貯蓄だけでなく投資が必要な理由とは?貯金を投資へ回す際のおすすめ方法9選

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貯蓄好きと言われる日本人ですが、「貯蓄から投資へ」のフレーズが流行っていることからもわかるように、興味を持ち始める人も増えてきました。しかし、何となく「投資はギャンブルと同じ、損をするに決まっている」とネガティブなイメージを抱いていませんか?

この記事では、投資に興味を持ち始めた人が安心して投資を始められるよう、投資が必要な理由やどうすれば失敗しにくいかなどを解説していきます。皆さんのお金の心配を少しでも減らすためにも、この記事をお役立ていただければ幸いです。

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日本人が貯蓄好きの理由

「日本人は貯蓄が好き」と昔から言われてきました。確かに、どのような金融資産を持っているのかを国別に調査すると、日本は50パーセントを貯蓄、15パーセントを投資に振り向けています。

一方、米国ではこの傾向が逆転し、15パーセントを貯蓄、50パーセントを投資に振り向けています。このように、海外では資産形成の手段として誰でも投資をしています

では、一体なぜ日本人は貯蓄が好きで投資を嫌うのでしょうか?その理由を3つ紹介していきましょう。

  1. 労働によらずお金を稼ぐことをよしとしない風潮があるから
  2. 投資は損をするという考えが根強くあるから
  3. 金融資産の多くをシニア層が保有しているから

理由1:労働によらずお金を稼ぐことをよしとしない風潮があるから

「働かざるもの食うべからず」ということばがあるように、日本では汗水垂らして働きお金を稼ぐことを美徳とし、投資などで労働によらずお金を稼ぐことを卑しむような風潮があります。しかも、働いて貯めたお金をあまり使わず、質素倹約な生活を営むことが美徳とされるため、貯蓄がより進みます。

投資教育の進んだ欧米では、企業や国などの発展を支援し、その対価として利益を受け取る投資は、お金を稼ぐまっとうな方法であると広く認識されています。その認識の違いが投資に対する姿勢にも表れていると考えられます。

理由2:投資は損をするという考えが根強くあるから

バブルとその崩壊を経験した日本では、投資は大損するリスクがあるという考えが根強く残っており、投資に消極的になっている要因と考えられます。しかも、バブルがはじけてから2020年現在まで不景気が続いているため、「株を持っても儲かるわけない」と思ってしまう気持ちは理解できます。

一方で、パチンコや競馬、またFXや仮想通貨など、より投機性の強いものにいち早く飛びつくことも日本人です。

堅実な貯蓄を好みながら、キャンブルも好むという極端な国民性とも言えます。

理由3:金融資産の多くをシニア層が保有しているから

日本の金融資産の8割近くは、50歳以上のシニア層が保有しています。この世代では、資産を増やすことよりも減らさないことが優先されるため、リスクを取った投資は避けるのが一般的です。

退職が視野に入っている50代や、年金生活をしている60代以上の人は、資産を減らしてしまったら再起できないかもしれないため、投資に消極的な気持ちは理解できます。

 

また、若い世代は収入が少なく、住宅ローンや教育資金などの負担により、投資に回せる資金が限られている状況もあります。「投資は生活に余裕のある富裕層のもの」と思い込んでおり、「投資を始めてみよう」と思ったことすらないという方も多いでしょう。

かつての米国でもこれと同じ状況から、株式・投資信託の保有割合が低水準にあったものの、401k(企業型確定拠出年金)やIRA(個人型確定拠出年金)の導入により、少額からの長期投資積立をサポートしたことで、株式・投資信託の保有割合を高めることに成功しています。

日本もそれにならいNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)などを導入し、投資の普及に受けた取り組みが進んでいます。

貯金だけではお金を増やすことができない理由

お金を増やす方法は、大きく分けて3つあります。

  1. 働いて収入を得る
  2. 節約して貯金をする
  3. 投資をしてお金を増やす

1つめの労働と、2つめの節約は、すでに頑張っている人が多いと思います。3つめの投資は、まだまだ取り組んでいる人が少ないでしょう。

ですが、お金を増やす方法はたった3つしかないのに、2つしか使わなくて良いのでしょうか?お金を増やしたいと思っているのに、3つめの方法である投資をしていない人は、損をしているとも言えます。

