5000万円の資産運用とは?3つの投資タイプと運用方法8選

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5000万円の資産運用とは?3つの投資タイプと運用方法8選

資本が多くなればなるほど投資の選択肢は増えます。5000万円の投資資金があるなら、100万円しか資本がないときには選択できなかった方法で資産を運用することが可能です。

すでに5000万円の資産をお持ちの方、また、退職金や遺産などで5000万円の資産を達成できそうな方に、おすすめのプランを紹介します。投資タイプ別に開設するので、ぜひ参考にしてください。

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5000万円の資産運用を3つの投資タイプで選択

5000万円の資産運用を3つの投資タイプで選択

「5000万円の資産をどう運用するか」は自由です。5000万円を元手として積極的に増やしていくこともできますし、減らさない程度に運用するのも良いでしょう。もちろん、どんな投資でも必ずリスクがありますから、資産を減らしてしまう可能性も考えておかなくてはいけません。

また、「運用する」という選択肢を選ばないのも1つの方法です。すでに居住する不動産があり、老後資金も潤沢なら、旅行などの趣味に5000万円を使うこともできます。

しかし、お金を貯めるのには時間がかかりますが、なくなるときはあっという間です。できれば運用して少しでも増やすことを検討してみてはいかがでしょうか。ご自身の投資タイプを明確にし、資産運用を始めてみましょう。

  • 【積極型】1億円を目指して積極的に運用する
  • 【小遣い型】年に3~5%程度の収入が得られるように運用する
  • 【安定型】インフレによって目減りしない程度に運用する

【積極型】1億円を目指して積極的に運用する

積極型の運用に向いている方

  • 10数年以内にまとまったお金が必要になる予定がない方
  • 万が一のときのための預貯金が数百万円ほどある方

2倍の1億円を目指して積極的に運用したい方も多いのではないでしょうか。とはいえ高利回りを期待できる投資ほど、リスクが高く、読みが外れたときの損失が大きいものです。年10%を超えて運用するとリスクも高くなってくるので、できれば平均利回りは高くても年10%程度を想定し、10年ほどの年数をかけて1億円に増やしていくようにしましょう。

また、運用中は投資資金を自由に動かせないことにも注意が必要です。例えばリフォームや学資などでまとまった資金が必要になったときは、運用中の5000万円ではなく他の預貯金等でまかなう必要があります。

以下の表からも分かるとおり、年6%の利回りで運用するならば、1億円を達成するまでに12年はかかります。そのため、1億円を目指す積極的運用は、10数年以内にまとまったお金が必要になる予定がない方、できれば万が一のときのための預貯金が数百万円ほどある方に適した投資タイプと言えるでしょう。

5000万円が1億円になるまでの時間
運用利回り 年数
年10% 8年
年9% 9年
年8% 10年
年7% 11年
年6% 12年

参考:野村証券「マネーシミュレーターみらい電卓」

【小遣い型】年に3~5%程度の収入が得られるように運用する

小遣い型の運用に向いている方

  • 定年後などで収入が減っている方
  • 普段のお小遣いが不足している方
  • 住宅購入などのためにまとまった資金を残しておきたい方

資産を運用するということは、一定のテンポで資産が増えていくということではありません。例えば5000万円を年8%の利回りで運用すれば、理論的には10年後には1億円の資産が形成されていることになりますが、1年に500万円ずつ増えるわけではありません。

利益を再投資に組み込むことによる複利効果も計算した上での「1億円」なので、運用中は資金を取り崩さないようにする必要があるのです。

10数年後に1億円を受け取りたいのなら【積極型】の運用がおすすめですが、今すぐ運用によって得られた利益を使いたい方や定期的にお小遣い稼ぎをしたい方には向きません。年に150万円~250万円程度(5000万円の3~5%)の安定した収入を得たい方は、後で紹介する【小遣い型】で運用しましょう。

【小遣い型】の運用は、特に定年後などで収入が減っている方や、普段のお小遣いが不足している方におすすめです。元手となる5000万円の資産を取り崩さずに利益を得られるので、住宅購入などのためにまとまった資金を残しておきたい方にも適しています。

