キャピタルアセットマネジメントとは?運用実績と投資するメリット・デメリット

新興国への投資

ヘッジファンドへの投資や新興国への投資について調べていると、「キャピタルアセットマネジメント」という会社名をよく目にするかもしれません。ベトナムを始めとする新興国に投資する投資信託を運用しているため、ハイリスク・ハイリターンな投資方法を探している人は関心があるかもしれませんね。

しかし、ネット上に情報が少なく、投資するべきかどうか悩んでいる方も多いはずです。この記事では、キャピタルアセットマネジメントの運用方法や、投資するメリット・デメリットについて解説していきます。記事の情報を参考に、投資するかどうか考えていきましょう。

国内おすすめ資産運用ランキング

キャピタルアセットマネジメントとは

キャピタルアセットマネジメント

キャピタル アセットマネジメント株式会社(以下、キャピタルアセットマネジメント)は2004年に発足した運用会社です。流動性の高い投資業界で10年以上も継続しているのは、実績があって投資家に信頼されている証拠ともいえます。

キャピタルアセットマネジメントは投資信託を運用しており、ベトナムを中心に新興国に投資できるという特徴があります。この2つの特徴について詳しく解説していきましょう。

投資信託の運用を行う投資会社

キャピタルアセットマネジメントは、投資信託の運用を行っています。ヘッジファンドというより、アクティブ型の投資信託と呼ぶ方が実態に近いです。

投資信託なので、証券会社など身近な金融機関で申し込みや解約ができます。ヘッジファンドですと面談を行い、申し込むなどの手間がかかりますが、キャピタルアセットマネジメントの投資信託は、証券会社を通じて手軽に購入できる特徴があります。

あわせて読みたい!

ベトナムに投資できる投資信託が人気

キャピタルアセットマネジメントは、2021年6月時点で、以下の9本の投資信託を運用しています。

  • CAMベトナムファンド
  • ベトナム成長株インカムファンド
  • フィリピン株ファンド
  • アセアンワールド ファンド
  • アセアンCAM-VIPファンド
  • 世界シェールガス株ファンド
  • CAM ESG日本株ファンド
  • 世界ツーリズム株式ファンド(愛称:世界の旅)
  • 知的資本日本株ファンド(愛称:ICJα)

以上のとおり、主に東南アジアの株式を中心に運用しています。経済成長率の高い新興国に投資するため、高いリターンを狙える投資信託といえます。

特に人気があるのは、ベトナムの株式に投資ができるCAMベトナムファンドやベトナム成長株インカムファンドです。

ベトナムは東南アジアの中で高い経済成長率を誇っており、投資によって高い収益が期待できます。ベトナムの経済成長率の高さは、日経新聞が「ベトナム、東南アジア成長率で一人勝ち 7~9月期」という記事で報じているとおり、インドネシアやタイ、マレーシアと比べてGDP成長率が高くなっています。

参照元:ベトナム、東南アジア成長率で一人勝ち 7~9月期

キャピタルアセットマネジメントは、ベトナムの株式市場を強気に評価しています。経済成長中であることに加え、TPP11や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定など、海外各国との貿易協定を結んでおり、ビジネスチャンスの創出につながるためです。

 

また、先進国がベトナムに生産拠点を移転しており、ベトナム経済が恩恵を受けています。新型コロナウイルスの影響も懸念されますが、ベトナムは封じ込めに成功しており、高く評価できます。

これらの要因から、ベトナムは今後も経済が拡大すると予想されます。ベトナムへの投資を考えるなら、キャピタルアセットマネジメントの投資信託も候補に挙がるでしょう。

キャピタルアセットマネジメントの運用実績

資産運用でお金の芽を育てる

投資するかどうかを判断する際には、過去の運用実績が良好かを確認することも重要です。

ここでは、キャピタルアセットマネジメントのこれまでの運用実績を確認してみましょう。いずれも、2021年5月31日時点の実績です。

CAMベトナムファンド

期間 期間収益
1ヶ月 7.30%
3ヶ月 14.10%
6か月 33.70%
1年 56.20%
設定来 159.60%

※設定日は2010年8月10日、分配金は再投資したものとして計算

2010年8月の設定から投資を始め分配金を再投資し続けた場合、資産は2.5倍以上に増えているという高いパフォーマンスを発揮していることがわかります。

CAMベトナムファンドの主な投資先は、ベトナムの取引所に上場している株式や、世界各国・地域の取引所に上場しているベトナム関連企業の株式です。経済成長中のベトナムでは、企業の業績も上昇しやすいため、株価が大きく上昇してキャピタルアセットマネジメントのCAMベトナムファンドも大きな収益を上げています。

