「投資を始めてみたいけれど、種類が多すぎて何が良いかわからない」そう悩んでいる方、多いと思います。
確かに、ひと口に「投資」といっても、投資対象やリスクの高低はそれぞれ異なります。しかも、最近はIT技術やAI(人工知能)が発達してどんどん新しい投資法誕生しているため、余計に混乱してしまいますよね。
そのため、自分に合った投資を見つけることは、より困難になってきているかもしれません。
そこで、今回は変化の激しい時代において適切な投資法を選ぶポイントや代表的な投資種類についてわかりやすく解説していきます。初心者におすすめの投資法についてもご案内しますので、「投資の種類が多くて混乱してしまう」という方や、「自分にあった投資法を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
投資とは
投資をはじめる前に、「投資」とは何かを理解しておきましょう。多くの人は、投資をギャンブルや博打のように「勝者と敗者が存在するゲーム」「運で勝ち負けが決まるゲーム」と考えているのではないでしょうか?
しかし、投資は、敗者のおかげで勝者が利益を得られるゲーム的取引ではありませんし、ギャンブルとは大きく性質が異なります。投資とは、将来的に成長する可能性のあるモノや企業、サービスに資金を投じて、その成長によって投資資金以上の収益を得ることです。
つまり、投資の本質は「成長」なのです。
先ほどお伝えしたギャンブルや博打といった短期的な取引で大きな収益を得ようとする行為は「投機」であり、モノやサービスの成長にお金を投じていく「投資」とは、本質が大きく異なります。投機は「いつお金をかけるか」といったタイミングが重要になるため、運や勝負強さなどが必要になってきます。
対して、投資では、「何にどうやってお金をかけるか」といった戦略が重要です。ただ、戦略といっても、難しいことはありません。
株式や債券など、世に出回っている金融商品、投資対象資産にはそれぞれ特性があります。また、過去のデータからその資産がどのような値動きをしてきたのか、リスクとリターンはどれだけ見込めるのかも、ある程度わかるようになっています。
もちろん、将来どのような値動きをするのか、細かい動きは誰にもわかりません。しかし、各資産のリスクとリターンを理解したうえで、リスクを抑えながら成長が見込める資産に少しずつ投資をしていけば、初心者でも投資で利益を出すことは可能です。
これから投資を始めるときは、いきなり投機的な取引で収益を得ようとすることはおすすめできません。投資の種類とそれぞれの特性・リスクとリターンをしっかり理解したうえで、戦略的に、着実に資産を育てていく投資をおすすめします。
投資の種類を比較するときの4つの重要ポイント
冒頭でもお伝えしたように、新しい技術の発達によって、世の中にはさまざまな種類の投資が出てきています。これら多種多様な投資を比較するうえで重要なポイントは、次の4つです。
- どんな投資をするのか
- 何に投資できるか
- どんな収益を得たいのか
- どこまでリスクを取れるのか
重要なポイントなので、一つずつわかりやすく解説していきますね。
ポイント1:投資スタイル(どんな投資をするのか)
投資初心者の方は、よく「どんな金融商品が良いの?」「今なら、何の株を買えば良い?」というように、手っ取り早く儲けられる商品や銘柄を考えがちです。しかし、投資するときに何より重要なのは商品やタイミングではなく、どんな投資をするのかという、投資のスタイルですよ。
たとえば、一般的にハイリスク・ハイリターンといわれる「株式投資」でも、投資スタイルによってリスクやリターンは異なります。
株式投資の代表的な投資スタイル
- バイ&ホールド:資産の成長を優先し、購入した株式をずっと保有し続ける方法→投資的取引
- デイトレード:1日の間に売買を完結させ、株価変動の差異で収益を得る方法→投機的取引
「バイ&ホールド」は、時間をかけて資産の成長に期待する手法で、株主優待や配当金など安定したリターンを得られることが特徴です。対して、対極にある「デイトレード」は、1日に細かく変動する株価変動の差異によって生じる「売買差益」を得る、投機的な手法です。
このように、同じ株式投資でも、バイ&ホールドで安定収入を目指すスタイルもあれば、デイトレードのように売買差益狙いで資産を積み上げていくスタイルもあります。
投資を始めるときは、「どんな金融商品や銘柄を買うのか」を考える前に、「どんな方法で投資するのか」をまず考えましょう。自分のライフスタイルや投資の環境に適した投資スタイルを考えてから、その投資スタイルに適した金融商品(投資)を選ぶことが大切ですよ。
