個人投資において満足のいく結果を得るためには、豊富な知識とプロの投資家に負けない資金力が求められます。しかしながら当然、資金力ではプロの投資家には到底かないません。
そこで専門的な知見を持ったプロフェッショナルが所属する投資会社に、資産運用を任せてみるのも良いでしょう。
投資会社は「投資のプロ集団」であり、大きな資金力を持ち、個人投資家では難しい様々な投資手法を駆使しながら、収益の獲得を目指しています。
投資会社に投資を任せることで、本業で忙しい個人投資家の方でも効率的な資産運用が可能となり、資産を数倍に増やすことも決して夢ではありません。
当記事では、編集部がおすすめするファンドをランキングにして紹介していきます。これから資産運用をお考えの個人投資家の方は、投資会社の検討材料として是非ご参考ください。今最も注目のファンドランキングになっています。
2021年おすすめファンドランキング
それでは編集部おすすめの2021年ファンドランキングを見ていきましょう。
当記事で紹介するファンドは次のようなランキングになりました。
※該当箇所へ移動します。
これから「順位」とそれぞれのファンドの「特徴」について説明していきます。
第1位 Japan Act(ジャパンアクト)
市場平均をはるかに超える!26%リターンのアクティビストファンド
おすすめファンドランキングの第1位は、Japan Act(ジャパンアクト)です。
Japan Actは、「改革者として、日本市場にイノベーションを起こす」というビジョンのもと、アクティビスト投資を行っている投資会社です。
国内でアクティビスト投資を専門に行う、独立系投資会社の出身者が在籍しており、極めて専門性の高い人材で構成されているのが特徴的です。このJapan Actの直近までのリターンは約26%。このリターンは日経平均やTOPIX、ダウ工業株30種平均、S&P500などのマーケット指数を上回る水準となっており、今、最も注目のアクティビストと言えます。
また、Japan Actが得意とするアクティビストという投資手法は、近年、海外勢も含めて日本での活動が活発になっており、アクティビストに賛同する機関投資家も増えてきているようです。
Japan Actは一般の投資家やアナリストが注目していない、比較的時価総額が低い企業を投資の対象としているようなので、言わば未開拓の市場に放置された、割安銘柄にターゲットを絞っていると言えるでしょう。
そんな未開拓な市場であるが故に、適正株価を大きく下回った株価のまま、放置されている企業が数多く存在していることから、株価が下落するリスクはある程度限定され、むしろ株価上昇の期待値の方がより大きいため、Japan Actはマーケット指数を上回るリターンを狙うことができると言えるでしょう。
名称 | Japan Act合同会社 |
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購入方法 | 直接問い合わせして、面談で説明を受け、その後契約 |
メリット | ・マーケット指数を上回る水準のリターンを目指せる ・株価下落のリスクを可能な限り回避した、安定の投資スタイル ・間接的にアクティビスト投資に参加でき、日本経済発展の一役を担える |
デメリット | ・アクティビスト投資であるため、一定期間の運用となり、長期投資になる ・投資金額が約1,000万円からのため高額投資になる |
※2019年10月31日時点での騰落率
1か月前 | 3か月前 | 6か月前 | 1年前 |
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7.52% | 8.74% | 15.00% | 24.40% |
個人では難しいアクティビスト投資もJapan Actに投資することで間接的に参加することができ、安定したリターンも狙えるとなれば検討してみる価値は十分にあるでしょう。
Japan Actに興味のある方は、一度問い合わせをして実際にお話を聞いてみるのがおすすめです。