貯金ではなく投資が必要な理由

上述のとおり、貯金だけでお金を増やすには限界があります。そこで投資が必要になるのですが、その理由は主に次の2つに集約されます。

  1. リスク分散のため
  2. 資産を増やすため

理由1:リスク分散のため

投資が必要な1つめの理由は、リスク分散です。収入が途絶えたときのために、投資でお金を得られる仕組みを作っておくと良いでしょう。

もし、大きなケガや病気をして働けなくなってしまったら、収入が途絶えてしまいます。また、不確実な現代では大企業でも経営状態が突然悪化し、リストラされてしまう可能性もあります。

投資すれば働かなくても分配金や配当金をもらえるため、万が一、収入が途絶えたときのリスクヘッジにもなります。

理由2:資産を増やすため

万が一のためでなくても、投資をすれば資産を増やすことができるため、これも投資が必要な理由の1つになるでしょう。

例えば、利回り5パーセントで資産運用をした場合、100万円は1年後に105万円になっています。貯金ではほとんど利息がつかないので、100万円を預けても100万2,000円になるかどうか、といったレベルです。

このように投資は貯金よりも大きなリターンが期待できるので、老後の資産形成のためにも有効です。労働以外に投資でも資産を増やすことができるので、早く始めることをおすすめします。

どれくらい貯蓄から投資に回せば良い?投資金額の決め方

どれくらいの資金を投資に回せば良いのか?それは、投資の目的やあなたの資産状況、収入状況、家族構成などによって変わり、一概に決まっているものではありません。

そのため、まずはあなたに必要な投資金額を定める必要があります。これから説明する順序で、投資をする金額を決めていきましょう。

  1. 投資目的・投資期間を定める
  2. 投資資金の原資を確保する

ステップ1:投資目的・投資期間を定める

まず、何のために投資を行うのか、投資目的を定めます。この目的が曖昧なまま投資すると、必要以上にリスクを取ってしまう可能性が高く、望ましくありません。

5年後の住宅購入の頭金、15年後の子どもの大学進学資金、30年後の老後資金など、具体的な目的が定まることで運用期間が決まります。

また、その資金を用意する必要性の高さによって、どの程度のリスクを取った運用ができるかが決まり、期待リターンからおおよその必要投資額の目処がつきます

 

たとえば、15年後の大学進学資金300万円を目標として、年率1パーセント(年複利)で積立投資を行う場合、毎月の必要積立額は15,448円(*keisanサービスにより試算)となります(つみたてNISAを利用して運用益は非課税と仮定)。

  • 積立総額:2,780,640円(=15,448円×12ヶ月×15年)
  • 積立元利総額:3,000,141円(運用益:219,501円)

ステップ2:投資資金の原資を確保する

必要な投資額の目処がついても、その原資がなければ実際に投資することはできません。

そこで、家計に投資余力があるか、家計の状況を把握します。

投資に回せる資産(ストック)を確認する

まずは、バランスシートを作成して保有資産(金融資産・実物資産)と負債の状況を確認します。

負債も含めた資産状況を把握することで、投資にお金を回せる余力がどのくらいあるかを知ることができます。負債とは平たく言えば借金のことで、住宅ローンや車のローンなどが中心です。

 