ポイント2:投資対象資産(何に投資できるか)
投資のスタイルを決めたら、次は「何に投資するのか(投資対象資産)」を考えましょう。代表的な投資対象資産には次のようなものがあります。
- 株式
- 債券
- 不動産
- 金
- 金以外のコモディティ(原油や小麦などの現物資産)
また、最近では「特定の事業やサービス」に投資する、クラウドファンディングといった手法もあります。投資対象資産が重要なのは、各資産によって得られる「リターン」、「付随するリスク」、「値動き」が大きく異なるからです。
たとえば、株式は値動きが激しいため、リスクもリターンも高い資産といわれています。反対に、債券は株式とは異なる値動きをするため、比較的リスクもリターンも低いのが特徴です。
このように、各資産にはそれぞれ値動きの特性があり、そこから想定されるリスク・リターンがあるのです。「なんとなく」で投資対象資産を選ぶのではなく、資産の特性をしっかり理解しておくことが大切ですよ。
特に気をつけたいことは、いきなりひとつの株式銘柄に100パーセント投資する、「集中投資」にはならないようにすることです。初心者は、できる限り資産や銘柄(商品)を分散させて、リスクを抑える「分散投資」を心がけましょう。
分散投資とは、値動きの異なる資産や銘柄を複数組み合わせることで、資産価値が上下に揺れ動く変動幅をできる限り抑える方法です。
同じ株式でも、日本の株式と外国の株式とでは値動きや特性が異なります。地域による違いも理解したうえで、複数の資産や地域に分散投資して、リスクを抑えつつリターンを狙うようにしてください。
ポイント3:収益(どんな収益を得たいのか)
どんなリターン(収益)を得たいのか、収益の種類によって投資を選ぶという方法もあります。
投資の種類は大きくわけて、次の2つがあります。
- インカムゲイン
- キャピタルゲイン
インカムゲインは、その資産を保有している限り得られる不労所得のようなもので、株式の配当金や不動産の賃貸収入などがあります。対して、キャピタルゲインとは、投資対象資産の価値が上昇することで得られる、売買差益を指します。
「投資で安定的な収入を得たい」とか、「お小遣いのような感覚でプチ収入が欲しい」という方は、インカムゲインを得られる投資が向いています。逆に、「定期的な収入はいらないので、できるだけ資産を育てていきたい」という方は、資産の成長で収益を得るキャピタルゲインが得られる投資が向いています。
先ほどお伝えしたように、同じ株式投資でも、投資スタイルによってインカムゲインを得るのか、キャピタルゲインを得るのか、得られるリターン(収益)は異なります。どちらが良い・悪いというものではありません。
大切なことは、自分がどのような収益を求めているのかです。「定期的にお小遣いがあったほうが投資を続けるモチベーションになる」という方もいれば、「コツコツ積み立てて、最終的なリターンをできる限り大きくできるほうが良い」と考える方もいます。
いずれにしても、自分に適した収益を得る方法を考えてみてください。
ポイント4:リスク・リターン(どこまでリスクを取れるか)
これまで何度もお話してきたように、投資スタイルや投資対象によってリスクとリターンが異なります。そのため、自身の投資目的に適したリスクとリターンの投資を選択することが大切です。
たとえば、「定年前に住宅ローンを完済させるための資金を作りたい」なら、定年時点のローン残債から逆算して、必要な投資額や利回りを考える必要があります。
「定年時点のローン残債は○○万円で、定年まで〇年。だったら、年5パーセントくらいの利回りで投資しなければならない。年5パーセントの利回りで投資できる方法は何か?」といったように、資金の目的や使いみちから投資で必要な利回りを算出し、その利回りで運用できる投資は何か?リスクはどうなっているのか?を考えるのです。
ただ、先述したように、リスクが大きい投資は資産変動の振れ幅が大きく、資産価値が上下に揺れ動く可能性があるので気をつけましょう。リスクを抑える方法には次の2つがあります。
- コツコツと投資を続け、ある程度時間をかけること(時間分散)
- 複数の資産に投資して、資産変動の振れ幅を抑えること(資産分散)
リターンの高い投資に挑戦する場合は、リスクを抑えるためにある程度の時間をかけること、複数の資産に分散投資するようにしてくださいね。
13種類の代表的な投資を徹底解説!