【安定型】インフレに目減りしない程度に運用する

安定型の運用に向いている方

  • 資産を次世代に残したい方
  • すでに不動産等の資産を保有している方
  • 投資が不安な方

日本では普通預金は超低金利のため、5000万円あっても1年で受け取れるのは400円ほど(年0.001%で計算。税引き後)。銀行に預けておくだけでは、インフレによって目減りする貨幣価値のほうが大きく、損をしていることになります。

2010年以降のインフレ率は年0.5~1.5%なので、年2%ほどの利回りを目指して5000万円を運用するなら、インフレによる目減りを回避することができます。資産を次世代に残したい方、すでに不動産等の資産を保有している方なら、ハイリスクな高利回りの投資に挑戦するのではなく、【安定型】で堅実に資産を守っていきましょう。

また、投資が不安な方にも、【安定型】の運用がおすすめです。【安定型】の資産運用は、基本的には放置しておくだけのタイプも多いので、手間をかけずに資産運用ができます。

参考:日本銀行「わが国の経済・物価情勢と金融政策 図表12需給ギャップと予想物価上昇率」

タイプ別に運用方法を紹介!積極型編

タイプ別に運用方法を紹介!積極型編

では、投資タイプ別に具体的な運用方法を紹介していきます。

まずは積極型の運用ですが、当然のことではありますが、積極的に利益は追求するもののリスクはできるだけ抑えることが基本となります。

そのため、どんなに高利回りの魅力的な投資商品であっても全額を投入するのではなく、必ず分散投資を実施してください。5000万円全額を1つの株式に投資したり、特定の投資信託ファンドを購入したりするのはNGです。おすすめの運用プランを3つ紹介します。

方法1:ヘッジファンドで運用する

ヘッジファンドとは、まとまった資金を保有する方専用の資産運用会社のことです。富裕層向きのサービスを提供しており、最低投資資金が1000万円以上であることが多く、5000万円を運用するのも可能です。

海外のヘッジファンドは最低投資資金が1億円程度以上となっていることが一般的ですが、日本のヘッジファンドなら低いハードルで利用できます。資金をやり取りする際の為替リスクもないことも、日本のヘッジファンドの強みと言えます。

運用コストはかかるものの年6~10%の高利回りでの運用を期待できる点が魅力です。なお、ヘッドファンドでは分散投資をしてくれるので、5000万円全額を預けることもできるでしょう。運用会社に対して不安がある場合は、2つ以上のヘッジファンドに分けてみることもおすすめです。

Japan Act

Japan Actは国内でアクティビスト投資を専門に行うヘッジファンドです。アクティビスト投資とは株主として積極的に経営に関わっていく投資スタイルのことで、単に株式を長期保有するよりも短期間で高利益を期待できます。

また、実際の価値よりも低く評価されている株式に注目するバリュー投資を積極的に行うことや、時価総額が低めの小規模企業もターゲットに含めることなども、Japan Actの特徴です。1000万円以上から預けることができるので、まずは問い合わせてみましょう。

Japan Act公式サイト

ヘッジファンド証券

ヘッジファンド証券株式会社は、市場に中立な立場を取り、投資家に安定的な収益を提供していくことを目指すヘッジファンドです。ヘッジファンドにお金を預けると換金の手間がかかることも多いのですが、こちらの会社ではインターネット取引がメインなので、換金はもちろん購入もスピーディに対応できます。

また、預けた資産を「顧客分別金」として日証金信託銀行に預託しているため、万が一のときにも安心です。預入資金はJapan Actと同様、1000万円以上です。問い合わせ用のフォームや電話で質問できるので、まずは気軽に尋ねてみましょう。

ヘッジファンド証券公式サイト

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方法2:ロボアドバイザーで運用する

ヘッジファンドは高利回りで運用している点が最大の魅力ですが、インターネット上の情報が少なく取り組みにくいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、専門のファンドマネージャーが資産を運用するため、手数料が比較的高い(管理手数料が預かり資産の2%、成功報酬が利益の20%程度)点が気になる方も多いでしょう。

そのような方には、投資一任型のロボアドバイザーで資産運用してみることをおすすめします。ロボアドバイザーなら途中で投資内容をチェックしやすく、透明性が高い点も高評価です。また、運用手数料は預かり資産に対して年0.5~1.0%程度で、成功報酬は不要であるケースが多いのです。

WealthNavi(ウェルスナビ)

