【2022】100万円資産運用するなら何がおすすめ?始める前にやるべきこと

「だいぶ貯金ができたから、貯金のうちの100万円を元手に資産運用してさらに投資で増やしたい」こういう思いはあるものの、実際に何から始めれば良いか分からないという方は少なくありません。よく分からないまま適当な金融商品に手を出してしまい元本割れしてしまったというケースもあり、投資をするにあたってはポイントを押さえてから始めたいところです。

今回は、100万円を元手として資産運用する場合、資金をより増やしていくためにはどうしたら良いのかについて、具体的な方法を出しながら解説します。

100万円でも資産運用は始められる?

100万円もあれば、資産運用を始めるには十分です。資産運用には富裕層が1,000万円や1億円といった大金を運用するイメージがあるかもしれませんが、そこまでのお金は必要ありません。

あなたが「お金を増やしたい」「もっと使えるお金が多かったら良いのに」と思っているなら、資産運用を始めるべきです。お金を増やす方法は、仕事、節約、投資の3種類しかないからです。

 

「資産運用」という言葉に難しそうなイメージがあるからか、日本だと投資をしていない人の方が圧倒的に多いです。しかし、3種類のお金を増やす方法のうち1種類を捨ててしまうのはもったいないですよね。

すでに仕事や節約を頑張っている人は、投資をすることでさらにお金を増やすことができるので、ぜひ関心を持っていただけたらと思います。

100万円で資産運用を始めるべき理由

100万円なら、20代や30代の若い頃でも貯めることができるでしょう。資産運用は若いうちに始めた方が有利です。

100万円に満たなくても良いので、使えるお金は投資に回すことをおすすめします。

 

なぜ若いうちに始めるのが良いかというと、「複利効果」が大きいからです。

簡単に言うと、投資は投資期間が長いほどお金を大きく増やせるものです。そのため、20代で投資を始めた人と40代で投資を始めた人とでは、20代で始めた人の方が大きな資産を築ける可能性が高いのです。

具体的に複利効果について解説しましょう。少し難しいかもしれないので、スキップして次の項目へ進んでいただいても問題ありません。

 

例えば、利回り5パーセントの商品に投資したと仮定しましょう。

1年間で元本が5パーセント増えるので、100万円を投資すれば1年後に105万円になります。1年目は5万円の儲けが出ました。

2年目は、105万円を投資するので、5パーセント増えて110万2,500円に増加します。2年目の利益は5万2,500円となります。1年目の利益は5万円だったのに対し、2500円も利益が多くなりました。

 

同じように続けていくと、3年目の利益は2年目より大きく、4年目の利益は3年目の利益より大きく……といったように、とどんどん利益が増えていきます。利回りが一定の場合、投資で得られる利益は年々増加していくのです。これを「複利効果」と呼びます。

つまり、資産運用できる期間が長いほど、利益は多くなっていきます。したがって、引退や寿命までの時間が長く若い人の方が、複利効果の恩恵で大きな利益を得られることになります。

これが、若いうちに資産運用を始めた方が良い理由です。若い方はまとまった貯金が無いかもしれませんが、100万円もあれば十分ですので、資産運用を始めてみませんか?

資産運用を始める前に目的・目標を設定することが重要

資産運用を始める前に、目標となる金額と投資期間を設定しましょう。金額と期間によってどれくらいの利回りが必要なのか異なるので、これを決めないと投資商品が選べないからです。

目標の金額を決めるには、投資で増やしたお金を何のために使うのか、目的から考えると良いでしょう。

ただし、元手が100万円だけだとあまり大きく増やすことはできません。2倍以上に増やしたい場合、追加資金を投入して積立投資を行うのが良いでしょう。

 

なお明確な目的はないけれど投資してお金を増やしたいと思う方は、3パーセントから5パーセントほどの利回りの商品に投資するのが良いでしょう。ミドルリスク・ミドルリターンの投資商品がこれくらいの利回りなので、標準的な運用ができます。