投資に回せる資金としては、金融資産から短期負債を差し引いた金額が目安です。

このうち、数年以内に必要な資金については、定期預金や個人向け国債など、安全性・流動性(換金性)の高い商品での運用が基本です。

10年以上使い道のない資金を、株式や投資信託などリスクを取った運用に回します。

投資に回せる収入(キャッシュフロー)を確認する

キャッシュフロー表を作成し、収入から支出を差し引いた収支を把握して、収入から新たに投資に回せる余力を確認します。

もし、キャッシュフローのマイナスが続いているようなら、資産を切り崩している状況であり、家計に問題があります。

まずは、マイナスを解消するために「無駄な支出を減らす」あるいは「収入を増やす」といった対策を講じ、キャッシュフローをプラスにすることが必要と言えます。

目標に応じて投資資金を振り分ける

人生においてはさまざまな資金が必要となるため、それぞれの目的に応じて投資資金を振り分ける必要があります。

その際、近い将来に必要となる資金には、収入からのキャッシュフローによる資金を優先し、長期的に必要となる資金には保有する資産(ストック)を優先して振り分け長期投資により資産を増やすことで、より大きなリターンが期待できます。

すぐに使う予定のない貯蓄は長期投資で増やした方が良い理由

投資は元本保証ではなく常に増減を繰り返すため、すぐに必要となる資金をむやみに投資してしまうことは好ましくありません。

しかし、当面使う予定のないお金については、ゆとりのある長期投資ができるため、適切なリスクを取り効率良く運用することが賢明と言えます。

ゆとりのある長期投資には、次のようなメリットがあります。

  1. 複利効果を得られるから
  2. 収益(リターン)が安定するから
  3. コスト軽減効果があるから

理由1:複利効果を得られるから

アインシュタインが人類最大の発明であるといった「複利」という仕組みです。利益が利益を生み、雪だるま式に資産が増えていくこの仕組みは、投資期間が長くなるほどその効果が大きくなります。

理由2:収益(リターン)が安定するから

株式など価格が常に変動する商品への投資では、短期的には収益(リターン)の振れ幅が大きくなりやすく、目標に対して期待する収益が得られなかったり、損失の可能性も高くなったります。

しかし、投資期間が長くなるほど収益の振れ幅は小さくなり、より安定した収益が期待できるようになります

(出所:一般社団法人 投資信託協会

理由3:コスト軽減効果があるから

商品を売買する際の売買手数料、売却して利益を得た際の税金など、投資にはコストがかかります。

デイトレードなどの短期投資では、頻繁に売買を繰り返すため、その都度手数料や税金が発生し、パフォーマンスへの影響は大きくなります。

それに対し、長期投資ではいったん購入した商品を長期間にわたって保有することで、結果的に手数料や税金がかかる頻度が少なくなります

またNISAなどの税制優遇制度もあり、より効率的な投資が可能となります。

投資におけるリスクとリターンは比例関係にある

ここまでで投資をする必要性について解説したので、具体的な投資方法を紹介していきます。ですが、その前にリスクとリターンの関係を押さえておきましょう。

「リターン」とは利回りのことで、ここに利回り10パーセントの投資商品Aと、利回り1パーセントの投資商品Bの2つがあったとします。100万円を投資した場合、Aなら1年後に110万円、Bなら101万円に増えることが期待できます。

 

あなたなら、AとBどちらの商品に投資しますか?

多くの方は、10パーセントの利回りが期待できる投資商品Aに投資したいと思うのではないでしょうか?

ですが、ここで確認したいのが「リスク」です。

 

一般的に、リスクとリターンは比例の関係にあるため、利回りの高いAはBに比べてリスクも高いのです。利回り10パーセントを期待してAに投資したのに、失敗してマイナス10パーセントの利回り、つまり10パーセントの損を出してしまう可能性も高いのです。

一方、Bは1パーセントと低めの利回りですが、リスクも低いのです。大儲けはできなさそうだけれど、大損する可能性も低いというわけです。

これから多くの投資方法を紹介していきますが、利回りの高い商品もあれば、低い商品もあります。利回りの数値だけで選ぶのではなく、「利回りが高い商品はリスクも高い」ことを理解して商品を選びましょう。

貯金を投資に回す際のおすすめ方法:低リスクの場合

ここからは、具体的な投資先について解説していきます。まずは初心者も手を出しやすい低リスクの商品を4つ紹介していきましょう。

  1. おつり投資
  2. 個人向け国債
  3. 投資信託
  4. REIT(不動産投資信託)

