【2022】不動産投資の本おすすめ10選!初心者・中級者・物件の種類別

不動産投資に関する情報は、本やネット上のコラムやブログ、投資セミナーなどで集めることができます。「本はお金がかかるから、無料で見られるネットのコラムやブログで勉強したい」という方も多いですが、本は他の媒体にはない特長があり、ぜひ投資の勉強に活用していただきたいです。

この記事では、不動産投資を学べるおすすめ本を、初心者向け、中級者向け、物件タイプ別に分けて解説していきます。

それだけでなく、本で学ぶメリット・デメリットや、ネットの情報や物件概要書の活用方法までお伝えします。投資で成功するためには情報収集が欠かせないので、ぜひお役立てください。

目次

不動産投資を本で学ぶべき理由

不動産投資を本で学ぶべき理由

すでに触れたように、不動産投資を学ぶなら、まずは本を読み始めるのがおすすめです。ネットのコラムやブログにはない長所があるからです。

まずは、本で不動産投資を学ぶべき理由を2つ解説していきましょう。

  1. 基礎知識がまとまっている
  2. ネットより誤りが少ない

理由1:基礎知識がまとまっている

本を1冊読めば、そのテーマについての基礎知識を理解することができます。不動産投資は物件選びだけでなく、融資や管理、税務や売却といった多様な知識を必要とします。

そのため、ある程度のページ数がなければ体系的に知識を整理することができないので、ネットのコラムやブログよりも本が適しているのです。

 

ネットのコラムやブログだと、なかなか体系的にまとまっているものがありません。テーマごとのコラムは興味深いものが多いのですが、広範囲な知識を網羅するのが難しいのか、ウェブサイトだと教科書のようなサイトは見かけないです。

そのため、本は広範囲の知識をまとめて出版するのに適しているので、不動産投資のようにあらゆる知識を必要とする投資の勉強に適しています。

理由2:ネットより誤りが少ない

本はネットよりも誤りが少ないという特長もあります。本は著者1人だけでなく、編集や校正などの専門家が加わって1冊の本を作り上げるので事実確認がしっかりなされており、初稿の誤りにチェックが入りやすい体制になっているのです。

また、売り物なので出版社が誤りをなくすことに尽力していることも、ミスが少なくなる要因です。

 

一方、ネットのコラムやブログは玉石混交で、専門家が執筆した正しい情報から、素人が適当に執筆したデタラメな情報までさまざまです。検索して最初に出てくる情報が素人のデタラメな情報であることも多く、ネットの情報だけに頼ると誤った知識を身につける原因となってしまうかもしれません。

情報の正確性という意味では、ネットよりも本に軍配が上がるでしょう。特に、不動産投資についての知識がない初心者のうちは、本で正しい知識を身につけるのがおすすめです。

ある程度の知識が身についたら、ネット上の情報も正しいものと怪しいものを見分けられるようになるので、まずは本で知識を身につけましょう。

不動産投資を本で学ぶときの注意点

不動産投資を本で学ぶときの注意点

正しい知識がまとまっている本は不動産投資を学ぶのにうってつけですが、注意点もあります。次の2点は本で学ぶときのデメリットとも言い換えられる部分なので、これらを理解して勉強に活かすと良いでしょう。

  1. 情報が古くないか確認する
  2. 本の再現では投資で勝てない

注意点1:情報が古くないか確認する

本の情報が古くて役に立たないことがあるので、情報が古くないか出版された時期を確認しましょう。

不動産業界はトレンドの変化や法律の改正などによって大きな影響を受けます。10年前の本が役に立たないといったこともよくあります。

例えば、2020年に東京オリンピックが開催されることが決まったのは2013年です。不動産の需要は東京オリンピックによって変化したので、2013年より後の本は東京オリンピックがあることを前提に執筆されています。

ですが、2013年より前の本にはそのような知識がないため、役に立たない本になってしまっていると言えるでしょう。

 

ただし、新型コロナウイルスの世界的な拡大によって、東京オリンピックは2021年に延期となりましたが、開催されるのか中止になるのかなど、2020年5月現時点では不確定な要素が大きいです。

今後、現在の時世を踏まえた不動産投資の本も出てくるでしょうから、これから出版される本も読んで知識を身につけていきたいところです。

注意点2:本の再現では投資で勝てない

本に書かれている投資方法を忠実に再現するだけでは、不動産投資で成功することはできないでしょう。本に書かれていることは著者の成功体験であって、当時とは時代が異なりますし、ご自身と著者の属性も異なるはずです。

したがって、本の内容をなぞるだけでは成功できないでしょう。

 

