今話題のオフショアファンドとは?その魅力とデメリットを解説

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あまり聞きなれない言葉かもしれない「オフショアファンド」について解説していきます。

オフショアとは簡単にいうと海外のことを指し、オフショアファンドとは日本国外のファンドのことを意味しています。

海外のファンドと聞くとヘッジファンドのような存在をイメージしますが、オフショアファンドはそれとはまた違った投資主体になります。

今回の記事では、オフショアファンドとはそもそも何なのかということからはじめ、そのメリット・デメリットや始め方など、オフショアファンドの全容をチェックしていきましょう。

1、オフショアファンド(海外積立投資)とは?

冒頭にも書いた通り、オフショアファンドは海外のファンドのことです。

海外の中でもファンド規制や税制が緩い地域の国で運用を行っているファンドのことを指します。

課税が緩い国や地域のことを「タックスヘイブン(租税回避地)」と言いますが、2016年4月に公開された「パナマ文書」で、日本含め各国の資産家や経営者がタックスヘイブンで法人企業を立ち上げ(いわゆるペーパーカンパニー)過剰な節税を行っていたことが問題になりました。

それとオフショアファンドはまた別問題で、オフショアファンドは全くの合法です。

イメージ的には海外の株式や債券を売買するのと変わらないですが、税制面や商品の多様性という意味でオフショアファンドは差別化が図れると言って良いでしょう。

2、オフショアファンドのメリット・デメリット

メリット・デメリットの前に注意しておきたい点として、オフショアファンドは現地の税制が緩いためその国・地域の低課税を享受できると思いがちですが、我々日本居住者が税を納めるのは日本の法律に従わなければなりません。

よってまず書いておかなければならないのは、基本的にオフショアファンドを利用した場合でも海外株式の売却益と同じように税金がかかってくるケースが多い、ということです。

タックスヘイブンに居住地を移しそこの国民となった場合はその地の税制度に従えますが、日本に居住権を持つ限りは日本の税制に従うことになります。

前置きが長くなりましたが、メリット・デメリットについて見ていきましょう。

(1)メリット:投資対象となる金融商品が多い

オフショアファンドの中にはヘッジファンドと同じく絶対利益追求型(相場全体が下落している地合いでも、空売りで利益を狙いにいく等)のものも多く存在します。

こういったファンドにはベンチマークが基本的には存在せず、徹底的に大きな利益を狙っていくという特徴があります。

また他にもアジア株に投資を行うファンド、世界各地の金融商品をポートフォリオに組み込むファンドなど、かなり自由度の高いものも存在しています。

種類がかなり多いため、どんな商品を組み込んでいるかに加え、リスク面で気になる点はないかもファンドを選ぶ際には注意したいところです。

(2)デメリット:言語面の壁や信用性の低さ

タックスヘイブンがイギリスや香港などに多くある関係でオフショアファンドもそれらの地域に多く点在していますが、金融取引の拠点となるオフショアセンターでは英語を公用語にしているところが非常に多いです。

そこで英語が十分に使えない・理解できないと最悪の場合詐欺などに巻き込まれる場合も考えられます。

こういった懸念点をカバーするためにもIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー(今回の場合、投資家とファンド会社の仲介人のような役割を果たす)にサポートを行ってもらう必要があります。

3、オフショアファンドの始め方と窓口

オフショアファンドは基本的に前述したIFAを通じて金融商品の購入を行っていきます。

IFAを選ぶ際には、信頼できるライセンスを所持しているかどうか、顧客目線で商品の説明をしっかりと行ってくれているか(リスク面も説明してくれているか)、正規代理店かどうか等が重要になってきます。

海外IFAの中には信用性の低いところも存在するため、例えば香港であればSFC、PIBA、CIBといったライセンスを保有しているかを確認しましょう。

そういったリスク面の懸念点を潰せたら、日本人へのサポートが豊富かどうかという点で絞り込みを行っていくのが良いでしょう。

上記のように、オフショアファンドはIFAとのコンタクトをとることが始めるための第一歩になります。

4、オフショア投資を始めている方のブログ

この項では、実際にオフショア投資を始めている方のブログを2つ紹介していきます。

日本ではオフショア投資はまだまだなじみ深いとは言えないだけに、どのような運用を行っているかを知ることは非常に有用でしょう。

(1)不労所得で早期サラリーマン引退を目指す資産形成戦略術

不労所得で早期サラリーマン引退を目指す資産形成戦略術

オフショア投資以外にも株式、投資信託、不動産投資など多くの金融商品をポートフォリオに組み込まれています。

オフショア投資についての記事が70記事ほど作成されており、なかなか情報が表に出てこないオフショア投資の様々な側面を知ることが出来ます。

一辺倒にオフショア投資を勧めているわけではなく、中には危ない案件もあることや、その避け方などについても記事化しており、オフショア投資を始めたい方にとっては必見のブログです。

(2)ひたすらにオフショアファンド!海外投資調査記録

ひたすらにオフショアファンド!海外投資調査記録

こちらのブログでは、ブログタイトルの通り様々なオフショアファンドが紹介されています。

記事を見ていけば分かるのですが、絶対利益追求型、Amazon・Appleといったグロースを保有上位に組み込んだよくあるもの、はたまたCTA(いわゆる「アルゴリズム」です)を駆使するところなど、多様な種類のファンドがあることが分かります。

一体どこからこの情報を得ているのかと気になるくらいの情報量で、また更新頻度も高いため定期的にチェックしておきたいブログだと言えるでしょう。

5、高利回りが狙える日本の投資会社3選

オフショアファンドは多様な商品があり、中には高利回りの商品も多く存在しているというのがその大きな特徴です。

一方で日本でも高いリターンを狙える投資会社は存在しており、通常のインデックス型の投資信託とは異なる手法を用いて、投資を行っている会社をいくつか紹介していきます。

(1)投資会社Japan Act

JapanAct

アクティビスト(物言う株主)と呼ばれる投資手法で、活動を行っている投資会社で、市場から割安な評価を受けている企業を対象に投資をし、詳細な分析と戦略的な対話から、企業価値・株主価値の最大化を目指し投資活動を行っています。

コーポレートガバナンスの適切な実施や、企業価値・株主価値向上を通じたリターンの最大化を大きな目標として掲げています。

(2)レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)

ひふみ投信

日本の個人投資家から絶大な人気を誇るアクティブファンドです。

TOPIXをベンチマークとし、それを上回るパフォーマンスを出せるようポートフォリオを構成しており、直近では中小型株のみでなく大型株も組み込むようになってきているのが目立ちます。

柔軟な投資を行えるというのがメリットで、相場環境に応じてキャッシュポジションを高めたり、買い付けを行う銘柄を変えたりするなど投資戦略にも注目が集まります。

(3)さわかみファンド

さわかみ投信

日本株をメインにポートフォリオに組み込んだ運用を行っているのがさわかみファンドです。

ホームページを見ても分かる通り、長期投資にかなりの重きを置いています。個人投資家へのセミナー・説明会なども活発に行っており、投資家に寄り添った活動を多く行っています。

まとめ

ここまでオフショアファンドについて、基本的なポイントについて見てきましたがいかがでしたでしょうか。

まずは信頼できる情報を集め、そこからIFAを通し商品の買い付けを行うというのがオフショアファンド運用にあたっての主な流れです。

この記事を参考に、様々なタイプがあるオフショアファンドに興味を持っていただければ幸いです。

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