おすすめ1:おつり投資

おつり投資とは、電子マネーで買い物をしたときの端数を自動的に投資してくれるサービスです。おつりを使う投資なので1円から投資することができ、よくある「おつり貯金」と同じ感覚で始められます。

おつり投資の利回りは、3パーセントほどが目安です。100万円を投資すると、1年後に103万円に増えるイメージです。

 

ただし、おつりなので100円から1,000円ほどの投資額になることが一般的でしょう。おつり貯金の感覚で手軽に始められることがおつり投資のメリットですが、あまり多く投資できないのがデメリットになるかもしれません。

おつり投資は買い物の端数を自動的に投資してくれるサービスなので、投資の習慣が身についていない初心者の方も投資を続けていくことができます。少額でできる投資なので、始めてみてはいかがでしょうか。

おすすめ2:個人向け国債

個人向け国債は、安全に資産運用をしたい人に向いています

国債とは国が発行している債券で、個人投資家が国債を買って国にお金を貸せば、見返りとして利息をもらうことができます。満期が来れば、貸したお金が戻ってきます。

個人向け国債の利回りは、1パーセント弱です。利回りが高いとまでは言えませんが、銀行預金よりは高利回りです。

 

個人向け国債の安全性が高いのは、債券を発行しているのが国だからです。特に、日本のような先進国なら国が破綻するリスクは極めて低く、予定通り利息をもらい、満期を迎えたら元本を回収できると考えられます。

ただし、安全な一方で利回りが低いことがデメリットになるかもしれません。上述したように、リスクとリターンは比例するため、個人向け国債はローリスク・ローリターンの投資方法なのです。

 

とはいえ、個人向け国債は安全に運用できる投資法で、初心者が最初に手を出すのにぴったりの商品です。投資に怖いイメージがある方は、まずは安全性の高い個人向け国債から始めてみてはいかがでしょうか?

1万円から購入することができますよ。

おすすめ3:投資信託

投資信託は、資産運用を投資のプロにお任せできる商品です。株式や債券といったおおまかな運用方針は自分で決める必要があるのですが、具体的な銘柄選びと運用は投資のプロに委託することができます。

投資信託の利回りは1パーセントから3パーセントです。100万円投資すると、1年後に101万円から103万円に成長させることができるでしょう。

投資の知識がない初心者でも、投資信託を買えば運用をプロに任せられるため、投資で失敗する確率を下げることができます。投資に怖さを感じている人は、プロに任せられる投資信託が圧倒的におすすめです。

 

ただし、投資信託は利回りが比較的低いです。運用のプロに委託するため、手数料などのコストがかかるからです。

とはいえ、投資信託は個人向け国債よりは高利回りです。運用のプロに任せられるので、投資の知識がない初心者でも気軽に始められておすすめの投資法です。

100円から始められるので、金銭的なハードルも低くて嬉しいですよね。

おすすめ4:REIT(不動産投資信託)

REITは投資信託の一種で、不動産に投資するものです。仕組みは、まず投資家がREITを買うことで不動産投資会社に資産を預け、そのお金を使って不動産の売買や物件の貸し出しを行い、得られた売却益やテナント料などの利益を投資家に還元するといったものです。

REITの利回りは、5パーセント前後が一般的です。100万円を投資すると、1年で105万円に成長することが期待できます。

 

REITは投資信託と同じようにプロに運用を任せられる商品なので、投資の初心者でも始めやすいです。

ただし、REITは証券取引所を介して売買しなければならないので、少し投資に慣れてから挑戦するのがおすすめです。東京証券取引所であれば平日の9時00分から11時30分、12時30分から15時00分が開いているので、この時間帯に取引する必要があります。

 

注文の出し方も投資信託やおつり投資の気軽さに比べると難しいのですが、挑戦しがいもあります。REITは10万円ほどの資金から始められ利回りも比較的高いため、投資に慣れてきたらREITもおすすめです。

