『ボーナスで資産運用』!あなたにピッタリの資産運用方法7選

サラリーマンや公務員の生活でいちばん嬉しいことは何でしょうか?

ボーナスをもらうこと、という人は多いかもしれません。

今から何を買おうかと心待ちにしている人もいると思います。

家具や家電、そして車の買い替え、趣味に旅行……考えるだけでも楽しいものです。

ですが、たまには趣向を変えて「増やしてみる」というのはどうでしょうか。

この記事を見つけてくださったということは、資産運用に何らかの関心をお持ちなのだと思います。

しかし、いざまとまったお金を運用してみようとすると、どう手をつけていいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

そんな人のために、ボーナスの100万円を投資することを想定した運用のコツと具体的な方法を紹介します。

リスクを取りたくないという人も、積極的に増やしたいという人も、自分に合った方法を探してみてください。

1、ボーナスで資産運用:初心者にもおすすめ!人気のファンドと投資会社4選

(1)アセットマネジメントOne 日経225ノーロードオープン

日経平均に連動する投資信託です。購入時と解約時の手数料はかかりません。

現在値 14,910円

出典:YAHOO!ファイナンス

(2)ひふみ投信

主に日本の成長株に投資する投資信託です。「守りながらふやす」をテーマに、堅実かつ成長性の高い運用を目指します。

現在値 44,733円

出典:YAHOO!ファイナンス

(3)ダイワ上場投信・TOPIX-17 エネルギー資源

上場しているエネルギー関連の会社で構成されたETFです。

1年騰落率          45.30%

現在値 17,990円

出展:モーニングスター

(4)投資会社JapanAct

JapanAct

投資会社Japan Actは、日本国内に拠点を置くアクティビストで今注目を集めています。

Japan Actの特徴は、アクティビスト投資と呼ばれる投資手法によって、中長期的に企業価値を向上させ、リターンを最大化させることです。

Japan Actは、本来の企業価値に対し、市場で過小評価をされている割安銘柄に投資をします。

投資先企業の経営陣との対話を重視した関係構築を図り、企業価値向上に向けた提言を行うことで経営改善を行います。企業本来の潜在的な価値を表面化させていくことで、本来の企業価値と市場評価との乖離を解消させて、リターンの最大化を目指します。

2、ボーナスで資産運用:複利の効果をバツグンに発揮する複利のちから

(1)複利運用とは

ボーナスの100万円を使ってしまえば当然なくなります。

しかし投資すれば増える可能性があります。

もし数年後、数十年後に「これくらいの資産を持っていたい」「こんな生活をしたい」という目標があるのであれば、投資でお金を増やすというのは有力な選択肢になるのではないでしょうか。

今は順調に給料から貯金しているという人も、いつまでも元気に働き続けられるとは限りません。

あるいは会社がなくなるかも。そのための備えをしておくことは大事なことです。

特に投資で得た利益を再び投資する「複利運用」を行えば、投資をする人としない人の差は数年後、数十年後に明確にあらわれます。

(2)72の法則

72の法則というのをご存知でしょうか?

投資で得た利益を再び投資する「複利運用」をしたときに、どれくらいの期間で資金が倍になるかを簡単に計算する方法です。

【72の法則】

72÷利回り=倍になる期間

例えば年間の利回りが6%の資産運用を複利で続けると、

72÷6=12

100万円が12年で200万円になるわけです。

利回りが24%なら3年間で倍になります。もしこれを続けられたら、30年後にはなんと1000倍になります。

平成最後のボーナスをその場限りの感性で使ってしまうのと、それを我慢して資産運用に回すのとでは、将来的に大きな差が出ることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