おすすめの本の活用方法は、内容をアドバイスとして受け止めることです。本に自分の意見を合わせるのではなく、自分の意見を軌道修正するために本を使うということです。

例えば、物件選びで新築か中古かで迷ったとき、新築をすすめる本と中古をすすめる本でメリットとデメリットを学び、自分はどちらのメリットが大きいと思うかよく考えるといったように使います。

本の再現では成功できないので、しっかりと自分の意見を持ちましょう。迷ったときに本を参照し、道を切り開くヒントにすることをおすすめします。

【初心者向け】不動産投資のおすすめ本

まずは、これから不動産投資を始める初心者の方におすすめの本を紹介していきます。どの本を最初に読んでも大丈夫なので、書店で実際に手に取って見てみて、文章やレイアウトがわかりやすいと感じたものを買ってみましょう。

初心者向けの次の3冊について、内容を紹介していきます。

  1. 不動産投資 最強の教科書
  2. 世界一やさしい不動産投資の教科書1年生
  3. 40代から始めて100歳までHappyに生きる不動産投資術

初心者向け1:不動産投資 最強の教科書

初心者向け1:不動産投資 最強の教科書

画像引用元:Amazon

東洋経済新報社の書籍で、正式名称は「初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書――投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え」です。物件選びのポイントや融資に関する知識など、不動産投資を始める前に知っておきたい情報がまとまっています。

著者の鈴木 宏史(すずき ひろふみ)氏は不動産鑑定士で不動産投資家でもあり、不動産投資に関するコラムで人気がある著名人でもあります。サラリーマンと投資家の二足のわらじで投資を始めて成功している人物なので、同じように投資を始めようと考えているサラリーマンは共感できる部分が多いでしょう。

「普通のサラリーマンが不動産投資で成功するための秘訣は何か?」という視点で書かれているので、本書は特にサラリーマン向きと言えます。

 

なお、副題に「初心者から経験者まで」とあるとおり、本書はすべての不動産投資家をターゲットとしていますが、内容は初心者向けです。上級者にとってはすでに知っている内容の本なので、初心者に特におすすめの本として紹介しています。

初心者向け2:世界一やさしい不動産投資の教科書1年生

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不動産鑑定士の資格を持つ浅井 佐知子(あさい さちこ)氏の著書「世界一やさしい不動産投資の教科書1年生」も、不動産投資を初めて学ぶ人にうってつけの本です。

一般的には億円単位のお金が動く不動産投資ですが、まずは手軽な1Kのマンションから始めてみようといった内容です。小さく投資を始めてみて、結果が出てから規模を大きくしていきたい人向きの本と言えるでしょう。

 

浅井氏は大学卒業後、紅弥不動産と三井ホームエステートにて法人営業を10年間担当していた経験があります。不動産の営業をする立場から身につけた不動産投資や不動産コンサルティングのスキルを基に、本書は初心者をやさしく導いてくれる本です。

初心者向け3:40代から始めて100歳までHappyに生きる不動産投資術

画像引用元:Amazon

「40代から始めて100歳までHappyに生きる不動産投資術」は、著者の白井 知宏(しらい ともひろ)氏の実体験に基づいて、不動産投資でやるべきこと・やってはいけないことが語られる本です。著者はサラリーマンをしながら実際に40代で不動産投資を始め、2012年の退職時には家賃の年収だけで5,000万円以上が入ってくる状態になっていたので、退職までに経済的自由を手に入れたいサラリーマンにとって理想の指南書と言えるでしょう。

 

白井氏ほどの大成功は難しくても、本書ではサラリーマンを退職するまでに2,000万円を貯金する方法も書かれており、これなら自分にもできそうだと感じられます。

老後2,000万円問題で話題になったように、ゆとりある老後生活を送るには退職時に平均2,000万円の貯金が必要だと言われています。2,000万円を目標に投資をしたい人には、本書が役に立つでしょう。

【中級者向け】不動産投資のおすすめ本

実際に不動産投資を始めてみた人や上記の初心者向けの本では物足りなくなってきた人向けに、中級者にぴったりの本を4つ紹介していきます。次の4冊は、初心者向けの本よりも実践的・実務的になっているので、よりリアルな不動産投資術を身につけるのに役立つでしょう。

  1. Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて
  2. 利益と節税効果を最大化するための収益物件活用Q&A50
  3. やってはいけない不動産投資
  4. 学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家

中級者向け1:Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて

画像引用元:Amazon

実際に物件を購入する前に、投資をすると利益はどれくらいになるのか、税金によって利益がどれくらい削られるのかなどを把握しなければ、投資で成功することはできません。これらの要素を計算せずに不動産投資を始めてしまうと、利益がゼロになったりローンの返済が苦しくなったりするかもしれません。

投資をする前の収益計算では、あらゆる仮定を少しずつ変えて収益をシミュレーションする必要があるので、Excelを使うと良いでしょう。そこで役に立つのが本書「Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて」です。