貯金を投資に回す際のおすすめ方法:中~高リスクの場合

続いて、ハイリスク・ハイリターンの投資法を紹介していきます。リスクが高いからといって一概に控えるべきとは考えず、取り入れられそうなものから始めてみてはいかがでしょうか。

  1. 株式投資
  2. IPO投資
  3. FX投資
  4. 不動産投資
  5. 投資会社
    1. おすすめ1:株式投資

      株式投資は、投資家が株式を買うことでお金を企業に出資する投資です。企業はそのお金で事業を行って利益を出し、投資家に「配当」という形で利益の一部を還元します。

      また、株価が上がったり下がったりするので、安く買って高く売る方法で差額を儲けることもできます。

      株式投資の利回りは、3パーセントから5パーセントが目安です。100万円を投資すると、1年後に103万円から105万円に増えることが期待できます。

       

      プロの投資家は売買で20パーセントもの利回りを出すこともありますが、参考程度にしておくと良いでしょう。

      株式投資をすると、銘柄によっては「株主優待」ももらえます。一部の企業では株主優待の制度を導入しており、企業の自社製品や割引券などをもらうことができます。

      株主優待を上手に活用すれば日常生活での支出を減らせるので、節約もすることができます。

       

      株式投資のリスクが高い理由は、企業の業績が悪いと株価が下がってしまうからです。初心者が「上がる株」を見抜くことは至難の業なので、投資信託のようにプロに任せる商品を使うか、投資に慣れてから株式にチャレンジすると良いでしょう。

      おすすめ2:IPO投資

      IPO投資とは、上場する前に未上場の企業の株式を買うことです。企業が上場すると株式を証券取引所で売買できるようになるのですが、その前に株式を買っておき、上場して値上がりしたら売る投資法です。

      企業が上場する前に株式が発行されたり売りに出されたりするので、投資家は抽選に申し込むことで株式を買えます。

       

      このときの株価は、「上場後に予想される株価よりも少し安い価格」に設定されます。そのため、上場前に株式を買っておき、上場後の初値で売ることで、高確率で儲けられる投資法となっています。

      IPO投資は、上場前に株式を手に入れられれば低リスクですが、上場後にIPO銘柄を狙った取引をするのは非常にリスクが高く、あまり人気がありません。IPO銘柄は初値をつけた後に値下がりしやすいので、上場後の取引で利益を出すのは難しいのです。

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      おすすめ3:FX投資

      FX投資は、為替相場の値動きを利用して利益を上げる投資法です。例えば、1ドルが100円のときに100ドルを1万円で買っておき、1ドルが110円に値上がりしたら100ドルを売って1万1,000円を手に入れるといった手法で利益を出します。

      FX投資のリスクが高いのは、稼ぐのにトレードのスキルが必要だからです。スキルはチャートを理解したり、経済ニュースを素早く理解したりといった知識がベースになるため、初心者には難しいと言えるでしょう。

       

      FX投資はうまい人なら20パーセントもの利回りを出せますが、平均利回りはマイナス5パーセントほどと言われる厳しい投資方法です。初心者など多くの人は負けてしまうため、平均利回りがマイナスとなっているのです。

      おすすめ4:不動産投資

      不動産投資は、マンションやアパートなどを買って部屋を他人に貸し出し、入居者から賃料をもらう投資です。入居・退去が頻繁に起こることはあまり無く、1ヶ所に住み続ける人が多いので、基本的には安定した収入を期待できます。

      そのため、不動産投資は比較的リスクが低いとされています。利回りは1棟マンションの場合、約8%前後といわれています。

       

      ですが、この記事でリスクが高めだと扱っているのは、必要な資金が多くて失敗すると後戻りできなくなる可能性があるからです。マンションやアパートを購入するためには数億円程度のお金が必要なので、基本的にはローンを組んで投資を始めます。

       

      ですが、投資に失敗して家賃収入がほとんど入って来なかったとしても、ローンの返済は必ずしなければなりません。家賃収入が無ければ、自分の給与からローンを返済します。生活費の節約に追い込まれるなど、失敗したときのリスクが高いと言えます。