3、ボーナスで資産運用:リスクを分散させて成功!ポートフォリオ運用の基本

運用が上手くいけば、数年で複利の効果が実感できます。

ただしこれは安定的に増やせたときの話です。

長期的に考えると、資産運用は増やすことよりも減らさないことの方が重要です。

リターンつまり収益が大きく見込める投資は、そのぶん資産が減るリスクも大きいものです。

(1)ポートフォリオ運用と分散投資

ポートフォリオ運用という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

資産をいろいろな種類に分けて投資するということです。

また「分散投資」も耳にすることが多いと思います。

さまざまな投資先に資産を分けることで、大損するリスクを抑えることができます。

正しく行うとリスクあたりのリターンを増やすことができます。

資産運用のプロは、20世紀後半には体系化されたポートフォリオ理論の考え方を当たり前のように取り入れて行っています。

(2)コアサテライト戦略

もう一つ、コアサテライト戦略というものを覚えておきましょう。

これは比較的リスクをおさえた金融商品を投資先の中心に据え、全体の数%~1割といったお金をそのときどきのトレンドに合わせて投資することで、堅実さと大きな利益を同時に狙っていくという手法です。

全額を同じ商品に突っ込むのではなく、許容できるリスク、つまり減らしてもいい金額とのバランスを考えて配分するというのが、まとまったお金を運用するときのポイントです。

4、ボーナス資産運用:リスク別の運用方法7選

ポートフォリオ運用を行うにあたって、どのような運用方法があるのか説明します。

(1)ローリスク・ローリターンの運用方法

元本を割り込むことはほとんどない代わりに、利回りが非常に低いものです。

①預金

普通預金、定期預金、 ゆうちょ銀行の定額貯金や定期貯金など。定期預金のように満期を指定しておくものは、期間が長ければ長いほど金利が高くなります。

普通預金口座はほとんどの人が持っているはずです。

預金は元本が保証されており、金融機関が破綻した場合でも1000万円まで保護されます。

利率は期間の長い定期預金でも0.1%ほど。100万円を預けると年間1000円くらいが手に入ります。 72の法則で計算すると、倍の200万円になるまで720年かかることになります。

株式や投資信託を扱う証券会社に預けたお金は、預金ではなくMRFという投資信託の形で保有します。

利回りは普通預金よりも若干高いのが一般的です。

元本割れすることが全くないわけではありませんが、その可能性がほとんどゼロに近いほど安全性の高い商品で運用されています。

②国債

元本が保証されているわけではありませんが、ほとんど保証されている状態に近いといっても良いでしょう。

銀行や証券会社で買うことができ、固定金利の2年、3年、5年、10年もの、変動金利の10年ものがあります。

利率は定期預金と同程度。例えば2018年10月31日時点の変動金利10年の場合は0.09%です。

(2)ミドルリスク・ミドルリターン

ここから本格的に資産運用の話です。元本保証タイプの低い利回りでは我慢できないという方はこちらを検討してみましょう。

①投資信託・ファンド

ファンドは投資のプロにお金を預けて運用してもらうイメージです。

投資信託は法令に基づいた一定の形式を持つファンドです。

対面式の証券会社やインターネット証券、銀行などで買います。

ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、株式に投資せず比較的安全な債券で運用する公社債投資信託、原油や金などの価格に連動する商品ファンドなど、さまざまな種類の投資信託があります。