今までお伝えしてきた投資の比較ポイントをふまえたうえで、代表的な13種類の投資をご紹介します。
投資方法 | 代表的な投資スタイル | 投資対象産 | 収益 | リスク・リターン |
---|---|---|---|---|
株式投資 | ・バイ&ホールドで中長期投資 ・デイトレードで短期投資(投機的取引) |
国内外の株式 | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ハイリスク・ハイリターンバイ&ホールドならリスクを抑えた運用も可能 |
個人向け国債 | ・満期まで保有して売却 | 国の債券 | ・インカムゲイン +満期時に元本償還 |
ローリスク・ローリターン |
個人向け社債 | ・満期まで保有して売却 | 企業の社債 | ・インカムゲイン +満期時に元本償還 |
ローリスク・ローリターン |
投資信託 | ・バイ&ホールドで中長期投資(積み立て投資) | 国内外の株式、債券など | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ミドルリスク・ミドルリターン |
ETF(上場投資信託) | ・バイ&ホールドで中長期投資(積み立て投資) | 国内外の株式、債券など | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ミドルリスク・ミドルリターン |
REIT(不動産投資信託) | ・バイ&ホールドで中長期投資(積み立て投資) | 国内外の不動産(住宅用不動産やオフィスビル、商業ビルなど) | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ミドルリスク・ミドルリターン |
現物不動産投資 | ・賃貸経営でインカムゲインを得る中長期投資 | 国内の不動産(アパートやマンションなど) | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ミドルリスク・ミドルリターン |
融資型クラウドファンディングソーシャルレンディング) | ・満期までインカムゲインを得る短期投資 | 国内外の事業・サービスなど | ・インカムゲイン期時に元本償還 *元本保証はない |
ミドルリスク・ミドルリターン |
ロボ・アドバイザー | ・バイ&ホールドでキャピタルゲインを得る中長期投資 | ETF・債券など | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ミドルリスク・ミドルリターン |
金投資 | ・バイ&ホールドでキャピタルゲインを得る中長期投資 | 地金、金貨など | ・キャピタルゲイン | ミドルリスク・ミドルリターン |
FX | ・短期トレードを繰り返す短期投資から長期投資まで、投資スタイルは多種多様にある | 各国通貨の為替 | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ハイリスク・ハイリターン |
仮想通貨 | ・短期トレードを繰り返す短期投資から積み立て投資まで、投資スタイルは多種多様にある | 電子通貨 | ・インカムゲイン ・キャピタルゲイン |
ハイリスク・ハイリターン |
投資会社 | *投資会社によって異なる バリュー運用、グロース運用などがある |
株式など *投資会社により異なる |
*投資会社により異なる | ハイリスク・ハイリターン*投資会社によって異なる |
それぞれ、くわしく解説していきましょう。
1. 株式投資
株式投資は、国内外の株式市場に上場している企業の株式銘柄を購入することで、インカムゲイン(配当金+株主優待*)とキャピタルゲイン(売買差益)が得られる投資法です。値動きが激しいためハイリスク・ハイリターンといわれることが多いですが、バイ&ホールドによりリスクを抑えた投資スタイルで取り組むことも可能です。
*株主優待は日本株式のみの制度で、外国株式にはない
2. 個人向け国債