ベトナム成長株インカムファンド

期間 期間収益
1ヶ月 9.80%
3ヶ月 18.70%
6か月 40.10%
1年 63.10%
設定来 89.50%

※設定日は2014年8月20日、分配金は再投資したものとして計算

CAMベトナムファンドよりも後から運用が始まったベトナム成長株インカムファンドも、高いパフォーマンスを発揮しています。特に成長が見込める株式を組み込んでいるので、CAMベトナムファンドよりも大きな収益が見込めます。

いずれのファンドでも直近の運用実績が好調なのは、新型コロナウイルス感染を抑え込んで投資家の心理が改善したことが大きいです。ベトナムの経済が回復する中、海外でワクチン開発が進んだことを背景に、世界的にリスクオフムードが高まってベトナムの株式も価格が上昇しました。

キャピタルアセットマネジメントに投資するメリット

資産運用のコンサルティング

これまで解説したとおり、キャピタルアセットマネジメントはベトナムなど東南アジアの新興国を中心に投資できる特徴があります。そのため、高い利回りが狙える投資方法だといえます。

加えて、証券会社で購入できる投資信託ならではのメリットもあります。この章では、キャピタルアセットマネジメントに投資をするメリットについて詳しく解説していきます。

高い利回りが狙える

ベトナムなど経済成長中の東南アジア諸国を中心に投資ができるため、キャピタルアセットマネジメントへの投資では高い利回りを狙えるメリットがあります。

「海外への投資はなんとなく怖いから、日本国内に投資をしたい」と考える方も多いですが、冷静に考えると成長国に投資した方が、収益性が高いことがわかります。

 

高度経済成長期やバブル期とは異なり、現在の日本は安定成長期なので、企業がどんどん成長して景気が上向きというわけではありません。少子高齢化で働き手が少なくなり、どちらかというと景気の先行きが心配される国の一つです。

このような状況の日本に投資するよりも、ベトナムなど成長中の国に投資した方が、高いリターンを狙えます。高い利回りを狙いたいなら、国内で投資先を探すより、海外の方が簡単に高利回りの投資先を見つけられます。

手数料が安い

キャピタルアセットマネジメントは投資信託を運用しており、手数料がかかります。しかし、アクティブ型投資信託としては標準的な手数料であり、ヘッジファンドと比較するとかなり低コストで運用できるメリットがあります。

SBI証券のホームページによると、ベトナム成長株インカムファンドの信託報酬は年率1.881パーセントであり、2パーセントを切っています。一般的なアクティブ型投資信託の信託報酬は1パーセントから2パーセント程度なので、標準的な範囲です。

 

ヘッジファンドだと、管理手数料が3パーセントから5パーセント程度であり、さらに成功報酬が20パーセントから50パーセント程度かかります。ヘッジファンドに比べると、キャピタルアセットマネジメントの手数料体系は非常に低コストの設定となっています。

購入時手数料は証券会社ごとに設定されていますが、SBI証券では購入時手数料が無料です。購入時のコストも節約できるので、コストを低く抑えて高い利回りが狙える商品です。

100円から投資できる

キャピタルアセットマネジメントの商品は投資信託なので、証券会社など販売会社が定める単位で購入できます。例えば、SBI証券ではベトナム成長株インカムファンドは100円以上1円単位で購入できます。

ヘッジファンドだと最低申込額が1,000万円に設定されていることが多いですが、このようなまとまった金額の投資ができない方も大勢いらっしゃいます。そのような方は、少額で投資できる投資信託が選択肢になりますが、投資信託には高い利回りが狙える商品が少ないというジレンマがあります。

キャピタルアセットマネジメントは、高い利回りが狙える数少ない投資信託の一つで、100円以上と少額から購入することもできます。少額で高い利回りを狙いたい投資家にはぴったりの商品です。