第2位 ひふみ投信
圧倒的な安心感!透明性のあるハイパフォーマンス運用が話題の国内ファンド
おすすめファンドランキングの第2位は、ひふみ投信です。
ひふみ投信は、「藤野英人」氏率いるレオス・キャピタルワークスが取り扱う投資信託で、証券会社を通さずに直接投資信託を販売している「直販型投信」というものです。
純資産総額も増加の一途をたどり続けており、SBI証券の投資信託販売ランキングでも長い間1位をキープしているなど、非常に注目度が高いファンドです。
名称 | ひふみ投信 |
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購入方法 | 直接契約もしくは証券会社を通じてスポットまたは積立購入 |
メリット | ・1,000円程の少額から購入が可能 ・「資産形成応援団」の仕組みでじっくり長期的な運用も可能 ・NISA、つみたてNISAに対応 |
デメリット | ・純資産総額が膨らみ市場の影響を受けやすい銘柄を組み入れざるを得ない状況も ・ヘッジファンドほどの大きなリターンは望めない |
ひふみ投信の特徴は、日本の成長株に投資するアクティブ型の投資信託である点です。
日本の成長企業に投資をすることによって、資産運用とともに日本の未来に貢献するという思いがあるのです。
また、経営者などから話を聞き、企業のミッションや企業の商品が世の中に必要とされているかという視点で投資しているのが特徴です。画面上の数値だけでなく、実際に話を聞くことで得られる定性的な情報を重視しています。
それでは、ひふみ投信の直近のパフォーマンスはどうでしょうか。
ひふみ投信
※2019年10月31日時点での騰落率
1か月前 | 3か月前 | 6か月前 | 1年前 |
---|---|---|---|
5.3% | 3.4% | 1.4% | 3.2% |
ひふみプラス
※2019年10月31日時点での騰落率
1か月前 | 3か月前 | 6か月前 | 1年前 |
---|---|---|---|
5.4% | 3.5% | 1.6% | 3.4% |
メディアや著書への露出などで話題が話題を呼び、多くの資金が集まっています。それが原因で中小型株への投資が難しくなっているため、現在は保有する銘柄が以前とは異なってきており、外国株や国内の大型株の比率が増えてきています。そのため純粋なアクティブ運用というよりはインデックス運用に近い要素が入り混じるファンドと言えるでしょう。
しかし、設定来の成長率に加え注目度による期待があるため、2位にランクインです。
投資信託以上のパフォーマンスを目指したいが、安定も捨てられないという方は必ずチェックすべきファンドですので、まずは資料を見て検討しましょう。


第3位 セゾン投信
リスクを抑えた長期資産形成ならここ一択!インデックス、アクティブどちらも選べます。
セゾン投信は、セゾングループに属する投資信託運用会社で2006年に設立されました。
セゾン投信では、世界に幅広く投資を行う世界最大の運用会社「バンガード投信」を活用した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と、国内外の株式と債券に長期的に投資する「セゾン資産形成の達人ファンド」の2つの投資信託を運用しています。
どちらの商品にも共通する投資方針として、「市場の動きの予想は行わない」としています。将来を予想する人間の能力には限界があり、専門家でも、市場の動きを当て続けることはできないと考え、市場の予想に基づく運用は行わないとしています。
また長期的な視点で分散投資を行うことで、リスクを抑えながら資産の長期的な成長を目指しているようです。
名称 | セゾン投信 |
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購入方法 | 資料請求後、口座開設し定期積立またはスポット購入 |
メリット | ・月々約5,000円からの定期積立または約10,000円からのスポット購入が選べる ・2種類の商品を組み合わせて、比率を変えることでポートフォリオが組める ・NISA、つみたてNISAに対応 |
デメリット | ・ネット証券などでの購入はできない ・ファンド・オブ・ファンズのため投資信託のなかでは信託報酬が比較的高い ・ヘッジファンドほどの大きなリターンは望めない |
それでは、セゾン投信の直近のパフォーマンスはどうでしょうか。
セゾン資産形成の達人ファンド
※2019年10月31日時点での騰落率
1か月前 | 3か月前 | 6か月前 | 1年前 |
---|---|---|---|
3.78% | 0.30% | -0.33% | 9.90% |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
※2019年10月31日時点での騰落率
1か月前 | 3か月前 | 6か月前 | 1年前 |
---|---|---|---|
2.04% | 1.53% | 1.51% | 7.41% |
ファンド・オブ・ファンズの形式を採用し、2本のファンドを組み合わせることで、自分にあった長期投資が可能になります。3~5年の中長期というよりは長期投資で興味のある方は、まず資料請求をしてみるといいでしょう。


まとめ
編集部おすすめのランキングはいかがでしたか?
どこも違った強みがあり魅力的なファンドになります。
個人投資家にとって本当にバランスの良いポートフォリオを組むのであれば、1社に全てを任せることはよくありません。もっともよい方法は、JapanActにはまとまったお金を預け、中長期で高利回りを狙い、ひふみ投信とセゾン投信には日々の積み立てで長期的な資産形成を行うといった目的に合わせて投資していくのが手堅い方法でしょう。
ランキングにはない投資会社で迷っている方は、是非ご参考ください。