個人向け国債は、国が発行する借用証書のようなもので、国に一定期間お金を貸すことで、インカムゲイン(利子収入)を得る投資法です。国が元本と最低金利を保証しているため、リスクもリターンも低いのが特徴です。
3. 個人向け社債
個人向け社債は、企業が発行する借用証書のようなもので、企業に一定期間お金を貸してインカムゲイン(利子収入)を得る投資法です。個人向け国債と同様、元本保証があるため受取利子は低く、リスクが低い代わりに、大きなリターンを得ることができません。
4. 投資信託
投資信託は、プロの運用会社が運用するファンド(株や債券、不動産などが入っている)に投資することで、インカムゲイン(分配金*)とキャピタルゲイン(売買差益)が得られる投資法です。株式や不動産に直接投資するのではなく、「プロが選んだ株式や不動産」に間接的な投資ができること、運用に手間がかからず少額ではじめられることから、初心者向けの金融商品と言われることが多いです。
投資信託は株式のように流動性がないため、中長期保有のバイ&ホールドという投資スタイルが主流です。ただ、投資信託そのものの運用手法として、次の2つがあります。
- 市場平均に連動するインデックス運用
- 市場平均以上の収益を目指すアクティブ運用
リスクを抑えたインデックス運用、リスク高めのアクティブ運用という特徴があるので、留意しましょう。
*分配金を出さない投資信託もあります
5. ETF(上場投資信託)
ETFとは、株式と同様に上場市場で取引されている投資信託で、インカムゲイン(分配金)とキャピタルゲイン(売買差益)が得られる投資法です。購入方法は株式と同じなので流動性があり、投資信託よりも手数料が低くなっています。
6. REIT(不動産投資信託)
REITとは、不動産に投資する投資信託のことで、間接的な不動産投資ができる投資法です。投資信託やETFと同様、インカムゲイン(分配金)とキャピタルゲイン(売買差益)が得られます。
REITは不動産の賃貸収入を投資家に分配するという特性上、インカムゲインである分配金の利回りが比較的高く、安定した収入を得やすいことが特徴です。
7. 現物不動産投資
不動産投資とは、マンションやアパートなどの現物不動産を購入して賃貸に出し、インカムゲイン(賃貸収入)とキャピタルゲイン(将来的な物件の売却益)得る投資法です。かつてのバブル期はキャピタルゲイン狙いの不動産投資が主流でしたが、現在の不動産投資は安定した賃貸収入を得るため、インカムゲイン目的で投資するスタイルが主流になっています。
8. 融資型クラウドファンディング
融資型クラウドファンディングとは、クラウドファンディングの手法を使ってインカムゲイン(利息収入)を得る新しい投資法で、別名ソーシャルレンディングとも呼ばれています。融資を希望する企業や団体に対し、インターネット上で間接的な融資を行うことで比較的高い利息収入が得られることが特徴です。
利回りが高い分、融資した元本が回収できない可能性もあること、またまだ新しい投資法なので業界自体発展途上である点に留意が必要です。
9. ロボ・アドバイザー投資
ロボ・アドバイザー投資とは、AIが投資を自動化してくれる新しい投資サービスです。国内外のETFや債券などに投資して、インカムゲイン(分配金)とキャピタルゲイン(売却益)が得られる投資法です。
最初にいくつかの質問を答えるだけで、あとの運用はすべてAIにお任せできます。そのため、難しい投資戦略や投資スタイルを考えることなく、気軽に投資をはじめられることが特徴です。
10. 金投資
金投資とは、地金や金貨などの金を購入することで、将来のキャピタルゲイン(売買差益)が得られる投資法です。金は世界共通の資産であり、世界情勢の変化に強いことが特徴です。
守りの資産としてもつ方が多いため、基本的な投資スタイルは中長期投資となっています。金の延べ棒などを購入して長期保管する方法もあれば、毎月定額で購入する純金積立といった方法もあります。
11. FX(外国為替証拠金取引)
FX(外国為替証拠金取引)とは、外国の通貨の為替に投資して、キャピタルゲイン(為替差益)を得る投資法です。為替に投資するためデイトレード的な短期投資が主流ですが、金利差の調整で生じるインカムゲイン(スワップポイント)目的で投資するスタイルもあります。
