徴もあります。

2、ETFの仕組みと特徴は?

ETF(イー・ティー・エフ)とは、「Exchange(取引所で)Traded(取引される) Fund(投資信託)」のことで、「上場投資信託」とも言われます。

証券取引所に上場しており、価格はリアルタイムに変動し、数千〜数万円程度の少額から株式と同じように売買できます。

また、価格が株価指数(TOPIXやS&P500)や商品価格(指数)などに連動するように設計されるという点もETNと共通しています。

ETNとの違いは、ETFにはその価値の裏付けとなる資産があるという点です。

その資産は、運用会社の資産とは分けて信託銀行に保管されているため、もし運用会社が倒産しても投資した資産は守られる仕組みとなっています。

3、ETN投資のメリット・デメリット

ETNのメリット・デメリットについて、その特徴と同じところもありますが、もう少し詳しくみていきましょう。

(1)メリット

① 様々な資産が投資対象となる

新興国の株式など個人では投資を行なうことが難しい投資対象、現物資産がなくETFでは組成できない「ボラティリティ」などの指標などに投資することができます。

②少額から投資可能

一般に、株式や商品先物などへ投資するには、数十万円程度のまとまった資金が必要となりますが、ETNでは数千円〜数万円程度から投資できます。

③いつでも売買可能

ETNは取引所に上場しているため、一般の証券取引口座を持っていれば、市場が開いている間であれば、株式のように証券会社を通じていつでも売買ができ、信用取引も可能です。

④コストが安い

一般的な投資信託に比べて、運用コストや手数料が低く抑えられています。

証券会社に支払う売買手数料は、概ね株式と同じ程度です。

⑤トラッキングエラーが小さい

ETNは発行者である金融機関によって対象指標への連動が保証されているため、トラッキングエラーは運用管理費用などを除いて発生しません。

その分だけ効率的な投資ができます。

また、インデックスファンドのように、指数(インデックス)への連動性が運用会社の運用能力に依存することもありません。

(2)デメリット

① 発行体である金融機関の信用リスク

ETNを発行する金融機関の財務状況が悪化して信用力が低下したり、倒産したりすると、ETNの価格が下落し、最悪の場合には無価値となる可能性もあります。

②裏付け資産は存在しない

発行体である金融機関が指数への価格連動を保証するものの、その価値を裏付ける現物資産を保有していません。

そのため前述のような発行体が倒産してしまいETNが上場廃止となっても、裏付け資産を清算して投資家に保証が行われるという仕組みが存在しません。

③債券ではあるが満期に元本が償還される商品ではない

ETNは債券でありながら満期時に元本が保証されていません。

償還価格は、対象指標に連動した決まる価格であり、償還時の対象指標次第では元本を下回ることもあります(逆に上回ることもあります)。

4、ETF投資のメリット・デメリット

同様にETFについてもメリット・デメリットをより詳しくみていきます。

(1)メリット

1.       少額から投資可能

2.       いつでも売買可能

3.       コストが安い

この1〜3については、ETNと同様にメリットと言えます。

4.        価値の裏付けとなる資産がある

ETFの価値の裏付けとなる資産は、運用会社の資産とは分けて信託銀行に保管されているため、もし運用会社が倒産しても投資した資産は守られる仕組みとなっています。

(2)デメリット

① 運用コストがかかる

一般的な投資信託に比べれば格安ではあるものの、投資信託である以上信託報酬などの運用コストがかかります。

②トラッキングエラーが発生する

株式指数などに連動するETFの商品構成や価格は、指数をみてから銘柄組み入れ比率に変更などを行うため、どうしてもタイムラグが生じます。

また売買コストなどが発生したり、指数への連動性が運用会社の運用能力にも依存するため、トラッキングエラーが発生します。

5、ETNとETFとの比較

ではここまでみてきた特徴と、メリット・デメリットを含めて、ETNとETFをまとめて比較してみましょう。

ETN ETF
取引方法 市場でリアルタイムに売買 市場でリアルタイムに売買
発行機関 信用力の高い金融機関 投資信託委託会社
(アセットマネジメント会社)
投資対象 現物のある指数
株式・債券・REIT・商品など現物のない指標
(ボラリティなど)
現物のある指数
株式・債券・REIT・商品など
価値の保証 発行体の信用力 保有する現物資産
リスク 発行体の信用リスク 組み入れ商品によるリスク
価格変動リスク・流動性リスク
信用リスク・為替リスク
など
トラッキング
エラー
発生しない
*運用管理費用などを除く
発生する
*タイムラグ・売買コスト・運用会社の運用能力などが原因
償還期間 満期償還あり
*元本(額面)保証ではない
基本的に満期償還なし
運用コスト 一般的な投資信託に比べ格安だが、現物資産を保有するためETNに比べてコストがかかる わずかにコストかかるが、現物資産を保有しないため低廉