72の法則

目標の金額と期間を決めるのに便利なのが、「72の法則」です。この法則を使うと、お金を2倍に増やすのに必要な期間と利回りの目安が分かります。

72の法則とは、以下の式のことです。

72÷利回り=お金が2倍になるのに必要な年数

変形すると、次の式になります。

72÷お金が2倍になるのに必要な年数=利回り

すなわち、20年で100万円を2倍に増やしたい場合、必要な利回りは次の式で求められます。

利回り=72÷20年=3.6%

よって、3.6パーセント以上の利回りが取れる商品に投資すれば、20年で100万円を2倍に増やすことができます。72の法則は「2倍に増やしたい場合」のみ使える法則ですが、目標の金額や期間を決め、必要な利回りを計算するのには参考になるでしょう。

100万円を資産運用する前に知っておくべきこと

目標となる金額や期間、利回りを決めたら早速投資を始めていきたいところですが、注意事項があります。資産運用で失敗しないためにも、次の3つの注意事項は理解しておきましょう。

  1. 投資先を分散させる
  2. 余剰資金で運用する
  3. リスクとリターンは比例する

投資先を分散させる

投資先を集中させるとリスクが高くなり、分散させるとリスクが低くなります。そのため、投資先は複数に分散させるようにしましょう。

例えば、1社の株式に集中投資すると、その企業で業績悪化や不祥事などネガティブな材料が出たとき、投資した資産が全体的に値下がりしてしまいます。

しかし、複数の銘柄に投資をしていれば、1社でネガティブな材料が出ても資産全体への影響は軽くて済みます。さらに他の投資銘柄でポジティブな材料があって値上がりすれば、相殺されることもあります。

 

後ほど投資商品を紹介するので、色々と組み合わせて投資するのがおすすめです。100万円を株式、国債、投資信託などに分けて少しずつ投資する、といったイメージです。

また、株式だけに投資したい場合も、一つの銘柄に集中させず複数の株式に投資するようにしましょう。

余剰資金で運用する

資産運用は元本割れする可能性があるので、運用に失敗してお金を減らしてしまうリスクがあります。預金と違って元本保証の商品ではないので、余剰資金に留めましょう。

絶対に減らしてはいけない生活費や、マイホームや子どもの教育のために貯めているお金は、資産運用に使わない方が無難です。元本割れして減ってしまったら、生活が立ち行かなくなったり、人生設計を下方修正したりしなければならない可能性があるからです。

資産運用に使うお金は、それ以外の余剰資金のみにしましょう。余剰資金なら元本割れしても良いとは言いませんが、生活費やマイホームなどのお金が元本割れするほどのショックはないでしょう。

リスクとリターンは比例する

資産運用には元本割れのリスクがあると説明しましたが、基本的にリスクとリターンは比例するので、高い利回りを求めるほどリスクも大きくなります

誰しもローリスク・ハイリターンな投資がしたいとは思うものですが、そんな都合の良い商品は存在しません。高い利回りを求めるなら大きなリスクを取る必要がありますし、リスクを低く抑えたいなら低い利回りで我慢する必要があります。

 

次の項目からは、「ローリスク・ローリターン」「ミドルリスク・ミドルリターン」「

ハイリスク・ハイリターン」の3種類に分類し、資産運用の方法を紹介していきます。一つのカテゴリから選んでも良いですし、組み合わせてバランスの取れたポートフォリオを作っても良いでしょう。

100万円のおすすめ資産運用方法:ローリスク・ローリターン

それでは、100万円を資産運用する際のおすすめの方法を紹介していきましょう。まずは、「ローリスク・ローリターン」の方法を3つ紹介していきます。

  • 定期預金
  • 個人向け国債

定期預金

定期預金の大きなメリットは、元本割れがない、すなわち預けている金額が減ることがないということです。ローリスクではありますが、「100万円を200万円に増やしたい」という目的には合っていないと言えるでしょう。

利回り相場

定期預金の利回りは銀行によって異なりますが、年利0.01%~0.1%が相場です。

デメリット

定期預金のデメリットは金利が非常に小さいということです。昨今のマイナス金利などの影響もあり金利は徐々に低下しています。

個人向け国債

国債というと「国の借金」というイメージが強く投資先としては考えられないという方もいるかもしれませんね。しかし、国債は定期預金より利回りが高めであり、かつ利息がもらえるというメリットがあります。

