おすすめの投資信託10選と具体的に投資する方法

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近年、資産運用の重要性が囁かれる中で本格的に投資を始めていきたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

2014年1月より税優遇制度である少額投資非課税制度(NISA)に加え、2018年1月より投資信託の積み立てに特化した「つみたてNISA」が始まり、政府も個人マネーを投資に振り向けるべく様々な制度を策定しています。

このような状況の中で、近々結婚し家庭を持つと多くの事にお金がかかることから、資産形成の重要性を肌に感じている若手社会人を対象に、投資信託について解説するとともに、おすすめしたい銘柄の選び方を紹介します。

1、そもそも知っておきたい!投資信託の種類とそれぞれの特徴


投資信託と一言で言っても様々な種類の商品が存在します。

投資と言うと「株式」が一番に思い浮かぶ方は多いかと思いますが、世の中には「株式」以外にも「債券」や「不動産」などの幅広い資産に投資することができます。

若い時から着実に資産形成を行うためにも、それぞれの資産に対する特徴をしっかりと把握し、これらをバランスよく組み込んで運用することが重要です。

それぞれの投資信託の種類を詳しく紹介します。

(1)国内株式型の投資信託

国内株式を対象とした投資信託は、我々が普段一般的に投資のイメージしている「株式」で構成された投資信託で、対象は国内で発行された株式に投資を行います。

株式は、企業が資金調達のために発行する証券で、投資家から株式を購入してもらい、その資金で事業拡大を行います。

事業拡大に伴い収益を増やし、配当を多く支払い、株価を上昇させることで、投資家に還元します。

(2)海外株式型の投資信託

海外株式を対象とした投資信託は、海外で発行された株式に投資する投資信託です。

海外で発行される株式は、通常であれば海外の証券取引所を通じて購入することになり、現地通貨建てとなりますが、投資信託を通じて購入することで、指定した金融機関より円建てで投資することが可能になります。

(3)国内債券型の投資信託

国内債券は、国内で発行された公社債に投資する投資信託です。

債券は、発行元の企業や団体が資金調達の必要性を認めた時に発行し、投資家からお金を借ります。

借りたことを対外的に証明するための借用証書に該当するものです。

債券を購入する場合、一般的に公募期間と償還期限が決められていますが、投資信託を通じて購入することで、購入したいタイミングもしくは売却したいタイミングで自由に取引が可能です。

(4)外国債券型の投資信託

外国債券は、国外で発行された公社債に投資する投資信託です。

こちらも、国外の企業や団体が資金調達を必要とした場合のみに発行するもので、投資信託を通じて購入することで、ご自身の都合の良いタイミングで取引ができます

(5)国内不動産(J-REIT)型の投資信託

国内不動産(J-REIT)は、実物の不動産に投資する投資信託です。

複数の投資家から資金を集めて、その資金を元に実物の不動産を購入します。

不動産から得た賃貸収入を投資家に分配金として還元します。

実物の不動産と比べて、多額の資金を必要とせず、少額で投資することができます。

(6)外国不動産(REIT)型の投資信託

外国不動産(REIT)は、国外の不動産に投資する投資信託です。

こちらもJ-REITと同様に、購入した不動産から得た賃貸収入を投資家に分配金として還元します。

(7)コモディティ型の投資信託

コモディティは、金やプラチナ、原油、大豆、とうもろこしといった商品に投資する投資信託です。

価格は需給バランスで決まることから、常に価格が上下するのが特徴です。

そのため長期保有には不向きで、株式相場が下落傾向にある場合など中期的にリスクヘッジ目的の取引に向いています。

2、投資信託の5つの選び方


数ある投資信託の中から、実際に投資する投資信託を選ぶには、どういったポイントを踏まえて選ぶと良いのでしょうか。

投資信託の5つの選び方を紹介します。

(1)投資対象を確認しリスク許容度に応じてバランスを考える

投資信託を運用している運用会社が発行した目論見書を確認し、株式もしくは債券といった、投資対象の資産を確認します。

また、ご自身のリスク許容度に応じて、資産の組み入れ比率を考えます。

例えば、リスク許容度が高いのであれば株式の割合を高く、債券の割合を低くします。

逆にリスク許容度が低い場合は、株式の割合を低く、債券の割合を高くします。

若手社会人であれば、これから先長く働ける状況にあるかと思いますので、株式の保有割合を高くしても良いでしょう。

(2)販売手数料や信託報酬などコストを確認する

投資信託を購入する場合、金融機関が定めた、販売に必要な費用を徴収するための「販売手数料」の他、投資信託の運用会社が定めた、運用代行料に該当する「信託報酬」を支払う必要があります。