キャピタルアセットマネジメントに投資するデメリット

資産運用のチャート

キャピタルアセットマネジメントのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。

大きなデメリットは、値動きが激しいことでしょう。大きなマイナスが出て損失が生じるリスクもあるため、しっかりと理解してから投資しましょう。

 

キャピタルアセットマネジメントの運用はハイリスク・ハイリターンなので、高い利回りが狙える反面、大きな損失が生じるリスクもあります。

ベトナム成長株インカムファンドの月次レポートを見てみると、基準価額が激しく変動していることがわかります。コロナショック以降は回復してきていますが、2018年から2020年3月までは下落基調です。2018年に投資を始めた人は高値掴みとなり、2年以上も含み損を抱えていたことになります。

ヘッジファンド同様に絶対収益を目指す方向性ではあるものの市場に大きく左右されやすいといえるでしょう。

このように、必ず高い利益が出るわけではありません。キャピタルアセットマネジメントへの投資は、ハイリスク・ハイリターンであることを理解しておきましょう。

キャピタルアセットマネジメントの投資信託を購入する方法

資産運用で育ったお金の芽

キャピタルアセットマネジメントの投資信託を購入するには、販売している証券会社で投資を申し込みます。キャピタルアセットマネジメントの投資信託は、SBI証券や楽天証券など多数の証券会社が販売しているので、一般の投資家も購入しやすいです。

商品によって販売会社が異なるので、キャピタルアセットマネジメントのホームページで調べて購入しましょう。

他のおすすめヘッジファンド

ノートパソコンを使って会議をしている様子

キャピタルアセットマネジメントの特徴を解説してきましたが、他のヘッジファンドも比較してから決めたい方もいることでしょう。海外への投資をネックに感じる方や、もっと利回りの高い投資方法を探している方もいるはずです。

この章では、おすすめのヘッジファンドを3つ紹介していくので、以下のヘッジファンドへの投資も検討していきましょう。

Japan Act

Japan Act合同会社

Japan Actは、日本の上場企業に投資をするアクティビスト投資のヘッジファンドです。アクティビスト投資とは、割安な状態で放置されている株式を買って企業の株主になり、株主の立場から経営陣に提言を行う投資方法です。企業の業績が向上すれば株価も上がるので、Japan Actも収益を得られます。

あわせて読みたい!

Japan Actは情報の透明性が高く、株式会社サンエー化研や昭和パックス株式会社などの投資先への提言もホームページで公開しています。運用情報を外部に公開しないヘッジファンドが多い中、透明性が高く存在感を放っています。

Japan Actは年率10パーセント以上の利回りを達成するなど、ヘッジファンドとして高い実績を誇っています。高い利回りを求める方は、Japan Actへの投資を検討してみてください。

BM CAPITAL

BM CAPITAL

BM CAPITALも、主に日本の上場企業に投資を行うヘッジファンド会社です。割安に放置されている株式に投資し、株価の上昇によって利益を出す投資スタイルです。

BM CAPITALも利回り10パーセント以上を出した実績があり、高利回りが狙えるヘッジファンドです。ただし、手数料が高めなので、手数料を上回る利益を狙えるかを考えてから投資をしましょう。

TORTOISE PARTNERS(トータスパートナーズ)

トータスパートナーズは、優良中小企業に投資をするヘッジファンド会社です。ESG投資を行う点に特徴があります。

ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業に投資をすることです。SDGsなど現代社会の課題をビジネスチャンスとして捉えている企業に投資をすることで、長期的な収益が見込めます。

トータスパートナーズは年間の利回りこそ3パーセントから8パーセント程度ですが、将来の長い期間にわたって収益が期待できるヘッジファンドです。リスクを抑えて長期投資をしたい方におすすめです。

これらのヘッジファンドに関しては下記の記事でランキングとして説明しています。

あわせて読みたい!

まとめ

キャピタルアセットマネジメントは、東南アジアの新興国を中心とする投資信託を運用する会社です。SBI証券など身近な証券会社で販売されているので、購入や解約の申し込みがしやすいです。

ハイリスク・ハイリターンな投資方法なので、大きな利益が狙えます。大きなリスクを取ってでも収益を獲得したい人におすすめの投資信託です。

関連記事

資産運用おすすめ投資先ランキングバナー画像