 

本書は不動産投資の収益構造の解説のみならず、シミュレーション用Excelシートをダウンロードできる特典が大きな魅力です。物件の購入条件などを入力すれば収益率や税金の計算も簡単にできます。

物件選びを始めた段階の中級者にとって、すぐに役立つ実践的な本だと言えるでしょう。

中級者向け2:利益と節税効果を最大化するための収益物件活用Q&A50

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「利益と節税効果を最大化するための収益物件活用Q&A50」は、物件の購入・管理・税務・売却という不動産投資の各ステップにおいて、実際に投資家が直面する課題をQ&A形式でまとめた本です。

初心者向けの本で基礎知識を身につけた人でも、実際に運用するとなると迷うことが出てくるものです。本書は、「収益の最大化」という一貫した観点からどうするべきかを解説しているので、中級者に役立つでしょう。

 

著者の大谷 義武(オオヤ ヨシタケ)氏は、三井不動産での商業施設やオフィスビルの開発・運用の経験があり、起業して富裕層向けに収益物件の販売も行っています。販売した不動産は入居率96パーセント以上を維持しているとのことで、本書は実績のある著者が実践している不動産投資を学べる本と言えるでしょう。

中級者向け3:やってはいけない不動産投資

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「やってはいけない不動産投資」は、実際に投資を始める人がさまざまなタイミングで騙されないように知識を身につけられる本です。

不動産を販売する営業マンは営業トークに長けているので、言われるがままに買ってしまい失敗するケースが多いものです。話が上手い人に騙されないよう、どんなことに気を付ければ良いのか本書で学んでいきましょう。

 

不動産投資は数千万円から数億円単位のお金が動く投資なので、事実を隠して販売する詐欺のような手口を使う業者も存在します。実際はそうでもないのに高利回りに見せかけて物件を販売したり、普通のサラリーマンに数千万円ものローンを組ませたり、業者が得をして顧客が損をするように販売するケースがあるのです。

本書では、投資家を騙すテクニックとどうすれば回避できるかが解説されているので、投資を始める前に読んでおきたい本です。

本書は新書で片手でも持てるサイズなので、持ち運びしやすいです。分厚い本だと読むのを挫折してしまう方や、満員電車で読むのにかさばる本は避けたい方にもおすすめです。

中級者向け4:学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家

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不動産投資はローンを組んで始めることがほとんどですが、サラリーマンと違って学生や自由業など収入が少ない人や安定していないと見なされる人は、ローンの審査に落ちることがあります。また、審査に通っても少額しか融資してもらえないなど、不動産投資を始めるに当たって不利になってしまいます。

そのような属性の方に読んでいただきたいのが「学生でもできた! 逆転不動産投資術 低所得・保証人無しで融資を受けて専業大家」です。

 

本書は著者の石渡 浩(いしわた ひろし)氏の実体験に基づいたノウハウ本で、学生でも金融機関から融資を引き出す交渉術や、収益性の高い物件の探し方などが載っています。

石渡氏は年間事業所得33万円の大学院生という低い属性にも関わらず不動産投資を始め、数年で月間の家賃収入1,300万円まで成長させた実績があります。そのため、属性の低さや低所得に悩んでいる方の参考になるでしょう。

【物件タイプ別】不動産投資のおすすめ本

初心者向け、中級者向けの本を読んだら、実際に不動産投資を始めてみましょう。初めに物件選びをすることになるので、さまざまな種類がある不動産のどれが自分に合っているか調べられる本を3つ紹介していきます。

  1. 失敗のしようがない「新築」投資の教科書
  2. まずはアパート一棟、買いなさい!
  3. 空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法

ここで紹介している物件タイプ以外にも、さまざまな種類の不動産があります。中級者向けの本を読み終わったなら、自力で本を探す力も身についてきているはずです。

今回紹介した本以外の本にも、興味を持って調べてみてください。

失敗のしようがない「新築」投資の教科書

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不動産投資の初心者に新築物件をすすめられるのは、入居者がつきやすくローンも組みやすいので失敗しにくく、低リスクに始められるからです。しかし低リスクである分、利回りも低くなりがちな欠点もあります。

「失敗のしようがない「新築」投資の教科書」は新築投資の欠点を解消し、新築でも高い利回りで運用する方法を解説している本です。

 

具体的には、土地を安く買うことで初期投資費用を圧縮する考え方です。著者はこの方法で10パーセントを超える新築投資をしており、本書ではそのノウハウが解説されています。

これから新築投資を始める人はもちろん、すでに新築投資や中古投資をしたことがあるものの、理想より低い利回りになっている人も参考になるでしょう。

高利回りの不動産投資をするテクニック本として、役に立つはずです。

まずはアパート一棟、買いなさい!