目論見書などでどれくらい負担するのかもしっかり確認します。

近年では、ネット証券などの普及により、インターネットで低コストに取引ができるようになったことから、販売手数料が無料となる「ノーロードファンド」も登場しています。

また、信託報酬も1%以下を目安に探すと良いでしょう。

(3)過去の運用成績を確認する

過去最低3年間の運用成績を確認し、確実にリターンを出せているのか確認します。

長期的な運用成績を確認することで、相場が良いときだけではなく悪いときもどれだけリスク耐えられるかも確認できます。

(4)純資産総額を確認する

投資信託が保有する純資産総額の推移が右肩上がりに増えているかも確認します。

純資産総額が増えていることは、運用で確実に利益を出し資産を増やしていることや、多くの投資家から資金が集まってきていることがわかり、パフォーマンスが良好であることが判断できます。

(5)分配金が再投資可能な銘柄を選ぶ

投資信託では運用で得られた利益や配当金を分配金として投資家に還元するものがあります。

分配金は投資する資金「元本」を増やすためにも再投資を行う投資信託を選ぶことが重要です。

分配金を再投資することで、元本に加え再投資した分、さらに運用収益が増えることになり「複利効果」が期待できます。

3、2017年12月最新版!おすすめの投資信託10選


これまで解説したポイントを踏まえ、おすすめできる投資信託は何があるのでしょうか。

実際に資産形成におすすめしたい投資信託を10銘柄ピックアップしてみましたので、それぞれの投資信託の特徴を解説します。

(1)日本株投信(長期運用型)

日本株の運用に特化し、長期的な運用を手がけている投資信託を紹介します。

①ひふみ投信

ひふみ投信

引用:https://www.rheos.jp/

ひふみ投信は、藤野英人氏が率いるレオス・キャピタルワークスが運用している投資信託です。

同投資信託の特徴としては、国内を中心に成長が著しい成長株に投資を行います。

購入は同社のホームページより、口座開設の申し込み後、本人確認書類をアップロードします。

その後、指定した銀行口座への振込もしくは毎月5日に定期定額引落し購入の2通りから選びます。

②さわかみ投信

さわかみ投信

引用:https://www.sawakami.co.jp/

さわかみ投信は、澤上龍氏が率いるさわかみ投信株式会社が運用する投資信託です。

国内の株式と債券を中心に長期的に保有する「バイ・アンド・ホールド型」の投資を行います。

購入は、同社のホームページより口座開設申し込みフォームより必要事項を記入します。

その後、同社より申込書が郵送されますので、本人確認書類を添付して返信用封筒で返送します。

返送用書類の確認が完了後、口座開設が行われ取引が可能です。

③鎌倉投信

鎌倉投信

引用:http://www.kamakuraim.jp/

鎌倉投信は、神奈川県鎌倉市を拠点に展開している鎌田恭幸氏が率いる投資信託会社です。

持続可能な社会の形成と良い会社の創出を目指し運用を行います。

購入には、同社のホームページより資料請求を行い、申込書に必要事項を記入して返送し口座開設を行います。

その後、定期定額購入コースもしくはスポット購入から選択します。

④コモンズ投信

コモンズ投信

引用:https://www.commons30.jp/

コモンズ投信は、渋澤 健氏が率いる投資信託会社です。

成長を続ける日本企業30銘柄に絞って長期投資する「コモンズ30ファンド」と、変化にチャレンジする成長性が著しい日本企業50銘柄に中長期的に投資する「ザ・2020ビジョン」の2種類から選べます。