元本保証はされていませんが、その代わりに値上がり益が得られる可能性があります。

預金でいうところの金利にあたる収入は分配金と呼ばれます。

リスクとリターンは商品によってそれぞれです。

やはりリターンが高いほどリスク(価格変動性)も高いものです。

後述しますが、ファンドひとつでポートフォリオを組めるのは大きなメリットです。

ETFは証券取引所に上場されており、株式と同じように簡単に売買できます。

投資信託やETFのように、取引所や販売会社を通じて売り出す公募式だけでなく、投資家が運用会社に直接申し込む私募式のファンドもあります。

②株式投資

任天堂やトヨタなど、個別の株式に投資します。

価格の変動率が高いため、ハイリスクの金融商品として位置づける人もいます。

安全性を考えると、ひとつの銘柄だけを持つよりもポートフォリオ運用した方がよいでしょう。

10万円から買えるものもありますが、値がさ株と呼ばれるものは購入に100万円以上の資金が必要です。

さらにリスクとリターンを高めたい人は、信用取引口座を開設すると手持ち資金の約3倍までの取り引きができます。

取り引きを始めるにあたって、ネット証券であれば必要事項を記入するだけで簡単に口座開設を行うことが可能です。

今回は、証券会社2社を紹介します。

口座開設は、どこの会社も無料なので、取引ツールの使いやすさなど比較して選ぶのが良いでしょう。

SBI証券

ネット証券最大手のSBI証券最大のメリットはPTS(夜間取引)も可能な点が挙げられます。

通常株式の売買ができるのは平日9時~15時のみですが、PTSであれば17時~24時にも取引をすることができます。

更なるチャンスも広がります。

松井証券

 

松井証券の大きなメリットは手数料の安さです。

10万円以下の売買手数料が無料です。

初心者の方がはじめて売買するのにうってつけのサービスであると言えるでしょう。

(3)ハイリスク・ハイリターン

ポートフォリオの大部分を堅実に組めたら、一部はハイリスク・ハイリターンの商品に手を出してみるのも良いでしょう。

①仮想通貨

株式よりもさらに値動きが荒いのが仮想通貨です。

代表的な銘柄はビットコインやイーサリアム、リップルなどがあります。

取り引きするためにはまず、仮想通貨交換業者に口座を開くことから始めましょう。

購入後は自分でウォレットと呼ばれるコンピューター上の電子財布を作ってそこに送金することをおすすめします。ハッキングのリスクを防ぐためです。

Bitfyler

 

日本で非常にポピュラーな取引所です。

CMなどで目にした方も多いのではないでしょうか。仮想通貨の数は少ないですが、利便性に富んでいるのが特徴です。

LIQUID

セキュリティの高さに定評があります。独自の仮想通貨QASHも注目されています。

②FX

円やドルユーロなどの外国為替を取引します。

一般的に為替自体は株式ほど値動きの大きいものではありませんが、手持ち資金の最大25倍まで取引ができるので、使い方によってはハイリスク・ハイリターンとなります。

信用取引やFXのように自己資金の何倍ものお金を動かして投資することを「レバレッジをかける」と言います。

DMM.com

国内口座数第一位のDMMFXはツールも使いやすく、またデモ口座を開設できるので初心者の方にもおすすめです。

まずはデモ口座で数か月間ほど取引を試してみるのが良いでしょう。

YJFX

ヤフーグループが運営するYJFXはDMM同様スプレッド(実質的な手数料)が小さく、またサポートが充実しているのが大きな特徴です。

③先物・オプション取引

値動きの大きさ、レバレッジともに FX を上回るハイリスク・ハイリターンな金融商品です。

先物取引の対象は日経平均やTOPIXなどの株価指数であるのが一般的です。

またSBI証券など一部の証券会社では、個別株に連動した銘柄に少額から投資できるオプション取引であるeワラントも取り扱われています。

 

まとめ

いかがでしょうか。率直に書くと、ローリスク・ローリターンの商品は利回りが低すぎて、わざわざ運用するメリットがあまりありません。

ハイリスク・ハイリターンの商品はレバレッジのかけ方を間違えると、一瞬で資金を失うこともあります。

初心者は特にリスクを上げすぎることに注意しなければなりません。

そのためにはやはり異なる値動きの商品を組み合わせるポートフォリオ運用が不可欠です。

とはいえ適切なポートフォリオを組むためには専門的な知識が必要ですし、売買すること自体が煩わしいものです。

資産運用の経験が多くないが、長期で安定的に運用し、複利の効果を最大限利用して資産を大きく増やしたい、という人におすすめなのはファンド投資です。

投資信託やETF、 私募形式のファンドなどを1~数本持っていれば、上記の問題を解決できます。

1年働いたご褒美の冬のボーナスを使って、資産運用をはじめてみてはいかがでしょうか。

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