6、ETN銘柄の具体的な特徴

ここまではETNについての一般的な特徴をみてきましたが、ここからは具体的なETN銘柄の特徴をみていくことにしましょう。

2018年2月時点で、東京証券取引所には23銘柄のETNが上場していますが、その中から5銘柄をピックアップしてご紹介します。

(1)NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)

NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)
特徴 投資家が日経平均株価の将来の変動をどのように想定しているかを表した指数(日経平均ボラティリティ―・インデックス)を対象とする先物取引(日経ボラティリティ―・インデックス先物取引)の価格に基づいて設計された日経平均ボラティリティ―・インデックス先物指数を連動対象とするETN。
対象指標 日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)先物指数
市場価格 2,520円
売買単位 1 口
最低買付価格 2,520円
平均売買高
(直近90日)
12,792口
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
償還日 2033/2/7
管理費用(税抜) 0.95%
騰落率(過去3年) -93.33%
ボラティリティ
(過去90日)
59.2%
 

(2)NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)

NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油 ダブル・ブル ETN(2038)
特徴 日経・東商取原油指数の前日比変動率(%)の2倍の動きをする日経・東商取原油レバレッジ指数を連動対象としたETN。
対象指標 日経・東商取原油レバレッジ指数
市場価格 1,479円
売買単位 1口
最低買付価格 1,479円
平均売買高
(直近90日)
436,619口
残存償還価額総額 567.2億円
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
償還日 2033/2/7
管理費用(税抜) 0.80%
騰落率(過去3年) -67.68%
ボラティリティ
(過去90日)
45.4%
 

(3)NEXT NOTES 東証マザーズ ETN(2042)

NEXT NOTES 東証マザーズ ETN(2042)
特徴 東証マザーズ市場に上場する全銘柄の値動きを表す東証マザーズ指数を連動対象とするETN。
対象指標 東証マザーズ指数
市場価格 12,250円
売買単位 1口
最低買付価格 12,250円
平均売買高
(直近90日)
10,003口
残存償還価額総額 158.7億円
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
償還日 2033/8/8
管理費用(税抜) 0.50%
騰落率(過去3年) 35.79%
ボラティリティ
(過去90日)
27.2%
 

(4)NEXT NOTES 野村日本株高配当70(ドルヘッジ、ネットリターン)ETN(2048)

NEXT NOTES 野村日本株高配当70(ドルヘッジ、ネットリターン)ETN(2048)
特徴 国内上場全銘柄から今期予想配当利回りの高い70銘柄で構成される指標「野村日本株高配当70」において米ドル建で投資する歳の為替リスクをなくした「野村日本株高配当70・米ドルヘッジ指数(ネットトータルリターン)」との連動を目指すETN 。
対象指標 円換算した野村日本株高配当70・米ドルヘッジ指数(ネットトータルリターン)
市場価格 10,600円
売買単位 1口
最低買付価格 10,600円
平均売買高
(直近90日)
3,541口
残存償還価額総額 62億円
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
償還日 2035/2/6
管理費用(税抜) 0.85%
騰落率(過去3年) 4.43%
ボラティリティ
(過去90日)
24.2%
 

(5)NEXT NOTES  高ベータ30(ネットリターン)ETN(2068)

NEXT NOTES  高ベータ30(ネットリターン)ETN(2068)
特徴 国内上場全普通株式の中から、日本株市場リターン及びドル円為替レートリターンに対するベータ値(感応度)などに基づいた定量的な指標(合成スコア)の上位30銘柄を組み入れた「野村日本株高ベータ・セレクト30(配当課税考慮済指数)」との連動を目指すETN 。
対象指標 野村日本株高ベータ・セレクト30(配当課税考慮済指数)
市場価格 11,550円
売買単位 1口
最低買付価格 11,550円
平均売買高
(直近90日)
1,003口
残存償還価額総額 23億円
発行会社 ノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ
償還日 2037/2/6
管理費用(税抜) 0.85%
騰落率(過去1年) 11.71%
ボラティリティ
(過去90日)
29.1%
 