ヘッジファンドでは高利回りを追求するために独自の投資手法で運用しますが、AIの技術を投資に活かすロボアドバイザーでは最大公約数的な王道の手法で運用していくことが多いです。預かり資産2700億円超、口座数32万超(2020年8月4日時点)のWealthNavi(ウェルスナビ)も、例にもれず、長期・積立・分散の王道手法で資産運用をしています。

利用者は開始時にリスク許容度を5段階で選びますが、資金入金後はすべてロボアドバイザーにお任せで完全に放置できるので、投資初心者にも利用しやすいのではないでしょうか。なお、手数料は預かり資産に対して年1.0%で、3000万円以上を超えた資産に関しては年0.5%です。5000万円なら年0.8%の低い手数料で管理・運用を任せられます。

WealthNavi公式サイト

THEO(テオ)

THEO(テオ)もAIを活用してバランスの取れた投資を実践する一任型ロボアドバイザーです。値上がり益重視型と安定性重視型、インフレ対策重視型の3種類のポートフォリオを組み合わせ、ローリスクを維持しつつ利益を目指します。

2007年の開始以来、年8.4%のリターンを実現していますので、積極的な運用タイプの方にもおすすめです。なお、手数料は年0.65~1.0%と低く(3000万円を越えた預かり資産に関しては年0.5%)、投資コストを抑えることができます。ちなみに5000万円を預けたときの手数料は年0.56%です。

THEO公式サイト

方法3:1000~1500万円を債券に残りをヘッジファンド等にお任せ

高利回りを期待するなら、ヘッジファンドやロボアドバイザーなどに任せてしまうのも良い方法です。しかし、公表されている利回りはいずれも過去の実績のため、今後、投資成績が下がることや元本割れする可能性もないわけではありません。

万が一のリスクも考えておきたい方は、2~3割の資金を国債などの債券で手堅く抑え、残りをヘッジファンドやロボアドバイザーで高利回りの運用を目指してみてはいかがでしょうか。債券は基本的に元本割れがないので、ヘッジファンド自体が破産したときでも資産を確保することができます。

ただし、ハイリスクで運用する資金が減る分、1億円を到達するまでの時間が長くかかってしまう点に注意してください。運用する5000万円以外に手元に余剰資金があり、なおかつ退職までに10年以上あるような時間的余裕がある方には特におすすめのプランです。

タイプ別に運用方法を紹介!小遣い型編

タイプ別に運用方法を紹介!小遣い型編

ヘッジファンドやロボアドバイザーで得られる利益は基本的にはキャピタルゲイン。つまり、売却しないと入手できない利益です。資産を増やすには良い方法ですが、コンスタントにお小遣いが欲しい方には不向きな運用方法です。

年に数回あるいは毎月定期的に収入を得たい方は、次の2つの方法で運用してみてはいかがでしょうか。いずれも売却せずに得られるインカムゲインがある投資なので、元本を崩さず収入を得られます。

方法4:不動産投資

資産を崩さず定期的な収入を得られる方法として「不動産投資」を挙げられます。単身者用アパートを1棟買いすることで、家賃収入をコンスタントに得ることを検討してみてはいかがでしょうか。

新築アパート1棟を5000万円で買うことは難しいですが、銀行からの借入れを組み合わせれば実現可能です。具体的に以下の物件でシミュレーションしてみましょう。

小規模アパートの経営

物件1:八王子市の学生用アパート

  • 木造未完成 建物面積198.97平米 敷地面積242.95平米
  • 8戸 (ワンルーム8戸)
  • 販売価格8,220万円 入居率100%のときの年間収入576万円

参考:goo住宅・不動産

すでに5000万円の手持ち資金があれば、3220万円のみ借りることになります。固定10年で年0.74%の住宅ローンで借り、年間の諸経費(建物管理費や固定資産税など。家賃収入の10~20%が一般的とされる)が家賃収入の15%程度かかったとしましょう。

毎月の住宅ローン返済額 278,467円(年間3,341,604円)
年間諸経費 864,000円
住宅ローン返済中の利回り※1 年3.10%
住宅ローン返済後の利回り※2 年9.79%(入居率が75%では年6.91%)