そのため、十分に投資候補として挙がるものです。リターンはやや小さめであるものの、保全性という面では優れていると言えるでしょう。

利回り相場

利回りは税引き後で0.05%ほどです。私たちが日常的に利用しているメガバンクやゆうちょ銀行の金利が0.01%であることを考えれば、十分に高い数値だと言えます。

デメリット

デメリットは、購入から一定期間、解約(中途換金)を行うことができない点です。また、満期も最少で3年と、長い目線を持って投資を行う必要が出てくるというのも人によってはデメリットかもしれません。

100万円のおすすめ資産運用方法:ミドルリスク・ミドルリターン

続いては、「ミドルリスク・ミドルリターン」の方法を4つ紹介していきます。ある程度のリターンを求めたいという方は、この4つの中から運用方法を選ぶと良いでしょう。

  • 株式取引
  • 投資信託
  • ETF(上場投資信託)
  • 投資会社

株式取引

「資産運用」という言葉を耳にしてまず思い浮かぶのが「株式投資」だという方は多いでしょう。上場している会社数は3,600社ほどあるため、取引の幅が非常に広く、さまざまな選択肢を取れることが株式取引のメリットです。

また、株式取引には株価の差益だけでなく、「配当」を受け取ることができたり、「株主優待」があったりする会社があります。これらは他の金融商品にはないメリットです。

利回り相場

どの銘柄を選ぶか、そして日経平均などマクロな指標がどのように推移するかによって利回りは異なります。一つの目安ではありますが、1%~5%ほどだと考えて良いでしょう。

メリット

株式取引のデメリットは「自分で銘柄を選び、売買タイミングを考える必要がある」ということです。思いつきで売買をしても長期的に安定して資産を築くことは難しく、自分なりの考え方・手法があって初めて上手くいくものです。

投資信託

投資信託は証券会社が提供する金融商品で、個人投資家などから集めた資金をプロのファンドマネージャーが運用し、そこから分配金を出すものです。

先ほどお伝えしたように、株式取引を行うとなると自分で情報収集を行い、銘柄を選ぶという必要がありますが、投資信託はその手間を省いてくれることが大きなメリットです。

利回り相場

目安としたい利回りは年3%~5%あたりでしょう。これ以上の利回りを謳ってくる投資信託もありますが、リスクが高くなるため安定的に資産を増やしたい方にはおすすめできません。

デメリット

株式投資と異なり自分で銘柄選びをしなくて良い代わりに、手数料が多くかかることがデメリットです。

ETF(上場投資信託)

ETF(上場投資信託)とは、その名のとおり「上場している」「投資信託」のことです。先ほど紹介した「投資信託」とは異なり、株式同様に銘柄コードが存在し、好きなタイミングでスムーズに売買を行うことが可能です。

株式取引・投資信託の良いとこ取りをしている商品であり、初めて投資先として適している金融商品だと言えます。

利回り相場

株式・投資信託同様に、何を買うかによって利回りのパフォーマンスは異なります。1%~5%ほどの利回りを目安にすると良いでしょう。

デメリット

ETFも種類は多いのですが、流動性が低く売買が成立しにくいものがあることがデメリットです。チャートや出来高を見つつ売買を行っていくこととなるでしょう。

投資会社

金融商品を購入する他にも、投資会社に資産運用をしてもらう方法もあります。

アクティビストファンドの「Japan Act」は、徹底した企業分析をもとに投資対象の市場株価と理論上の価格との乖離を見つけて投資を行います。一般的なバリュー投資とは異なり、アクティビストとして企業の経営陣に直接呼びかける対話を重視し、積極的な経営関与によって株価の上昇を図ります。

市場株価と理論上の価格との乖離を解消することでリターンの最大化を狙うのです。

 

このように大きなリターンを狙える理由の一つは、そのユニークな投資手法です。まず、企業の事業の将来性や現在の保有資産を調査した上で理論価値(本来の企業価値)を算定し、理論価値と比較して現在の価値(市場での評価)が低い企業を見つけます。