購入には、同社のホームページより資料請求後、申込書に必要事項を記入して返送して手続きを行います。

その後、スポット購入もしくはつみたてプラン購入から選択します。

⑤スパークスアセットマネジメント

スパークス

引用:https://www.sparx.co.jp/

スパークスアセットマネジメントは、国内外の幅広い企業に投資を行い、収益のみならず、市場の成長性、経営戦略から企業価値を計測し投資を行います。

同社が運用している投資信託の銘柄は運用方針毎に複数の銘柄が存在しますが、代表的な銘柄として、国内を対象に企業経営者と対話を通じて企業価値の向上を測り長期的に投資を行う「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド(愛称:対話の力)」があります。

同社が運営しているファンドを購入するには、同社が指定した金融機関にて口座を開設する必要があります。

口座を開設後、同社のファンドを証券会社が定めた方法に基づいて購入します。

(2)ファンド・オブ・ファンズ型投信

複数の投資信託に投資を行う「ファンド・オブ・ファンズ型」の投資信託を紹介します。

①セゾン投信

セゾン投信

引用:https://www.saison-am.co.jp/

セゾン投信は、セゾングループに属する中野晴啓氏が率いる投資信託運用会社です。

同社では、世界に幅広く投資を行う世界最大の運用会社「バンガード投信」を活用した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と、国内外の株式と債券に長期的に投資する「セゾン資産形成の達人ファンド」の2つの投資信託を運用しています。

同社のホームページより資料請求後、申込書に必要事項を記入して返送し口座開設を行います。

その後、スポット購入もしくは定期積立プラン購入から選択します。

②ありがとう投信

ありがとう投信

引用:https://www.39asset.co.jp/

ありがとう投信は、国内外の成長性が高い株式に対して分散的に長期運用するファンド・オブ・ファンズ型の投資信託です。

申込手数料と販売手数料は無料で、信託報酬も0.99%と低コストでの運用が可能です。

購入には同社のホームページより口座開設後、定期積立サービス、まとまった金額を複数回に分けて購入する「分けて買いサービス」、「スポット購入」から利用可能です。

③ユニオン投信

ユニオン投信

引用:http://www.unionam.co.jp/

ユニオン投信は、長野県松本市に拠点を置く運用会社で、国内外の株式を中心に複数の投資信託を組み入れたファンド・オブ・ファンズ方式で運用を行います。

組み入れ銘柄には、当記事でも紹介した「さわかみ投信」も組み入れられています。また、運用コストは信託報酬のみで0.86%に設定されています。

投資信託の購入は、毎月一定額を積み立てる「定期定額積立コース」と、購入したい時に購入する「スポット購入」から選べます。

購入は1万円以上1円単位となっており、定期定額積立コースは毎月5日に指定した銀行口座より引き落とされます

(3)その他投信(クローバーアセットマネジメント)

クローバーマネジメント

引用:https://www.clover-am.co.jp/

クローバーアセットマネジメントは、複数の投資信託を組み入れたファンド・オブ・ファンズ方式で国内外の株式に分散し長期的に運用を行います。

特徴に応じて4つのファンド名で運用しており、あらゆるファンドに投資する「コドモファンド」、じっくりと株式に長期投資を行う「浪花おふくろファンド」、国内外の株式にバランスよく投資する「らくちんファンド」、海外株式に特化した「かいたくファンド」です。

購入は、好きな時に購入する「スポット購入」と毎月一定額を積み立てる「毎月積み立てコース」から選択できます。同社のホームページより口座開設を申し込み後取引が可能です。

4、投資信託以外でもおすすめの投資会社をご紹介!


若手社会人が、手持ち資金の他、経済や投資の知識が少ない状態であれば、これまで紹介した投資信託を毎月コツコツと積み立てて投資することで、相場変動に左右されること無く、着実な資産形成に向けたベストな投資方法であると言えます。

投資信託の積み立てを続けていく中で、もう少し踏み込んだ投資を行いたいとお考えになられたのなら、投資会社という選択肢もおすすめです。

ここでは、国内で活動するプロフェッショナルたちが参画する独立系の投資会社「M&S」をご紹介させて頂きます。

M&Sは財務状況を徹底的に分析して理論上の価値を算出し、現状の株価に比較して割安と判断される会社に投資します。

さらに株主提案権を行使し、企業に対して経営上の提案を行うことで、企業価値と企業統治の向上を狙い、経営効率を高めます

このアクションにより経営者が株主にも配慮した経営を行うことから、結果として現在株価が理論上の価値に近づきます。

つまり、投資先企業と積極的な対話を行うことで、経営効率の向上を促して高い成績を維持しているのです。

実際、M&Sの2016年の年間利回りは非常に高く、その実績は45.26%です。

「M&S」のような投資会社は、まだ日本では多くありません。そういった意味でもおすすめの投資会社です。

5、投資信託を買うならNISA、つみたてNISA、iDeCoの利用がおすすめ!