※1:(家賃収入-年間諸経費-ローン返済額)÷自己資金で算出

※2:(家賃収入-年間諸経費)÷自己資金で算出

今は借入金利も低いので、銀行に返済しながらでも年に3%ほどの利益を上げることもできます。完済後はさらに利回りも高くなるので、入居率が下がったとしても年7%程度の利回りを期待できます。

小規模マンションの経営

物件2:足立区の単身者用マンション

  • RC新築 建物面積186.93平米 敷地面積103.06平米
  • 9戸 (1K 9戸)
  • 販売価格16,600万円 入居率100%のときの年間収入835万円

参考:goo住宅・不動産

5000万円を頭金として19,340万円を借りることになります。固定20年で年0.74%の住宅ローンを利用し、年間の諸経費が家賃収入の15%程度かかったとしましょう。

毎月の住宅ローン返済額 520,131円(年間6,241,572円)
年間諸経費 1,252,500円
住宅ローン返済中の利回り※1 年1.71%
住宅ローン返済後の利回り※2 年14.20%(入居率が67%では年8.68%)

※1:(家賃収入-年間諸経費-ローン返済額)÷自己資金で算出

※2:(家賃収入-年間諸経費)÷自己資金で算出

小規模アパートと比べると物件価格が高額なため、借入額も高くなります。20年で完済しようとすると毎月の収入のほとんどをローン返済に充当しなくてはならないため、返済中は入居率100%でも年1.71%の利回りしか期待できません。しかし、完済後は利回りが一気に高くなり、入居率が100%なら年14.20%、67%(9戸中6戸のみ入居)でも年8.68%の高利回りを期待できます。

方法5:株式の配当金

不動産投資は月々現金が入ってくる点が魅力ですが、管理・維持に手間や時間がかかることや、入居率に頭を悩ませることが気になる方もいるのではないでしょうか。

そのような方には株式投資をおすすめします。株式投資は株価が高額になったときに売却することでも利益を得られますが、単に保有することでも年に1、2回は配当金による利益を得られます。

株式の平均利回りは東証一部上場で年2.08%、東証二部上場で年2.24%(いずれも2020年7月時点)です。少し利回りが高めの株式に投資すれば、年3~5%程度の収入をコンスタントに得ることができるでしょう。

参考:JPX日本証券所グループ「株式平均利回り(2020年7月)」

ソフトバンク<9434>

ソフトバンク

出典:松井証券「ソフトバンク株価」

ソフトバンクでは、2020年8月13日時点、年5.81%の高配当が予想されています。東証一部上場の平均と比べても2倍以上の高利回りなので、配当金目当てで投資をするのもおすすめです。

予想外に株価が上昇したときは株式を売却し、資本を増やすこともできます。上昇した分だけ売却するなら、元本を残したまま年250万円程度の利益を得ることも可能です。なお、出典部分のリンクをクリックすると、最新の予想配当利回りをチェックすることができます。

出光興産<5019>

出光興産<5019>

出典:松井証券「出光興産株価」

出光興産も予想利回りが年5.09%(2020年8月13日時点)の高配当株式です。コロナショックを受け、株価が下落傾向にあるので、キャピタルゲイン目的で購入することもできるでしょう。

最新の株価・予想利回りに関しては、出典のリンク部分をクリックして確認してください。なお、株価は家賃と比べて激しく高騰・急落する恐れがあるので、5000万円の資産を特定株式に集中させるのではなく、必ず1000万円×5程度に分散しておきましょう。

タイプ別に運用方法を紹介!安定型編

タイプ別に運用方法を紹介!安定型編

5000万円の資産価値を落とさない程度、インフレ率を考慮して年に0.5~1.5%程度の利益を得たい方には安定型の資産運用プランがおすすめです。

普通預金(税引き後:約年0.0008%)や、定期預金(税引き後:約年0.008%)に預けるだけでは資産価値は下がる一方なので、預金以外の運用を検討する必要があります。

方法6:国債と投資信託

預金以外で安定性が高い運用と言えば、「国債」を思い浮かべるのではないでしょうか。確かに国債は預金と同様、元本割れがなく、なおかつ預金金利よりは高金利です。

しかし、あくまでも「預金と比べて高金利」というだけで実際の金利は低く、インフレ率以下です。例えば2020年8月17日発行の第112回固定5年債では年0.0398425%(税引き後)で、定期預金の5倍程度の利息はあるものの、インフレ率よりはるかに低く、全額を国債に投資するのはおすすめできません。