      おすすめ5:投資会社

      投資会社は、顧客の資産を預かって代わりに運用する会社です。仕組みとしては投資信託に似ています。

      投資会社はヘッジファンドなどを運用しており、プロが専門的な商品にも投資するため、20パーセントもの利回りを稼ぐことがあります。プロに任せられるので、投資の初心者が自分で運用するよりも好成績を期待できます。

      ただ、1,000万円以上といった大きな資金を預けるため、投資家にとっては心理的な負担が大きいかもしれません。運用方法のリスクというより、1,000万円以上を他人に預けることに納得できるかどうかが重要です。

      そこで、どの投資会社に資産を預けるかが問題になってきます。今回はおすすめの会社として3社を紹介していくので、参考にしてみてください。

      おすすめ投資会社1:レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)

      『ひふみ投信』『ひふみプラス』は設立以来高い運用実績をあげ、個人投資家からの人気の高い商品です。

      藤野英人氏率いる独立系投信会社、レオス・キャピタルワークスが運営し、主に国内外の成長企業に投資。資産を「守る」ことにも重点をおきながら、長期的な資産形成を目指し「守りながらふやす運用」を行うファンドです。

       

      投資銘柄の選択においては、財務指標や株価など定量的な数値と、経営方針・戦略といった数値にはあらわれない定性的な要素、その両面から徹底的に調査・分析を行い、投資環境に左右されず独自に成長できる企業を選びます。

      業種や企業規模にとらわれず世界中の銘柄を投資対象とし、変化する相場環境に応じて現金比率を50パーセントまで高められるなど、柔軟な運用ができることも特徴です。

      外部サイトへ:レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)公式ホームページ

      おすすめ投資会社2:鎌倉投信(結い2101)

       

      鎌倉投信は2008年に設立された直販型の投信会社です。

      100年個人投資家に支持される長寿な投信、300年社会に貢献する企業を支援、1000年続く持続的な社会を育むことを標榜し、「これからの社会にほんとうに必要とされる会社」への投資をコンセプトとする『結い2101』を運営しています。

      投資する会社が行う事業やその会社に関わる様々な人によって創造される本物の価値や豊かさを蓄え、そこから生まれる社会の豊かさから投資の果実を享受するという投資哲学に基づいた運用が行われます。

       

      値動きから利ざやだけを狙うのではなく、豊かな社会の創造に貢献することで生まれる「こころの満足度」という面を重視しており、社会貢献を通じ有意義な投資をしながら資産をふやしていきたいと思う方にはおすすめの投資会社と言えます。

      外部サイトへ:鎌倉投信公式ホームページ

      おすすめ投資会社3:独立系投資会社 Japan Act

      Japan Actは私募型の投資ファンドでプロに運用を任せることができる独立系の投資会社です。主な投資方法は「アクティビスト投資」です。

      アクティビスト投資とは、企業価値に比べて株価が割安となっている銘柄に投資し、株式の議決権を活かして経営に積極的な提言を行う投資法です。企業の経営がうまく行くようになれば、株価も適正な水準に上がってくるので、売却益を得ることができます。

       

      創業してから年数の経っていない投資会社ですが、着実に保有株数を増やし、プラスのリターンを出しています。今後も注目していくべき投資会社と言えるでしょう。

      外部サイトへ:Japan Act公式ホームページ

      まとめ

      貯蓄をすることは将来のお金の不安によるところが大きく、将来の見通しが立たなければいくらお金があっても安心はできません。その不安を解消し、安心を手に入れるには、まず将来必要なお金について明確にし、それを準備するための計画を立てることから始めます。
       

      その際は、自ら働いて得られる収入だけでなく、お金を投資して得られる利益も含めて考えることが大切です。お金にもしっかり働いてもらうことで、効率よくお金を増やすことができ、安心と楽しみが手に入る可能性はぐっと高まります。

      眠ったままになっている資金は投資に回し、積極的に活用していきましょう。

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