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「まずはアパート一棟、買いなさい!」は、中古のアパートの大家として成功するためのノウハウ本です。資金が300万円と少ししかない人でも、家賃収入1,000万円を目指せる投資方法なので、同じような属性の方にはぜひ参考にしていただきたい本です。

自分が住んでいる場所から離れた遠隔地のアパートを管理する方法や、放置された空き家をリノベーションして収益物件にする方法など、中古物件への投資の知識が詰まっています。

 

中古アパート投資は前の項目で解説した新築マンション投資とはまったく異なる性質の投資です。併せて読むと違いが見えてくるでしょう。

なお、本書は2010年に刊行されたバージョンと、2016年に刊行された「新版」があります。もちろん新しい情報が盛り込まれている新版の方をおすすめしたいので、中古本を通販で買うときなどは新版かそうでないかをよく確認してから購入するようにしてください。

空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法

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「空き家は使える!戸建て賃貸テッパン投資法」は、利回りが非常に高い空き家物件に注目した本です。誰も住みたがらない空き家は安く買えるため、リノベーションなどを行って魅力的な物件に変えることができれば、利回り20パーセント超えも夢ではありません。

高利回りの不動産投資をしたい方には、ぜひ手に取っていただきたい本です。

 

少しの資金で始められる空き家投資ですが、物件選びやリフォーム費用の節約など、新築よりも奥深いテクニックが必要になります。戸建てのオーナーとして不動産投資をしたい方は、ぜひ本書で研究してみてください。

もっと不動産投資に詳しくなる勉強方法

本で基礎知識を身につけた方には、他の媒体での情報収集もおすすめしたいところです。基礎があれば正しい情報と怪しい情報の見極めもできるため、ネットなどを活用しても問題ないでしょう。

次の3つの勉強方法を紹介しますので、本を読んだ後や、本と並行しての勉強に役立ててください。

  1. 不動産投資会社のコラムを読む
  2. 不動産投資家のブログを読む
  3. 物件概要書で相場を理解する

勉強方法1:不動産投資会社のコラムを読む

不動産投資会社のコラムでは、業界の最先端の動向を学ぶことができます。本には「出版されてから時間が経ちすぎると知識が古くなり、役に立たない」という弱点があるので、最先端の知識はネットで補おう、というわけです。

 

業界の動向といえば、2020年は東京オリンピックの延期や中止の可能性を踏まえた市場の予測が挙げられるでしょう。新型コロナウイルス感染拡大は賃貸マンションの収入にどのような影響を与えるのかといった最新時事のトピックも、不動産投資会社のコラムで学ぶことができます。

ネットは本よりも情報が出てくるのが早いので、最新の知識を仕入れるのに活用しましょう。

勉強方法2:不動産投資家のブログを読む

不動産投資家のブログも参考になります。本は投資で大成功した人が執筆することが多いのですが、ブログは素人でもできるので、ある程度成功している投資家や、完全に失敗してしまった投資家も体験をつづっているからです。

ある程度成功している投資家のブログに人気があるのは、自分に似た境遇や属性の人の投資経験を知ることができるため、参考になることが多いからです。

 

同じサラリーマンで年代も近く、似たような資産額を持っている投資家のブログは、そのまま自分の投資に活かせる知識を得られる媒体でもあります。

不動産投資家のブログは、自分に身近な成功や失敗を学ぶのにぴったりです。本には載っていない身近な例を知る媒体として活用しましょう。

勉強方法3:物件概要書で相場を理解する

物件概要書には、ある不動産の価格や利回り、所在地や土地・建物に関するあらゆる情報が記載されています。物件概要書を見ながら投資する物件に目を付けるのですが、地域や物件タイプを限定せず、まずは広くざっと見てみましょう。

物件概要書を見ると、本で学んだ知識がそのまま役に立つわけではないことに気づくでしょう。

 

本で勉強した段階では、「都心で利回り10パーセント以上の駅近物件しか買わない」といった理想の物件像ができ上がることもしばしばですが、理想的な物件はなかなか存在しないことがわかります。譲歩できる条件を探さなければならないことに気づくでしょう。

物件概要書を通じてリアルな物件事情を押さえたら、また本を読み返してみましょう。そうすることで、本の見落としていた部分に気づいたり、本当に使える知識を補強したりすることができます。

まとめ

不動産投資を学ぶのにおすすめの本を中心に解説してきました。初心者向け、中級者向け、物件タイプ別とそれぞれ紹介したので、ご自身に合った本を探していただければと思います。

本で身につけた知識を基に、不動産投資に踏み出してみましょう。ネットの知識や物件概要書も活用し、成功するための情報収集も怠らないでくださいね。

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