(騰落率・ボラティリティは2018年3月30日現在、その他は2018年4月16日時点)

7、ETF銘柄の主な種類とオススメ銘柄5選

東京証券取引所では国内外の株式指数、債券指数、REIT指数、商品価格(指数)などに連動する各種ETFが取引されています。

また一部の証券会社では、米国のNASDAQやNYSE Arcaなど海外の市場に上場している「海外ETF」を日本国内で取引することも可能です。

(1)ETF銘柄の主な種類

① 国内株式型ファンド

② 先進国株式ファンド

iシェアーズS&P500米国株ETF(1655)

③ 新興国株式ファンド

iシェアーズ・コアMSCI新興国株ETF(1658)

④ 国内REIT型ファンド

上場インデックスファンドJリート(1345)

⑤ 海外REIT型ファンド

iシェアーズ 米国リート ETF(1659)

⑥ コモディティ(商品)型ファンド

WTI原油価格連動型上場投信(1671)

(2)オススメ銘柄5選

東証上場ETFから、オススメETFを5銘柄ピックアップしてご紹介します。

①TOPIX連動型上場投資信託(1306)

TOPIX連動型上場投資信託(1306)
特徴 日本の株式市場全体の値動きを表す代表的な株価指数である「TOPIX(東証株価指数)」と連動することを目指すETF
対象指標 TOPIX
基準価格 1,798円
売買単位 10口
最低買付価格 17,990円
分配金 26円(年1回)
分配金利回り 1.44%
純資産額 74,020.9億円
平均売買高
(直近90日)
2,684,673口
管理会社 野村アセットマネジメント
信託報酬(税抜) 0.11%
騰落率(過去3年) 12.26%
ボラティリティ
(過去90日)
17.8%
 

②日経225連動型上場投資(1321)

日経225連動型上場投資(1321)
特徴 日本を代表する銘柄の株価値動きを示す指数である「日経平均株価(日経225)」との連動を目指すETF
対象指標 日経平均株価
基準価格 22,624.4円
売買単位 1 口
最低買付価格 22,630円
分配金 286円(年1回)
分配金利回り 1.26%
純資産額 55,653億円
平均売買高
(直近90日)
445,467口
管理会社 野村アセットマネジメント
信託報酬(税抜) 0.22%
騰落率(過去3年) 12.12%
ボラティリティ
(過去90日)
20.3%
 

③東証マザーズETF(2516)

東証マザーズETF(2516)
特徴 東証マザーズに上場する内国株全銘柄を対象とし、浮動株ベースの時価総額加重型で算出される株価指数「東証マザーズ指数」との連動を目指すETF
対象指標 東証マザーズ指数
基準価格 848円
売買単位 10 口
最低買付価格 8,480円
分配金 設定まもなく分配金実績なし
(年1回)
分配金利回り
純資産額 7.3億円
平均売買高
(直近90日)
95,267口
管理会社 シンプレクス・アセット・マネジメント
信託報酬(税抜) 0.50%
騰落率(過去3年)
ボラティリティ
(過去90日)
 

④上場インデックスファンドJリート(1345)

上場インデックスファンドJリート(1345)
特徴 わが国の不動産投信(J-REIT)市場全体の値動きを表す代表的な株価指数である「東証REIT指数」との連動目指す ETF
対象指標 東証REIT指数
基準価格 1,701.73円
売買単位 100口
最低買付価格 170,600円
分配金 13.77円(年6回)
分配金利回り 3.62%
純資産額 1,789.1億円
平均売買高
(直近90日)
21,900口
管理会社 日興アセットマネジメント
信託報酬(税抜) 0.3%
騰落率(過去3年) -9,26%
ボラティリティ
(過去90日)
11.7%
 

⑤WTI原油価格連動型上場投信(1671)

WTI原油価格連動型上場投信(1671)
特徴 円換算した「ニューヨーク商業取引所(NYMEX)におけるWTI原油先物の直近限月の清算値」との連動を目指すETF
対象指標 NYMEXにおけるLight, Sweet Crude Oil Futures(WTI原油先物)の直近限月の清算値を円換算で表示した価格
基準価格 415.1円
売買単位 10 口
最低買付価格 4,170円
分配金 0円(年1回)
分配金利回り 0%
純資産額 237.7億円
平均売買高
(直近90日)
662,021口
管理会社 シンプレクス・アセット・マネジメント
信託報酬(税抜) 0.50%
騰落率(過去3年) -28.03%
ボラティリティ
(過去90日)
23,4%
 