いずれにしても、少ない資金にレバレッジをかけて取引するため、リスクもリターンも高くなることが特徴です。
12. 仮想通貨
仮想通貨は、インターネット上で取引されるバーチャル通貨を保有することで、キャピタルゲイン(通貨の売買差益)が得られる投資法です。投資する仮想通貨の銘柄によっては、通貨の保有によるインカムゲインが得られる場合もあります。
仮想通貨は日々価格が変動しており、資産価値の変動幅が大きいことから、ハイリスク・ハイリターンに分類されます。
13. 投資会社
投資会社とは、投資専門の会社に投資を任せて大きな収益を狙う投資法です。ただ、投資会社によって収益の仕組みや投資スタイルが大きく異なるため一概には言えませんが、安定した収益をかかげている投資会社を選べば大きなリターンを期待することが可能です。
初心者におすすめの投資
投資の本質は成長です。どんな投資をするにしても、自分のライフスタイルに合っていて、ストレスなく継続していけるかどうかが重要になってきます。
ただ、「自分に何があっているかがわからない」という方もいるでしょう。そこで、ここでは投資初心者におすすめの投資法を、3つのパターン別に紹介します。
おすすめの投資1:定期的に安定した収入を得たい人向け
投資で一攫千金を目指すよりも、「定期的に安定した収入を得たい」「少しでもプチ収入があると、モチベーションが上がる」という方におすすめの投資は、次の2つです。
- 融資型クラウドファンディング
- REIT(不動産投資信託)
どちらも、投資期間中は安定したインカムゲインが得られることが特徴で、長期投資を続ければ運用利回りを5%パーセントほどにすることも可能です。
ただし、次の点に注意が必要です。
- 融資型クラウドファンディングは、投資期間中(数ヶ月~3年までが多い)資金が引き出せない
- REITは、数万円~数十万円は投資資金がないと始められないことが多い
おすすめの投資2:面倒なこと・難しいことはしたくない人向け
「とにかく面倒なことはしたくない」「相場を見たり分析したりするのは難しい」という方には、手間のかからない次の2つがおすすめです。
- ロボ・アドバイザー
- 投資信託
どちらも積み立て投資設定ができるので、毎月投資する金額を決めれば、あとは自動で投資を継続できる手軽さが魅力です。
ただし、ロボ・アドバイザーも投資信託も、資産を保有するだけで手数料が発生することには注意してください。特に、ロボ・アドバイザーは手軽な反面手数料は投資信託より高めです。
手数料を理解したうえで投資を始めましょう。
おすすめの投資3:利益を追求したい人向け
「できるだけ資産を増やしたい」「リスクを取ってでも利益を追求したい」という方には、絶対的な収益を追求できる次の2つがおすすめです。
- 株式投資
- 投資会社
どちらも、主な投資対象資産は株式なので、流動性が高くリスクを取ってリターンを追求できることが特徴です。
ただし、それぞれ次のような特徴があります。
- 株式投資は自分で銘柄を選んで売買しなければならないため、ある程度勉強が必要
- 投資会社は最低投資金額が数百万円~1,000万円以上という場合があるため、ある程度まとまった資金が必要
リターンを得るためにはそれなりの準備や資金が必要なので、覚悟して投資を始めてください。
まとめ
13種類の投資の特徴と、投資を選ぶポイントをお伝えしました。改めて重要なポイントをまとめると、次の3点です。
- 投資の本質は「成長」にある。投資の種類や特性・リスクとリターンを理解したうえで、着実に資産を育てていく投資をする
- 投資選びは、「どんな金融商品や銘柄が儲けられるのか」ではなく、「どんな方法で投資するのか」が大切。自分のライフスタイルや投資環境に適した投資スタイルを考えてから、その投資スタイルに適した金融商品(投資)を選ぶ
- どんな投資でも、資産の成長を待つ時間が必要なので、ストレスなく続けられるかどうかも大切
ご紹介した方法をもとに、自分に合った投資種類を選んで賢く資産を成長させてくださいね。