若手社会人が始めて投資を行う場合、投資を行うための口座を開設する必要があります。

ただ、投資用の口座は持ったことない方が多いと思いますが、そんな方におすすめしたいのが「NISA」もしくは、「つみたてNISA」、「確定拠出年金(iDeCo)」のいずれかの口座を利用することです。

それぞれの口座について詳しく紹介します。

(1)少額投資非課税制度「NISA」

少額投資非課税制度「NISA」は、英国の個人貯蓄口座「ISA(Individual Savings Account)」をモデルに日本版のISAとして2014年1月にスタートした税優遇制度です。

通常、投資で得た運用益や配当金もしくは分配金は、所得税として20.315%課税されてしまいます。

NISAを利用することで、年間120万円までの運用益や配当金もしくは分配金が最長5年間非課税となります。

年間120万円マックス投資した場合、5年間で600万円までの投資が非課税になります。

NISAを利用するには証券会社にNISA口座の申し込みが必要になります。

口座開設後は投資信託の積み立て用の口座としても活用できます。

NISAは毎月の積立金額が多い方におすすめです。

一方で、積立金額が3万3,000円以下であれば、後程紹介するつみたてNISAを活用するのが良いでしょう。

(2)つみたてNISA

つみたてNISAは、先程のNISAに対して、投資信託もしくは上場投資信託(ETF)の積み立てに特化したNISAで、年間40万円の投資に対して、最長20年間にわたり運用益と分配金が非課税となります。

つみたてNISAは、年間40万円となっていますので、ひと月あたり3万3,000円以下の金額で積み立てを検討している場合は有効に活用できます。

40万円マックス20年間投資すると、800万円までの投資に対して非課税となります。

つみたてNISAは税優遇だけではなく、販売手数料が無料、信託報酬が一定水準以下など、金融庁があらかじめ指定した条件を満たした投資商品のみが活用できることから、初心者の方でも安心して投資がはじめられる制度となっています。

ただし、NISAとつみたてNISAは併用ができませんので注意が必要です。

利用前に月々どれ位投資するのかをよく考えた上で選ぶことが重要です。

(3)個人型確定拠出年金「iDeCo」

個人型確定拠出年金「iDeCo」は、老後の資金を運用することを目的とした資産形成制度です。

加入者があらかじめ指定した金融商品に対して、月額5,000円以上1,000円単位で定めた月々の拠出金額より、積み立てて資産形成を行います。

iDeCoのメリットとしては、年末に確定申告を行う場合所得控除の対象となることに加え、運用益は非課税となります。また、老後に受け取る場合も「公的年金等控除」と「退職所得控除」の対象となります。

ただし、iDeCoで運用する場合、自然災害など特殊な事情がない限り60歳になるまで引き出せませんので、若い間は多額の金額を拠出するのはおすすめできません。

iDeCoとNISAもしくはつみたてNISAは併用が可能ですので、iDeCoは老後向けに資産運用資金の一部を少額で運用するにとどめるのが良いでしょう。

まとめ

若手社会人が将来に向けて資産運用を行うにあたり、始めやすいのは投資信託を積み立てて運用することです。

投資信託を選ぶには、販売手数料や運用コスト、過去の実績、純資産総額をしっかりと確認した上で、リスク許容度に応じて組み入れる資産「ポートフォリオ」を考えます。

若い間はある程度リスクがとれますので株式の比率を高めても良いでしょう。

投資信託を積み立てる場合は、税優遇制度である「NISA」もしくは「つみたてNISA」を利用するのがおすすめです。

積立金額が3万円程度であれば「つみたてNISA」を活用するのが良いでしょう。

iDeCoは老後向けの資産運用制度であるため、NISAと併用する形で少額を積み立てるにとどめるのが良いといえます。

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