その企業に投資して株主としての権利を行使して(いわゆる「物言う株主として」)企業の経営をよりよい方向に導きます。このように、合理的でユニークな投資手法を採っているので、限りなく失敗する可能性を下げることができるため(投資の世界ではプロでも失敗がつきものです)、安定的かつ大きなリターンを狙うことができるのです。

Japan Actについては、こちらで情報を確認・資料請求ができますよ。

100万円のおすすめ資産運用方法:ハイリスク・ハイリターン

ここでの「ハイリスク・ハイリターン」は、先に挙げたように値動きが大きめのもの、またはレバレッジを使うもの、という前提です。先物取引、FX取引はその両面を兼ね揃えていると言え、一日に大きな変動幅を見せることもあり初心者にはあまり向いていないと言えるでしょう。

先物取引

先物取引は、「将来の価格が今より高いか低いか」という権利を売買するものです。その権利は将来の期日が来るまで保有することができ、それ自体の価格も上下します。

最もメジャーな例が「日経平均先物」で、何ヶ月か後の日経平均がどうなっているかをもとに売買を行う商品です。日経平均以外は原油、金などが先物取引の代表的な例であると言えるでしょう。

利回り相場

最もポピュラーな日経平均先物を例として考えてみましょう。先物取引のリターンは個人の投資判断・経験がものを言い、上手くいけば年利で10%以上の投資利益を得ることも可能です。

しかし、何度もお伝えしているように、値動きが予想と逆にいけば10%資産を失う可能性もあります。そのため、初心者には不向きです。

デメリット

日経平均先物のデメリットは、レバレッジが大きいことです。株の信用取引がおよそレバレッジ3倍なのに比べ、日経平均先物は数十倍です。

見方を変えれば「投資効率が良い」とも言えますが、「損失リスクが高い」と言った方が適しているでしょう。

FX(為替取引)

世界には円を始めとして、米ドル、ユーロなどさまざまな通貨が存在します。各国金利が上昇するとその国の通貨が買われ、他の国の通貨は売られます。

こういった要因によって為替レートは刻一刻と変動しており、その為替差益を狙い通貨ペアを売買していくのがFXの特徴です。「今日のドル円は……」「今日のユーロ円は……」といった言葉をニュースで聞いたことがある方は少なくないでしょう。

利回り相場

先物取引と同じく、FXの利回りもかなり個人の力量に左右されます。かけるレバレッジや取引回数などにもよりますが年利数十%を見込むことは十分可能です。

デメリット

先物取引と同じく、レバレッジが非常に高いという点がデメリットです。

また、FXは一般的に株式や先物取引と比べ、難易度が非常に高いと言われています。そのため、勝ち続ける投資家は1割もいないと言われています

全世界の通貨が連動して動いているわけですから、マネーの動きも非常に大きくレートが乱高下することもあることが理由の一つでしょう。

株の信用取引

株の信用取引は、株式取引にレバレッジを取り入れたものであり、資金の3倍ほどの金額を売買することが可能になります。また信用取引では「空売り」を利用でき、売りから入って利益を出すことも可能です。

利回り相場

利回りは先物・FX同様に個人の裁量の占めるところが非常に大きいです。年利10%を狙える一方で、損失が生まれるリスクも同等に存在します。

デメリット

株信用取引の最大のデメリットは「空売り」です。空売りとは株を借りて価格が下がったときに返済して利益を出す方法ですが、損失の上限がないという天が大きなデメリットです。

また、信用取引を利用する個人投資家は非常に多いのですが、損失額も当然大きくなるため一発で資金を失ってしまうという例も枚挙にいとまがありません。あくまでも信用取引は中級者以上が扱うべきでしょう。

仮想通貨

近年流行しているのがビットコインをはじめとした仮想通貨です。Coincheck、Bitflyerなど国内取引所が有名になるにつれて日本人も続々と参入してきており、非常に注目度が高くなっています。