安定性を保ちながらインフレ率以上の利回りを期待するために、国債に50%、残りの50%はインデックス型の投資信託に預けるプランをおすすめします。インデックス型は株価指数に連動するため、投資信託の中では比較的ローリスクです。

財務省「固定5年発行条件」

参考:財務省「固定5年発行条件」

方法7:国債と株式

国債と株式

国債に50%、残りの50%は配当利回りが年2~4%の株式に投資するのもおすすめの方法です。トータルの利回りは年1~2%になりますが、元本割れしない資産が半分あるという安心感を得られます。

ただし、株式1銘柄に50%の資産を投入するのはハイリスクです。500万円×5銘柄程度に分散させ、株価変動のリスクに備えるようにしましょう。

また、投資信託は複数の株式を組み合わせているため1つの銘柄でも分散投資ができると言われていますが、実際のところは高騰・急落のリスクがあり、決して株式よりもローリスクな投資ではありません。投資信託に資産を投入するときも、株式と同様、500万円×5銘柄程度に分散させるようにしてください。

方法8:国債と外貨預金、ロボアドバイザーを組み合わせる

国債と外貨預金、ロボアドバイザーを組み合わせる

国債を50%、外貨預金を10%、ロボアドバイザーを40%組み合わせるのもおすすめです。外貨預金は円安方向に為替が動けば大きなリターンを期待できますが、ハイリスクでもあるので、国債で安定性をある程度確保した上で運用してください。

また、投資一任型のロボアドバイザーはヘッジファンドよりも手数料が低いので、2000万円(40%)の資産を効率よく運用できるでしょう。

5000万円の運用で注意したい3つのこと

5000万円の運用で注意したい3つのこと

5000万円の資産を運用していく上で、注意すべきポイントを3つ紹介します。

投資タイプに関わらず押さえておくべきポイントなので、必ずご覧に

なってから運用を開始してください。

5000万円を運用する際の注意点

  1. 割合ではなく金額を意識する
  2. リスクを減らす工夫をする
  3. 預けた後もこまめにチェックする

1:割合ではなく金額を意識する

50万円は大金です。テーブルに置いた50万円がなくなっていたら、だれしも必死になって探すのではないでしょうか。

一方、5000万円の資産においては、50万円はわずか1%にすぎません。損をしても「1%くらいなら仕方ないか」と思ってしまう可能性もあるでしょう。

とはいえ、50万円という価値に変わりはなく、本来ならば必死になって取り戻さなくてはならない金額です。大金を運用しているとついお金に関しての感覚が鈍ってしまうので、常に割合(%)ではなく金額を意識するようにしてください。

2:リスクを減らす工夫をする

投資にはリスクがあります。しかし、リスクを恐れるあまり預金や国債に全額を投入してしまうと、今度は「利回りがインフレ率よりも下回る」というデメリットがあります。

5000万円を賢く運用するためにも、リスクを完全に避けようとするのではなく、リスクを減らすように工夫をしてください。

例えば外貨預金のようにハイリスクな投資を行うときは、投入金額を減らし、国債を組み合わせて元本をある程度維持できるようにします。また、投資信託や株式を運用する場合も、複数のファンドに資産を分散させてリスク軽減を図ります。

3:預けた後もこまめにチェックする

ヘッジファンドやロボアドバイザーは、最初に資金を投入すれば後は完全にお任せしてしまえる仕組みになっています。

しかし、絶対に儲かる投資がないのと同様、ヘッジファンドやロボアドバイザーも絶対安心とは言えません。必ずこまめに資産報告書をチェックし、適切に運用されているのかチェックするようにしてください。

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資産を銀行に預けているだけではインフレ率以下の金利しかつかないため、結局目減りしてしまいます。ご自身の運用タイプを3つの中から1つに定め、賢く運用していきましょう。

まとめ

  • 預金や国債だけで運用していると、インフレ率以下の利回りのため、資産が目減りしてしまう
  • インフレ率以上の利回りを得るためには、ある程度のリスクは許容しなくてはいけない。リスクを回避するのではなく、リスク軽減に努めて資産を運用する
  • 投資タイプを定め、ヘッジファンドやロボアドバイザーなどの一任型サービスを活用するときも、こまめに運用成績をチェックする
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