(騰落率・ボラティリティは2018年3月30日時点、その他は2018年4月16日時点)

8、売買手数料を抑えるならネット証券がオススメ

ETNやETFは運用コストの安さが魅力の一つですが、証券会社に支払う売買手数料をがっぽり持って行かれてしまっては本末転倒です。

売買手数料を抑え、運用成果を向上させるためには、ETNやETFはネット証券で売買するのがおすすめです。

(1)売買手数料比較(2018年3月時点)

売買手数料(1日に1回だけ売買する場合)
会社名 5 10 20 30 50 100 150 200
万円まで
DMM.com証券 50 80 97 180 180 340 400 600
カブドットコム証券
(フリーETF)
0 0 0 0 0 0 0 0
カブドットコム証券
(通常)
90 90 180 250 250 990 1440 1890
SBI証券
(スタンダードプラン)
50 90 105 250 250 487 582 921
楽天証券
(超割コース)
50 90 105 250 250 487 582 921
ライブスター証券
一律(つどつど)プラン
80 80 97 180 180 340 400 600
GMOクリック証券
(1約定ごとプラン)
95 95 105 260 260 470 570 900
岡三オンライン証券
(ワンショット)
99 99 200 350 350 600 1000 1500
マネックス証券
(取引毎手数料コース)
100 100 180 250 450 1000 1500 2000

売買手数料(1日に複数回売買する場合)
会社名 10 20 30 50 100 200
万円まで
カブドットコム証券
(フリーETF)
0 0 0 0 0 0
岡三オンライン証券
(定額プラン)
0 0 350 500 800 1300
SBI証券
(アクティブプラン)
0 191 286 429 761 1161
楽天証券
(いちにち定額コース)
0 191 286 429 858 2000
松井証券
(ボックスレート)
0 300 300 500 1000 2000
GMOクリック証券
(1日定額プラン)
213 213 278 398 796 1167
ライブスター証券定額
(おまとめプラン)
400 400 400 400 600 1000
マネックス証券
(一日定額手数料コース)
2500 2500 2500 2500 2500 2500

(2)複数口座開設

カブドットコム証券では、16銘柄のETFについて売買手数料を無料とする「フリーETF」というサービスがあり、フリーETF対象銘柄の売買については最も売買手数料は安くなります。

ただそれ以外の銘柄の売買手数料は、特に割安というわけではありません。

また、海外ETFの取り扱いもありません。

総合力のあるSBI証券や楽天証券をメインとした上で、フリーETF対象銘柄を購入する場合にはカブドットコム証券を利用するというスタンスになるのかと思います。

  1. 長期保有を基本として1日に1回以下の単発取引なのか
  2. 短期間に何度も売買するのか

といった取引スタイルによっても、選択は変わってきます。

単発取引中心であれば、売買手数料の安さでいえばDMM.com証券ライブスター証券、ついでSBI証券楽天証券といった感じです。

複数回取引中心のであれば、売買金額の大きさによって定額プランに強みのある証券会社が拮抗しています。

どの証券会社にするか迷う場合には、商品ラインナップと売買手数料との総合力でSBI証券または楽天証券ということになるでしょうか。

それに加えて取引頻度や金額に応じて、他の証券会社も活用していけば良いでしょう。

9、ETN・ETF投資に成功するための情報の集め方

ETN・ETFに関する情報収集を行うのであれば、最も正確なのは東証の公表している情報です。

基本的なデータであれば、東証のサイトやリンク先の運用会社のHPで十分確認することができます。

またETN・ETF銘柄についてよりタイムリーな情報を知りたい場合には、Kabutanのサイトなども役に立ちます。

過去の値動きをすぐに調べることができ、上場ETN・ETFに関する日々開示事項も公表後すぐに確認することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ETNとETFはつい混同してしまいがちですが、投資対象や投資リスクなど重要な部分に違いがあります。

とはいえ、わたしたちにとってのメリットとなる部分には共通点も多く、投資の可能性を広げ利益をもたらしてくれるものです。

この記事を参考にETNとETFについての理解を深めていただき、どちらもうまく活用していただければ幸いです。