代表格であるビットコインはおよそ10ヶ月で4倍、リップルは1か月で10倍と高騰を見せるなど値動きは非常に荒いです

また、何か下げ材料があっても価格が戻り、さらに高値を追っていく強さがあります。

利回り相場

仮想通貨は先に挙げたビットコイン、リップル以外にも非常の多くの種類があり、どの通貨を選ぶか・どのタイミングで買うかによって利回りはさまざまです。「仮想通貨は中身のないバブル」と言われて久しいものの、価格は上昇し続けておりどこで天井をつけるのかは読みにくい状況だと言えます。

ただ、先に挙げたように上手くいけば短期間でかなりのリターンを得られる可能性もあり、妙味はあるでしょう

デメリット

仮想通貨の最大のデメリットは値動きが読みづらいところです。何となく「これから社会に広がっていくテクノロジーだから値上がりし続ける」という考え方をする人は多いですが、まだ信用性は低く中国や韓国では仮想通貨取引が規制されるという動きも見られます。

100万円を資産運用した際のシミュレーション

リスクとリターン別に資産運用の方法を解説してきました。実際に運用をしたとき、利回りの違いによって100万円の運用成果にどのような違いが現れるのか、シミュレーションして比較してみましょう。

以下のグラフは、100万円を20年にわたって投資した場合の資産の成長を表しています。利回りはリスク・リターン別に以下のとおり設定しました。

リスク・リターン利回り
ローリスク・ローリターン1%
ミドルリスク・ミドルリターン5%
ハイリスク・ハイリターン10%

20年間運用すると、100万円の元手を以下の金額まで増やすことができました。

リスク・リターン元本+利益利益
ローリスク・ローリターン122万円22万円
ミドルリスク・ミドルリターン265万円165万円
ハイリスク・ハイリターン673万円573万円

利回りの違いが利益の大小に大きく影響することがおわかりいただけると思います。利回り1パーセントと10パーセントとでは10倍の違いですが、利益は22万円と573万円で20倍以上の差が出ています。

投資で利益を増やしたいなら、利回りが高いハイリスク・ハイリターンな資産運用方法も取り入れていきたいところです。

しかし、利回りが高い方法は損をするリスクも大きいです。運用に回す余剰資金のうち、一部分に留めた方が良いでしょう

 

ローリスク・ローリターンやミドルリスク・ミドルリターンな方法も取り入れれば、利回りは下がりますが安定感は増します。100万円をできるだけ減らさずに増やしたいなら、ローリスク・ローリターンを中心に据えるのが良いでしょう。

おすすめの比率としては、例えば以下のようになるでしょう。ご自身に合ったスタンスで、投資商品を組み合わせていただければと思います。

リスク・リターン手堅く運用したい場合平均の成績を取りたい場合利益を追求したい場合
ローリスク・ローリターン620
ミドルリスク・ミドルリターン465
ハイリスク・ハイリターン025

100万円の資産運用にはNISAの利用がおすすめ

株式投資、投資信託などで得た利益には所得税がかかります。「せっかく利益を得たのに税金で持っていかれてしまうのか……」と考える方は多いでしょう。

ですが、「NISA」を利用すれば年間120万円の売買額まで非課税で投資を行うことができます。年間120万までの投資額、かつ銘柄を中長期で保有する場合は、NISAを利用することをおすすめします

 

これまではNISAも株式投資同様、自分で銘柄を選ぶ必要がありましたが2018年1月からは「つみたてNISA」という制度ができました。投資信託(ファンド)をこつこつと積み立てていくことが可能になっています。

 

非課税の恩恵はとても大きいので、株式投資をする場合ならNISA口座を開くことは必須だと言えます。

まとめ

100万円を資産運用する際のおすすめ金融商品を、リスク・リターン別に紹介しました。

特におすすめできるのは、「ミドルリスク・ミドルリターン」の株式、投資信託、ETFです。

「100万円を運用して増やす」という点では当然リスクがありますが、時間を費やせばリターンが返ってきやすいのがこれらの方法だと言えるでしょう。

「簡単にお金を増やす」ことはなかなか難しいことです。自分にあった投資手段を見つけ、「行動しながら勉強していく」ということが大事です

 

あわせて読みたい!

国内厳選の注目ファンド

【2021年度版】国内ヘッジファンドランキング

投資手法・手数料・最低金額を比較・分析。 注目の国内ファンドをランキング形式で紹介。